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吹奏楽合奏理論

ピッコロ・フルート・クラリネットの音を合わせるには

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 この記事は「合奏理論」のカテゴリに入れますが、形式上は「練習日記」です。

 私が指導している学校のある一日の話です。この日はオーボエの講師の先生に来ていただいてレッスンがありました。私はそのレッスンを後ろで聞いていました。これは私のいつもの行動ですが、次は違った行動を取っていました。隣の教室からピッコロを吹く音が聞こえて来たのです。何気なく音出しをしていたのですが、その音色といい、音程といい、非の打ちどころのない音でした。こんなにピッコロの上手い子がいたっけ?と思って、隣の部屋を見に行くと、春先に音程が悪くてどうしようもなかった生徒が1人でピッコロを吹いていました。楽器自体も状態があまり良くなくて、メーカーに調整に出して還ってきたピッコロでした。

 あの吹きにくいピッコロをよくここまで吹けるようになったなあと、感心しながら聞いていると、一番フルートの子が、この部屋に入って来ました。2人で今年の吹奏楽コンクールの曲をさらい始めたのです。メロディーを吹き始めたら、途端に音が悪くなりました。どうやらピッチを気にして吹いているようです。この2人は高校生としては、かなり上手な方ですが、このくらいのレベルになると、

 ピッチを気にしない方が合うんだけどなあ・・・

と思いながら聞いていました。(でも子どもたちにはこのセリフは言いません。勘違いされやすいからです)

 しかもよく聞くと、ピッコロとフルートの音質がちょっと違うじゃない、とも思いました。こういう場合、もっともよくあるケースは、ピッチが同じなんだけれども、管の長さが違う場合です。簡単に言うと、口では445Hzを出しているのに、それを管を抜くことで442Hzに合わせているような場合です。もちろん口で低いのを管を入れて高くする逆の場合もあります。これを機械で計るとピッチは同じですが、音が合っているようには聞こえません。そこで部屋に入って確かめることにしました。しかし、原因はこれではありませんでした。

 フルートの音色がいつもと違うので、どうしてかを率直に聞きました。本人は「その日によって音色が違うんです」などと言ってましたが、「今まで今日みたいな音色は聞いたことがないんだけど」と言ったら、「実はさっきまで一番クラリネットと、このメロディーを合わせてました」と言うのです。

 それはフルートの音色がクラリネットに寄り過ぎたんじゃない

と思いました。これをすると、フルートの音が目立たず、クラリネットの音が前面に出て来ます。もちろんそういう作り方もありますが、ピッコロの子の音色を考えると、もうちょっと倍音が多くて明るめの音の方が合うはずです。でも、この日のフルートは倍音少なめで暗めの音なのです。それだと倍音多めのピッコロがフルートの上に乗るのは難しいのです。

 「この曲を合わせる練習をするんだったらピッコロも仲間に入れて、フルート・クラリネット・ピッコロみんなで

 歌い方と音色を研究する

ようにしなさい。もうチューナーを使って合わせるレベルじゃないからね」と言いました。子どもたちは「うわー、難しい」と言いながら、明るい顔になりました。
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~ Comment ~

 

深いお話ですぅ。

でも・・・たかさんっていい先生ですね♪
生徒の気持ちに寄り添って、さりげなく的確な助言。
そんな先生に巡り合えていたら、
私も今頃は音程で悩まない人になっていたと思います。
っていうか、吹奏楽やったことないんだけどね^^;

いまからでも耳って育つのでしょうか?
自分の出している音が倍音が多いかどうかなんてわかんないレベルなんですけど・・・。

Re: タイトルなし 

エリーゼさん

> でも・・・たかさんっていい先生ですね♪

いえいえ、そんなことはありません。過去には失敗の数々が…

> いまからでも耳って育つのでしょうか?
> 自分の出している音が倍音が多いかどうかなんてわかんないレベルなんですけど・・・。

今からでも耳は育つと思いますよ。実は聞こえているんだけど脳の方で認識していないだけなんだと思います。ただ、実際に倍音の多い音と少ない音が、どう違っているかを教えてくれる人がいないとわからないんですけどね。

勉強になりました! 

こんにちは!
私はフルート吹いてる中2女子です
今ピッコロと音色を合わせるのに手こずっていて...
でも、この記事を見て勉強になりました!
フルートだけでも合わない時があるのですが、それはどうすればよろしいですかね?
質問して図々しいですがよければアドバイスをいただきたいです!
では、これからコンクールに向けて一生懸命頑張りたいと思います!

Re: 勉強になりました! 

ゆいなさん

コメントありがとうございます。合宿に行っていたため、返信が遅れました。

音が合わない時の原因は二つです。ひとつは奏法が崩れている時です。これは奏法が崩れているため合わせることができなくなっているのです。もうひとつは、奏者の方で音が取れていない時です。

よくある解決法ではありますが、合わせたい音を声に出して頭の中にその音のイメージを作ることです。そして奏法のチェックですが、場合によっては鏡を見てチェックするまでをやります。フルートの場合は中音域「H」の音が基準になりますから、「H」の音色がきれいになるまで、ロングトーンを繰り返すことが大事だと思います。
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まとめtyaiました【ピッコロ・フルート・クラリネットの音を合わせるには】

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