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吹奏楽合奏理論

吹奏楽合奏理論・いまむかし

 ←コンクールの練習は基礎に戻っています →コンクールは他校との競争だけど本当は…
これは私個人の見解に過ぎません。また、エッセイ的な内容であることを御承知ください。

管弦楽の演奏を録音等で聞く限り、録音技術・再生技術の違いはあるものの、演奏そのもののレベルは変わりないように思います。昔の録音でも良い演奏は良い演奏なのです。ところが、吹奏楽の場合、録音されたものがほとんどアマチュアのものであることも影響しているのでしょうが、演奏者のレベルが上がっているように感じます。

その要因のひとつに楽器が進歩したことがあげられます。アマチュアが使う楽器は価格上も国産のものに限られます。はるか昔、1ドル=360円だった時代には、外国製の楽器は到底手の届かない「高値の花」だったのです。その頃の国産の楽器は、響きも弱く、音程も悪い、音色も今一歩というものばかりでした。それが今では日本製の楽器を外国人のプロ奏者でも使うようになりました。この差は大きいと思います。

能力の低い(よく鳴らない)楽器で合奏するために、まず「豊かな音量を出す」ことが目標になりました。私が中学生の頃は、音が大きいかどうかが上手下手の主な判断基準でした。これは、奏者の体力的なことも大いに影響します。昔の楽器は体力的に弱い生徒には鳴らしにくかったのです。「女子高のサウンドは力強さが足りない」などと言われたものです。今は全く逆ですが(笑)

ある程度の音量が出せるようになると、次の目標は「ダイナミクスの差をつける」でした。「でかいだけの音ではダメ」というわけです。ちょっと機械的で変なクレッシェンドが流行ったのもこの頃でした。また、「ピラミッド理論」なるものがもてはやされたのもこの時期でした。曰く「低音を大きく、高音はそれに乗せて小さく」というものです。各楽器の音色が今一歩の時代に、この理論で構築されたサウンドは新鮮な響きがしたものです。

響きをもっとよくするために「純正律」の導入が提唱されました。「主音に対して、第5音はちょっと高め、第3音は低めにとる」というものです。私個人は「今の楽器の性能なら、そこまでの音程のコントロールを数値で考えなくてもよいのではないか」と思っています。だいたい、普通に吹いても20セントくらい平気で違うレベルの奏者に、プラス2セント高く吹けと要求するのは、無理というものです(笑)

それに、この理論だと現代音楽を演奏するのは難しいのです。吹奏楽で演奏する楽曲も「日進月歩」です。古い理論がダメということではありませんが、それだけにこだわっていたら、進歩は難しいと思います。
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