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日々雑感

1万円フルートってどうなんでしょうね

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これも日々雑感の記事ですので、期待なさらないでください(笑)。凡そスクールバンドとは関係ない話でもあります。

「1万円台のフルートはどうなんですか?」という質問がよくあります。なんと言っても国産フルートは高いですから、これからフルートを趣味で始めようという人には、1万円台のフルートは魅力です。しかし、インターネットには、この手のフルートの論評がたくさんありますが、良い評価は少ないです。親しい楽器屋さんも、「品質は国産のものの方が遥かに良い」ということでした。

私は、ディスカウントショップで、この手のフルートを見たことがあります(吹かせてはもらえませんでした)。新品でしたので、ぱっと見た目は、日本のメーカーの普及品クラスのフルート(8万円前後)とそんなに変わりはありませんでした。しかし、よく見るとキーの作り(Aisレバーや足部管のEs・Cis・Cキーの作り)が、かなり雑でした。これだとキー操作はやりにくいと思ったものです。キーカップは機械で作りますから良いのですがキーパイプへの取り付けが雑でしたし、タンポの組み付けも不正確でした。それにトーンホールの位置をよく見ると、これでいいのかなという位置にありました。これでまともな音が出るとは思えませんでした。

私が買ったフルートなので正直に書きますが、ヤマハYFL281は、買って半年でCisキーとFisキーの連結部にガタが来ました。普及品モデルはパーツの工作精度が低いのです。日本のメーカーのフルートと言っても、部品のほとんどは台湾・中国製ですから、あまり変わらないわけです。フェルトが曲がって着いていたり、割と雑な作りでした。ただ、タンポの組み付けは、1万円フルートよりは、もうちょっとマシでした。8万円程度の日本のフルートでも、この程度の作りです。楽器店では、このクラスのフルートは使い倒して、新品のフルートに買い替えることを勧めていますが、ごもっともというところです。

では何が日本のメーカーのアドバンテージなのかというと、フルートの設計が新しいのです。ヤマハやパールは、上級モデルと同じ設計のフルートを作っています。材質と工作精度・人件費でコストカットをしているだけなのです。私のYFL281はパールの技術者さん(エプロンおじさん)に再調整してもらってから、とても良くなりました。パールの宣伝をするようですが、パールのプレストというモデルは、キ―メカニズムにコストダウンの跡が見られるものの、Cisキーの設計はヤマハより一歩上です。ドローンでよくこういうトーンホールが作れるなーと感心します。

もうひとつ、違いがあると思われるのがメッキの技術です。日本も20年位前までの楽器のメッキは割と剥がれやすかったのです。1万円フルートの中には、そのレベルのメッキをしている可能性があります。今の日本の技術だと、まず剥がれません。メッキのこともそうですが、工作精度を考えても1万円台のフルートは玉石混交です。出来の良いフルートもあるかも知れませんが、新品なのに音もまともに出ないものもあるようです。

最近、「最初に吹くフルートの質によって、その人の上達の度合いが異なる」ことを感じています。フルートを吹いたことがない人が、この手のフルートを買うと、吹き手が悪くて音が出ないのか、楽器が悪くて音が出ないのか、全く判断ができません。それに吹けるようになっても、吹き方に変なクセがついてしまうようです。最初が肝心です。「弘法は筆を選ばず」ですが、フルート初心者は、弘法ではないので、最初は質の良い楽器を買った方が良いと思います。そのうちにフルートの弘法大師が、1万円台のフルートを進化させ、品質を安定させてくれるでしょう。
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~ Comment ~

NoTitle 

体調はいかがですか?

初めて手にした楽器は中古の日管のFL-21でした。
1万円とは言いませんが、楽器専門店の中古であれば、それなりに使えるものが比較的安価にあると思うので、ある程度やるつもりであればそちらのほうが絶対にいいと...(私見^^)。

小学校の時に親父にFluteがほしいとねだった時に、自分ではそれこそ某メーカーの超激安楽器を考えていたのですが、新橋の中古屋に連れて行かれ、何本かあった内の1本を...
選んだ根拠はないのですが、なぜかそれにハマりました^^

長文ごめんなさい。
でも、少なくとも国産の楽器メーカー製にしておいたほうが...
というのが私のいけんで~す^^

Re: NoTitle 

ふえふきどじさん

> 体調はいかがですか?

ご心配かけて申し訳ありません。インフルエンザではなく、どうも今までの疲れが出てしまったみたいです(緊張感が無くなったからかも)。昨日、カミさんにつきあって買い物に出かけたのですが、途中で気持ち悪くなり、家に帰って寝てました。睡眠時間は十分なので、こんな時間にPCだけはいじっているわけです(笑)


> 少なくとも国産の楽器メーカー製にしておいたほうが...
> というのが私のいけんで~す^^

長文はノープロブレムです。はい。私も同感です。私が親に買ってもらった最初の楽器は、二万円弱の激安トランペットでした。今から思うとヤマハのいちばん安いトランペットを買ってもらえば良かったかなと思ってますが、親におねだりしたいという甘えと、経済的な負担をかけさせたくないという気持ちと両方あったような気がします。でも結局、そのトランペットはあまり吹かなくて、1年も経たないうちにアルバイトして貯めたお金でゲッツェンのトランペットを買いました。激安楽器って高くつくな~と今でも思ってます。

良い楽器はいつまで経っても良い気がします 

またコメント失礼します。

私が最初に吹いたフルートは、学校の備品でしたがムラマツの古いフルートでした(確か当時から数えて20年以上前のものだったようです)。Low-C,Cisが殆ど鳴らないという変な特徴はありましたが、鳴りがよく自分の楽器購入まで約半年でしたが別に音自体に不満を感じた記憶はありませんでした。
今も学校に残ってるかはわかりませんが、いい楽器だったのだろうと思います。

良い楽器は、時を経ても良い楽器なのだなと思います。
逆を言えば、あまりよくない楽器というのはどんなに頑張ってもあまりよくない楽器になってしまうのではないかと思います。

だから、たまにフルートをやってみたいと言ってきた方にはいい楽器を選べる方と一緒に行ってくださいと言うようにしてます。

Re: 良い楽器はいつまで経っても良い気がします 

レティさん

コメント大歓迎です。ありがとうございます。

> 私が最初に吹いたフルートは、学校の備品でしたがムラマツの古いフルートでした(確か当時から数えて20年以上前のものだったようです)。Low-C,Cisが殆ど鳴らないという変な特徴はありましたが、鳴りがよく自分の楽器購入まで約半年でしたが別に音自体に不満を感じた記憶はありませんでした。

Low-C,Cisが鳴らないというのは、キーの調整が不完全でない限り、かなり前のムラマツですね。村松孝一さんがフルートを作り始めた当初、どうしても低音が鳴らなくて外国製のフルートを輪切りにして研究したなんていうエピソードを聞いたことがあります。

私が最初に買ったムラマツ(なんと言っても刻印にTOKYOとありました)も今の楽器に比べると、低音は貧弱な音しか出なかった記憶があります。別の記事に書いたことではありますが、でもムラマツを吹くのが楽しかったです。作った人の情熱が感じられたからでしょう。今のムラマツは楽器の完成度は昔と比べようもないほど素晴らしいのですが、逆に昔のムラマツの良さは無くなったかもしれません。

よくない楽器は、どうがんばってもよくないですよね。この記事で書いた激安フルートなどは、見ただけで良いとは言い難いものがあります。
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