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フルート全般

もしかすると総洋銀フルートって難しいのかもしれない

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長ったらしいタイトルですが、正確に言うと「頭部管が総洋銀製(リップ・ライザーも含めて)のフルートは良い音色を出すのが難しいのかもしれない」ということです(長すぎ…)。総洋銀製のフルートは割安で、初心者が吹くことが多いため、音が出やすくなっています。これは主に歌口のカットによるものだと思われます。弱い息でも鳴るように作ってあるフルートが多いのです。

私がレストアしたヤマハYFL211(総洋銀製)は、弱い息でも鳴るのですが、良い音色を出そうとすると途端に難しくなります。標準で着いているCY頭部管がそういう性格なのです。同じCY頭部管でも銀製になると、良い音色が出しやすくなるのです。昔は銀の方が良い音色を持っていると思っていたのですが、そうではなく、洋銀でも良い音色が出せるのですが、銀よりも難しいということなのではないかと思うようになりました。(ということは、総洋銀フルートでも良い音色が出せるようになったということなんですけどね。手前ミソで申し訳ありません)

では、ボディまで銀製にするのは無駄なのでしょうか?総銀にするとフルートがだいぶ重たくなります。重たくなる分、鳴らしにくくなります。総銀フルートが上級者向けといわれる所以です。ボディは音色に影響があるというよりも、トーンホールの工作精度が問題なのです。硬い洋銀よりは柔らかい銀の方が高い精度でトーンホールを作れます。特に引き上げトーンホールはその差が大きいのです。ハンダ付けトーンホールを洋銀で作ったらコストが上がり過ぎて現実的ではありませんので、ここでは論じません。

この引き上げトーンホールの工作精度がもっとも高いのがムラマツです。総銀フルートは言うに及ばず、ボディが洋銀製のEXのトーンホールは、ハンドメイドクラスの精度があります。スクールバンド向きではありませんが、頭部管銀モデルを一生使うなら、ムラマツEXがお勧めです。もっともEXはコストがかかるので、メーカーは儲からないそうですが…。これに匹敵するのが、サンキョウエチュードです。どちらも頭部管銀モデルとしては高価格です。私としては、ムラマツが総洋銀製フルートを出してくれないかなあと思っています。昔は出していたように思うのですが、やっぱり儲からないか(笑)

追記です。

メッキは剥がれるから銀メッキを施したフルートは長く使えないという人がいます。たしかに絶対に剥がれないメッキはありません。ですが、最近のフルートの銀メッキは、技術の進歩もあって、まず剥がれません。いや、最近だけでなく私が20年以上使っているアルタスフルート(1107R銀メッキモデル)の銀メッキは今でも、びくともしていません。丁寧に扱えば、粗雑に作られたフルートでなければ一生使えますよ。

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~ Comment ~

No title 

実は、1本目のフルートがYFL31で、2本目がムラマツEXなので、総洋銀製のフルートは吹いたことがありません。いや、YFL31を購入するときに、YFL211も試奏して、YFL31の方が音色がいい、というか音量が出るような気がしたので、そちらを購入しました(中古同士でそれほど値段が変わらなかったせいもありますが)。ただ、初めてフルートを吹いた人間の、その時限りの評価ですから、正しいのかどうかはわかりません。

EXを購入したときは、何本か試奏した中では、EXがもっとも音色が私の好みに合い、かつ音が出しやすい、音量も大きいと感じました。
ただ、その時あまり良いと感じなかったサンキョウが、別の機会に試奏したらすごくいい音に感じたり、アルタスも最初に試奏したときはまったく良い音が出なかったのに、次に試奏したときは良い音に感じたりということもありました。どうもその時その時の調子にかなり左右されるようです。

音色の差、吹きやすさの違いって、すごく敏感に分かるときと、全然わからないときがあるのですが、おおむね、吹き始めた最初の瞬間の第一印象が一番大きくて、何度も吹き比べていくうちに、だんだん違いが分からなくなってしまいます、私の場合は。

工業製品とはいえ、個体差は必ずありますから、その違いも影響しているでしょうね。

Re: No title 

inti-solさん

私も今吹いているパールマエスタを最初に吹いた時は、いいとは思いませんでした。何度か試奏を重ねた後で、これにしようと思ったのですが、それでも自分のところに来たマエスタは試奏したのとはフィーリングが違ってました。ようやく自分の好みに合ってきたかなあというところです。

フルートは工業製品なのですが、タンポの組み付けだけは、どんな廉価品でも手作業です。メーカーはそういう差はないと言ってますが、この技術の優劣の差は大きいです。

はじめまして 

以前よりブログを拝見させていただいてます。
特に洋銀製フルートについての記事は楽しみにしています。

私も今までに、総銀製やら色々なフルートを吹いてきましたが、現在の大音量の楽器に違和感があって、結局フルートを始めた時のムラマツM120に戻りました。

洋銀ですが、柔らかくて、まろやかな音色なのでお気に入りなのですが、小学生の時に買って貰った楽器なので大分、草臥れています。(^^;

たかさんにこんな事を聞くのも何なんですが、ムラマツで特注って出来ますかねぇ~。
リップ&ライザー銀の楽器が欲しいのですがEXは頭部管銀なので、儲けにならないなら
同じ金額を払うから特注でリップ銀の楽器を作ってくれないかと日々、悶々としています。

ちなみに、サンキョウではリップ銀・H足部管のフルートを特注で作ってもらいました。

Re: はじめまして 

ジュン(アラサー男)さん

はじめまして。洋銀のフルートにこだわる方はいらっしゃいます。私の知っている方でも、モイーズモデルをサンキョウに作ってもらった人もいますし…。サンキョウと違って、ムラマツはどうでしょうか。直接、尋ねてみるより他はないと思います。

No title 

あるところで、サクライフルートの洋銀ソルダードフルート(中古)を試奏する機会がありました。総洋銀ではなく頭部管銀でしたが、洋銀でソルダードなんてフルートは、滅多にあるものではありません。
吹いてみた印象は、音が。軽やかでとてもいい。今使っているムラマツは重い感じの音色なので、それとはだいぶ違う感じでした。
ただ、Eメカがないので、私の腕前だと、ちょっと気を許すと3Eの音がかすれます。
広くはないお店で吹いたので、音量は充分でしたが、広い場所だとどうでしょう。イメージ的には、大音量という感じの音色ではなかったけど。

Re: No title 

inti-solさん

サクライは頼めば洋銀でソルダードを作ってくれると聞いたことがあります。ただ、トーンホールのチムニーは洋銀じゃなくて銀だったんじゃないかなと記憶してます(間違いだったらごめんなさい)。頭部管もなんですが、洋銀で精度の高いテーパーを出すのは難しいとも聞きました。もしかしたらそれで頭部管が銀なのかも。
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