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 ←中5日のコンディション作りは難しいな~2/4バンドの練習 →管楽器の変え指(変えポジション)はどう使う?
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吹奏楽合奏理論

寒い中での演奏で気をつけなければいけないこと

 ←中5日のコンディション作りは難しいな~2/4バンドの練習 →管楽器の変え指(変えポジション)はどう使う?
 私には、今月は学校の体育館を会場にして、2回演奏する機会があります。1回目は2/2の予餞会でした。寒い中で良い演奏をするためには、どうしたらいいかを子供たちに教えました。3学期の始業式の演奏が良くなかったのも、それを知らなかったためだと思われました。

 寒い中でいい演奏をするためには、寒い中で練習するのに限ります。寒いと楽器の反応がどうなるのか、何に気をつけなければならないのかが、わかってきます。普段は暖房の効いた中で練習していて、本番だけ寒い中での演奏では、音がまともに出るはずがありません。

 まず、気をつけなければならないのが、鍵盤打楽器(グロッケン・シロフォン・マリンバ等)のピッチが、どう変化するかです。
マリンバ等は夏と冬とでピッチの調整が出来るようになっていたりしますが、それでも限界があります。鍵盤打楽器はピッチの調整が出来ないのだから、管楽器の方で合わせるしかありません。鍵盤打楽器は442Hzで調律されていますが、いつも442Hzとは限らないんですよ。木で出来ているクラリネット等の木管楽器もピッチが上がりにくいのです。無理やり口を締めてピッチを上げると、奏法に悪い影響を与えます。442Hzにこだわらず、クラリネットとマリンバのピッチに他の楽器が合わせるようなした方が、寒い中では有効だと思います。

 次に気をつけなければならないのが、なるべく楽器を冷やさないようにすることです。
気温の低い中で楽器をむき出しのままで置いておくと、キンキンに冷えてしまいます。こうなったら、まず簡単には温まりません。楽器が温まらなかったら、ピッチが低いどころか、まともに音も出なかったりします。木で出来た楽器は下手をすると割れたりします。持ち運びはケースに入れたまま運んで、楽器を組んだら、定期的に息を入れて、楽器が冷えないようにします。息を不用意に入れると、管の中で結露したりしますので、気をつけます。楽器を置く場合も床に直接置くのではなくて、毛布等を敷いた上に置いたりすると、それだけでも違います。

 楽器に息を吹き込んで温めるのは有効ですが、気をつけないと結露して管の中がびしょびしょになってしまいます。マウスピース付近は、すぐに温まりますが、管の先の部分(ベルの部分・フルートなら足部管)がなかなか温まりません。この部分が冷えたままだと、良い音は出ないのです。フルートの場合は足部管の方から息を吹き込んで温めます。私の経験から言っても、これをするとしないとでは、ずいぶん音が違います。金管楽器等は体温で温めるか毛布等を巻いて冷えないようにします。バスクラリネット等はベルの部分が金属で出来ていますが、木で出来ている本体部分は冷やさないように気をつけていても、ベルまで気を使っていないことが多いようです。もちろん管を温めようとして、ストーブの温風に楽器を当てるなんてことは、トンデモナイことです。

 もうひとつ気をつけたいのが、奏者の側でも体を冷やさないようにすることです。
管楽器奏者にとって、唇のコンディションが悪いと、てきめんに音も悪くなります。木管楽器奏者の指先が冷えていたら、まともに指が動かないでしょう。冬場は厚着をするんですが、奏者にとって、手袋とマフラー、マスク(唇の保温用)は必需品です。

 秋も深まった頃から冬場にかけて行われるアンサンブルコンテストは、このコンディション作りが演奏の成否を分けると言っても過言ではありません。良い演奏をするところは、しっかりとその準備を行っています。ホール外・楽器置き場・チューニング部屋・本番のステージと、その移動空間でそれぞれ温度が違いますから、それをうっかりすると、本番で全く音が合わないということが起こります。それだけでなく、楽器がちゃんと鳴ってくれなかったり…、いいことありません。

 冬場のステージは、18℃が暖房の目安になっています。普段の練習も温度を18℃に設定した中で、練習しておくのは、当然のことですが、本番が体育館の場合は10℃位のことも珍しくありません。そうしたら10℃の気温の中で練習しておかないといけないんですよね。いや、これが寒くて寒くて…。

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~ Comment ~

 

初めてフルートを人前で演奏したのは、1月のことでした。マイクセッティングをして、リハーサルをやっている間、会場は暖房が入っていなくてとても寒かったんです。フルートの音程も低くてどうしようもないので、頭部管をめいっぱい押し込みました。
ところが、いざ本番となったら、暖房が入っていて暖かい。しかし頭部管のことはすっかり失念していて、そのまま吹いてしまいました。
音程が高いったらありゃしない。後で録音を聞いて、愕然としました。ケーナやサンポーニャも気温で音程が変わりますが、やはり金属製の楽器の方がその傾向が著しいように感じます。あとは、弦楽器も敏感ですね。

Re: タイトルなし 

inti-solさん

 リハーサルの間は暖房が入っていなくて、本番は暖房が入っているというのは、フルートにとっては、とても困りますよね。私も冬場での本番は、こういう失敗の一つや二つはあります。特に慣れていない楽器の場合は、特にそうですね。慣れた楽器だとその時の気温で頭部管をどのくらい抜けばいいか、音を出さなくてもわかりますから。

 金属製の楽器の方が温度には敏感ですよね。弦楽器がデリケートなのは、弦がスティール製だからでしょうか?

おはようございます[e:44] 

コメントへの質問です。

使い慣れたフルートだと、その日の気温で、どのくらい頭部菅を抜くのか、わかっちゃうんですか?

弦楽器の場合 

もちろん、金属弦はナイロン弦より、さらに気温変化にたいしてシビアですが、ナイロン弦でも管楽器よりはキツイかなと思います。弦はわずかの張力の変化でも音程が変わりますから。あと、特に複弦(1コースに2本以上の弦が張ってある)楽器。チャランゴ、マンドリン、12弦ギターなどですが、これは大変です。私は12弦のマンドリン(1コース3本ずつで4コース)を持っていますけど、これは、気温変化なんかなくても、調弦をあわせるのは一苦労です。

Re: おはようございます 

よっちゃんさん

> 使い慣れたフルートだと、その日の気温で、どのくらい頭部菅を抜くのか、わかっちゃうんですか?

 はい。私とアルタスの場合だと442Hzでチューニングすると、25℃位で5ミリ、28℃だと7ミリ、18℃だと3ミリ程です。ただ他の楽器との関係で多少変わります。そういう時は口で合わせておいて、その分を後で抜き差し管で調整します。

Re: 弦楽器の場合 

inti-solさん

 確かに弦楽器の調弦は大変ですね。この間聞きに行ったコンサートでアルバの演奏を聞きましたが、みるみる狂っていましたねえ。曲が終わる度に調弦をやり直してました。

 ただ、弦のピッチが少々狂っても、音楽は楽しめました。これも不思議なもんです。
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