スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←ドルチェプリモって想像以上に良い楽器でした →「吹奏楽の風」60万アクセスを超えました!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

吹奏楽合奏理論

ハーモニーディレクターを使うと音が死ぬ?

 ←ドルチェプリモって想像以上に良い楽器でした →「吹奏楽の風」60万アクセスを超えました!
 このところ、複数のバンドディレクターの方と、この話題で有意義な意見交換が出来ました。この中には、全日本吹奏楽コンクールの審査員も務めている方もいらっしゃいます。あ、ちなみに私の師匠、秋山和慶先生は含まれません。ちなみにハーモニーディレクターとは、これです。→http://hafutatu8713.blog101.fc2.com/blog-entry-705.html

 最近の全日本の審査の傾向は、以前と少し変わったなと私は思っています。正直に言います。録音されたものだけを聞くと、どうしてこういう結果になったのか、疑問に感じるのです。吹奏楽コンクールの全国大会の演奏は、技術的には素晴らしい演奏ばかりです。音楽的には楽曲の研究不足とかがあるにしても、部活動としての学生の演奏ですから、そこまでシビアに審査しているとは思えません。ある先生は率直に、

「音が死んでるんだよねー。だから音楽になっていないのさ」

と言ってました。その原因は「ハーモニーディレクターにぴったり合わせる練習をしているから」だとも言ってました。しかし、普通のスクールバンドのレベルでは、ハーモニーディレクターやチューナーを使わないと、音が合わせられないのです。そのあたりを聞いてみると、

「ハーモニーディレクターの音に合わせる時に自分の音を殺して合わせるから」なんだそうです。それは私もそう思っていました。でも機械を使わないと「ピッチも音程も大外れ」になることが多いのです。

「音を合わせるんじゃなくて、音楽を合わせるんだよ」そう言われました。具体的に言うと「基礎練習をする必要はない」のだそうです。この言葉は解釈を間違えると危険なので、注釈を付けると「基礎練習のための基礎練習は意味がない」ということです。それよりは、曲のフレーズを合わせる練習とか、音楽表現を研究することが大事なんだそうです。

 ううむ、ちょっと自分なりにいろいろ研究する必要がありそうですね。
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

 

「音楽を合わせる」…深い言葉ですねぇ。

日頃練習しているとどうしても細かいことが気になって、吹奏楽をやっていた頃はもちろん、今もメトロノームやチューナーは必需品です。
それはそれで大事なのですが、音楽を奏でるのも聞くのも機械ではなく人なんですよね。
気を合わせるというか、察したり思い遣ったり。今の時代、うっかり忘れそうになる大事な部分のように感じました(吹奏楽で音楽を合わせることと少しズレているかもしれません。ごめんなさい)。

考えさせられます。

Re: タイトルなし 

春子さん

「音楽を合わせる」というのは「ごもっとも!」なんですが、実際はなかなか難しいです。各自の音楽性が頼りになるんですが、そういう音楽性を持ち合わせていない(これから育つ)子どもたちに、どうやって教えたらいいのかは難しいです。

> 気を合わせるというか、察したり思い遣ったり。今の時代、うっかり忘れそうになる大事な部分のように感じました(吹奏楽で音楽を合わせることと少しズレているかもしれません。ごめんなさい)。

全然ズレていないと思います。音楽を通して、相手のことを思い遣る気持ちを育てることが大事なんだろうと思いますよ。

 

近所に、コンクールで結構良い成績をとる有名校があるのですが、演奏を聴いてもあまり良いと思わないのです。人数分の音が出てないというか、大人数の割りに音量が小さいし、のっぺりした音楽に聞こえました。音色はまあきれいといえばきれいなのですが、もっと元気良く吹いてもいいんじゃないかと。今回の記事の音が死んでる、という表現がぴったりきます。

岩城宏之さんの、フィルハーモニーの風景、という本で、ウィーンフィルでは、団員みんながスコアを研究していて、和音のどの音を弾いているか、全体としてその音が多い時には弱く弾くとか、もう徹底的に叩きこまれるとか書いてましたが、そこまでいかなくても、機械に合わせるのではなく、みんなで聴きあってあわせるのが大事なのだろうなと思いました。

Re: タイトルなし 

K&Aさん

結局、これは指導する側の問題なんですね。「音が死んでても合っていればよし」という指導者と審査員が今までは多かったわけです。

> 機械に合わせるのではなく、みんなで聴きあってあわせるのが大事なのだろうなと思いました。

結局、これが大事なんですよね。そしてこれこそが音楽なんだろうと思います。その時に機械をどう活用するかが肝心なんだろうと思います。機械は使い方を間違えさえしなければ便利なものですから。

難しいですね 

ご無沙汰しております。

1読者として定期的に拝見させていただいております。(笑)

本文、コメント欄を見ていて、うんうんと共感しておりました。

スクールバンドでのハーモニーデレクターの使用は有益な反面、多用するとバンド全体の音が死んでしまうのでしょうね。
でも、課題曲とかの現代音楽は複雑な和音構成のものもあり、ハーモニーデレクターで和音を解析し、バンドのバランスを考えながら、指揮者が曲想に合わせて、ハーモニーを整理するには非常に便利なものですからピッチの整理で利用するのはもったいないと思います。

ハーモニーデレクターの話題から完全に逸脱しますが
最近の吹奏楽コンクールの傾向は縦の線(テンポ)、横の線(ピッチ)が完璧であれば、まず県大会やブロック大会で金賞は取れるのかなと感じておりました。
昔、全国大会で金賞をとった先輩が言っていましたが、昔は楽器の質が悪いことや専門指導者が少ない中で、指揮者から徹底的に歌うことを叩き込まれたと話していたのを思い出しました。
また、先輩いわく「技術は自分たちの世代より後輩のほうが上だけど、つまらない音楽になったなぁ」と嘆いていました。

今のコンクールはスポーツと同じように競い合うことに主眼があるように感じ、本来の音楽を楽しむことが出来ていないのかなと思うことがあります。
楽しめていないから練習は苦しい、A組になれず才能がないと思い込むなどで卒業と同時に楽器をやめてしまい、そのあと吹奏楽と一切かかわらない(嫌いになる)ということがよくあります。
本当は社会人になっても良い趣味として続けることを学校で教えることが出来れば、本人達にとってもプラスになるのにと考えたりします。

話をハーモニーデレクターに戻すとテンポやピッチで威力を発揮するハーモニーデレクターですが、一つだけ出来ないことがあって、それは「音色を作ること」です。
機械的な音を出すだけなので、頼ってばかりだと、「美しい音」を吹くことが出来ないし、味(艶)のある演奏が出来ないと思います。
やっぱり、楽器の性能をさらに引き出すよう
・美しい音を響かせ
・音楽をみんなで奏でているという意識を持ち
・楽器を媒体に歌っている(頭の中で音楽が流れている)
この要素があれば音楽は生きてくるのではないかと思っています。

長文失礼いたしました。

Re: 難しいですね 

たくさん

お久しぶりです!

> 1読者として定期的に拝見させていただいております。(笑)

ありがとうございます。最近はフルートよりも吹奏楽の記事がメインになっております。私の環境がフルートを演奏することから、吹奏楽の指導をすることに変化したためです。この記事もそうですね。

> でも、課題曲とかの現代音楽は複雑な和音構成のものもあり、ハーモニーデレクターで和音を解析し、バンドのバランスを考えながら、指揮者が曲想に合わせて、ハーモニーを整理するには非常に便利なものですからピッチの整理で利用するのはもったいないと思います。

その通りです。ハーモニーディレクターがないと現代音楽はなかなか仕上がらないと思います。最近は新譜を演奏するところも多いんですが、参考音源のない新譜だとハーモニーディレクターがとても役に立ちます。

> 今のコンクールはスポーツと同じように競い合うことに主眼があるように感じ、本来の音楽を楽しむことが出来ていないのかなと思うことがあります。

その通りだと私も思います。これも指導者と審査員のの問題が大きいと思います。音楽表現の優劣は主観の問題が入ってきますが、タテとヨコが合っているかどうかは客観的で審査しやすいので、審査の基準になりやすいです。だからかなあ、と勝手に推測しています。

> 話をハーモニーデレクターに戻すとテンポやピッチで威力を発揮するハーモニーデレクターですが、一つだけ出来ないことがあって、それは「音色を作ること」です。

これもその通りです。さすがですね~。

実はピアノ等の鍵盤楽器には出来るんですけど、電子楽器のハーモニーディレクターには、もうひとつ出来ないことがあって、それが最大のネックだと思っています。ピアノはピアノの音色しか出ないんですが、音楽表現の幅は大きいのです。私が中学生の時の顧問の先生はピアノ専門の方でしたが、ピアノを弾いて「音程・リズム」の他に「音楽表現」を教えてくれましたが、ハーモニーディレクターでは無理だなあと感じています。もつとも私はピアノがヘタなので、どちらにしても音楽表現は出来ませんが(笑)
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【ハーモニーディレクターを使うと音が死ぬ?】

 このところ、複数のバンドディレクターの方と、この話題で有意義な意見交換が出来ました。この中には、全日本吹奏楽コンクールの審査員も務めている方もいらっしゃいます。あ、ち...
  • 【ドルチェプリモって想像以上に良い楽器でした】へ
  • 【「吹奏楽の風」60万アクセスを超えました!】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。