スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←このピッコロをよくここまで吹けるなあ →どんな人を講師として招けばいい?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

吹奏楽全般

トロンボーン、そこのグリッサンドはね…

 ←このピッコロをよくここまで吹けるなあ →どんな人を講師として招けばいい?
 吹奏楽部の指導は「運営に関する指導」と「音楽に関する指導」の二つに分かれます。今回の記事は「音楽に関する指導」の例です。音楽に関する、と言っても実に種々雑多なことが含まれています。吹奏楽の指揮をするのであれば、スコアは読めなければいけないし、指揮のやり方だって知っていなければなりません。長年、吹奏楽に携わっていると、それ以外の種々雑多なことまで覚えるようになるんだなあ、という感慨を持ちました。

 ある日のことです。この日は専門のトレーナー(吹奏楽の世界では「バンドディレクター」と言っていることが多い)の先生に来ていただいてのバンド全体のレッスンでした。みていただく曲は今年の吹奏楽コンクールの自由曲です。わずか2時間ほどのレッスンで(吹奏楽の場合、2時間って「あっ」という間です)、曲の最初から最後までをみてもらうので、とにかく忙しいのです。

 その曲の最後の方に、トロンボーンのグリッサンドがありました。他の管楽器では半音階を上がったり下がったりするのですが、トロンボーンは「スライド」と呼ばれる機構で音程を作るので、独特の音がします。トロンボーンの「見せ場」でもあるわけです。この部分でトレーナーの先生に捕まりました。(その前にも他のところでさんざん捕まりましたが)

 トレーナーの先生はトロンボーンがご専門だったので、特に気になったのでしょう。二番トロンボーンのグリッサンドの最初の音が不安定なのを指摘しました。何と言っても「第7ポジション」で音を出さないとグリッサンドにならないのです。
※トロンボーンの「第7ポジション」とは手を思い切り伸ばした位置です。身体の小さい女の子だと「第7ポジション」に届かないこともあります。
 この部分は一番トロンボーンも三番トロンボーンもグリッサンドです。一番トロンボーンは上級生ですので、無難にやっていましたが、三番トロンボーンはユーフォ二ウムから移って来たばかりの子にやってもらっています。トロンボーンのグリッサンドをどうやるかなんて、よくわかっていません(当たり前)。そこで二番トロンボーンがトレーナーの先生に捕まっている間に、三番トロンボーンにグリッサンドのやり方を教えました。トレーナーの先生に三番トロンボーンまで捕まってしまったら時間がもったいないので。

 「ここのグリッサンドはね、第6ポジションで「F」の音を出して、そこからスライドを上に滑らすんだよ」

 三番トロンボーンの子は「えっ」という顔をしましたが、すぐに出来るようになりました。若いっていいなー。

…トロンボーンに詳しくない方にはわかりにくい記事ですみません。ただ、吹奏楽の曲を仕上げるには、こういうところも、ちゃんと出来ないと演奏効果が半減します。吹奏楽の顧問がこんなことまですべて把握するのは難しいことです。一番いいのは各パートに専門の講師に来てもらうことです。多額の費用がかかりますが、この程度のことなら音大生でもOKですから、近くの音大に相談してみるのも手です。学生に指導の現場を体験させたいと思っている音大もあるでしょうから、少ない費用でいろいろと教えてもらえるかも知れませんよ。講師を呼ぶ場合に、どういう点に気を付けたらいいのかは、次回の記事で書こうと思います。
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

 

うちの下の娘も中学校でトロンボーンを吹いていますが、ご多分に漏れず、入部当初は7ポジは相当辛かったそうです。この3月の定期演奏会でも、振り付けをしながらの7ポジはだいぶ音程がマズかったようですが(苦笑)。

入部時の保護者説明会で顧問の先生は「パート決めに関して、体格は関係ありません」と毎年おっしゃいます。でも、他の楽器はまだしも、トロンボーンについては多少の考慮が必要かもしれないなと、娘の話を聞いて思いました。

Re: タイトルなし 

春子さん

下の娘さんはトロンボーンですか。私の下の娘はまだ担当楽器が決まっていません。決まったらこのブログで報告しますね。

今はどこでもF管付きのトロンボーン(いわゆるテナーバス)を使っているんですが、それは第7ポジションの音程がいい加減になってしまいがちだからです。第7ポジションの音をF管を使って第2ポジションで出す方が音程が正確だからです。

「パート決めに関して体格は関係ない」というのは、すべての楽器に当てはまるわけではありません。たとえばバスクラリネットなどは、身長のある子でないと楽器のマウスピースの位置が自分の口より遥かに上なんてことが起こります。椅子の高さを調整すればある程度は何とかなりますが、今度は自分の足が地に着かなくなるわけです。ファゴットも手の大きい子でないとトーンホールが塞げなかったりします。手が小さくて指の細い人がリングキーのフルートに苦労するのと一緒です。

ただ、メーカーの方では、この点についてかなりの工夫をしています。ファゴットはスモールハンド用の仕様がありますし、リングキーのフルートだってほとんどの人が吹けるようにリングの穴を小さめにするとかしているメーカーもあります。トロンボーンもアメリカ製のトロンボーンよりは、ヤマハの方が第7ポジションや第6ポジションの音程が取りやすいです。何か工夫をしているのかもしれません。まあ、ほとんどの原因は生徒達が第7ポジションなんてふだん使っていないからでしょう。

顧問の先生が「パート決めに関して体格は関係ありません」と説明したのは、別の教育的配慮からだと思います。「体格を考慮します」と言うと要らぬ誤解を生むことがあるからです。私の場合は「楽器との適性を考えます」と説明してます。トロンボーンは第7ポジションまで手が届くかどうかの確認はしてます。届かない子にトロンボーンをやってもらう場合は一工夫必要だからです。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【トロンボーン、そこのグリッサンドはね…】

吹奏楽部の指導は「運営に関する指導」と「音楽に関する指導」の二つに分かれます。今回の記事は「音楽に関する指導」の例です。音楽に関する、と言っても実に種々雑多なことが含まれています。吹奏楽の指揮をするのであれば、スコアは読めなければいけないし、指揮のやり...
  • 【このピッコロをよくここまで吹けるなあ】へ
  • 【どんな人を講師として招けばいい?】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。