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音楽全般

ストラディパリ神話崩壊?

 ←フルート上達への道 →バッハ「シチリアーノ」を録音してみました(再録音あり)!
 1月4日の読売新聞に実に興味深い記事が出ていました。
詳しくはこちら→http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120104-OYT1T00304.htm

 簡単にまとめますと、ヴァイオリンの名器と言われる「ストラディバリウス」や「ガルネリ」と、現代の安いヴァイオリンを弾き比べたところ、現代のヴァイオリンの方が音が良いとの評価だったということです。実験の結果を鵜呑みにすれば、かなり衝撃的なものだと言えるでしょう。ただ、この実験がどういう条件で行われたのか精査する必要があると思います。

 ①実験に使われた「ストラディバリウス」や「ガルネリ」の楽器の質。

 ヴァイオリンにも個体差がありますから、ストラディバリウスなら全て「良い音」が出るとは限りません。偽物もあるでしょうし、名器が果たして本当の名器だったのかを検証する必要があるでしょう。フルートだって、すべての「ルイロット」が良い音を持っているわけではないでしょう。聞いたところによると、ストラディバリウスの本当の名器は限られた人しか演奏することを許されないんだとか。だとしたら、この実験に使われた名器は、どのレベルなんでしょうか。

 ②実験で弾き比べをしたヴァイオリニストの技量。

 名器でもヘタな人が弾けば「良い音」は出ません。むしろ名器ほど「奏者を選ぶ」でしょうから、名器に選ばれなかった人達が弾いたから、こういう結果になったとも考えられます。フルートでも値段の高い楽器よりも、安い楽器の方が鳴らしやすいということがあります。

 ③楽器の経年変化により良い音が出なくなった。

 実験に使われた名器は、ヴァイオリンとしての寿命を過ぎてしまったので、音色が劣化したと考えることもできます。そんな話をどこかの本で読んだ記憶がありますが、ヴァイオリンの木の寿命って2〜300年くらいなんですかねえ…。

 ④現代の安いヴァイオリンの製作者が実力者である。

 新作のヴァイオリンがすべて音がダメだというわけではありません。現代のいわゆる新作のヴァイオリンでも「良い音」のする楽器もあります。こういうヴァイオリンは「当たり」ですね。「当たり」の現代ヴァイオリンと「ハズレ」の名器とを弾き比べたら、こういう結果になることは十分考えられます。

 今回の実験結果から考えるとこの4つの中のどれかだと思うのですが、さて、真実はどうでしょうか。
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~ Comment ~

 

私はどう考えているのかというと、ヴァイオリンの木の劣化ということは考えにくいと思っています。質の悪い楽器はすでに淘汰されているでしょうから、実験に使われたストラディバリが偽物でない限り、古い楽器ならではの音を持っていると思います。実験チームが偽物を掴まされたということも考えにくいですから、おそらく本物でしょう。

実験に使われた現代もののヴァイオリンも一級の音を持っているものが使われたと思います。実験の目的から言って「ヤラセ」ではないでしょう。そうすると、ヴァイオリンを弾いた奏者の腕前に疑問符が付きます。コンクールの出場者や審査員が、この実験に参加したとのことですが、この中にストラディバリやガルネリを普段使っているプロがいたのかはわかりません。

フルートでもランパルが使っていた金のルイロットを吹きこなせるプロはいないだろうと言われています。でも金のルイロットはまごうことなき「名器」です。ヴァイオリンも同じことが言えるのではないでしょうか。実験に使われた「名器」は、普通のブロが弾きこなせられる楽器じゃないと言う事ですね。

今年もよろしくお願いします。 

私も、新年のご挨拶が遅れてしまいました。

改めて、本年もよろしくお願いします。
たかさん様のブログ、楽しみに拝見させていただきます。

演奏も楽しみにしていま~す。

Re: 今年もよろしくお願いします。 

しっぽパンさん

こちらこそ、よろしくお願いいたします。

> 演奏も楽しみにしていま~す。

しっぽパンさんのブログに、今日の演奏を録音したことを書きましたからね。明日、アップする予定です。でも音質があまり良くないんですよ。それがちょっと残念なんですが。よろしかったら聞いてやってください。

 

多分どんな楽器も同じだと思うのですが、新品よりはある程度使い込まれたものの方が音がよい(と感じる)ことが多いように思います。弦楽器は特に、古いものほど木材が乾燥して、いい音になると言われます。ただ、それも程度というものがあり、「古いほど音がよい」と言えるのはせいぜい数十年前までじゃないかと思います。300年はさすがに「古いから音色がよい」と言える範疇は超えているように思います。
ストラディバリでも、現在までに壊れたりして失われたバイオリンも多いでしょうし、残っていても、保存状態は様々でしょう。博物館の陳列台に飾られているようなものは、おそらく「楽器」としては音は落ちていくでしょうしね。(使ってなんぼのものですからね)

ただ、この記事はちょっとわかりにくいところがあります。
「18世紀に作られたストラディバリウスや、現代の最高級バイオリンなど計6丁を演奏してもらった。どれが一番いい音か尋ねたところ、安い現代のバイオリンの方が評価が高く」とありますが、現代のバイオリンは最高級なのか安いバイオリンなのか、あるいはその両方を比べて安いバイオリンの方が評価が高かったのか、そのあたりがどうも分かりません。

Re: タイトルなし 

inti-solさん

「楽器は使ってなんぼ」というのは、その通りですね。いくらストラディバリでも経年変化で音が悪くなってきているのではないかというのも一理あります。この記事自体が非常に曖昧なので、使われた楽器がどういうものなのか、さっぱりわからないのが、いろいろと論議を呼んでいるのだと思います。

実験結果から「現代の安い楽器」と言っても、2万円くらいのヴァイオリンを使ったわけではないだろうと推測することしかできないのですから。以前にストラディバリと2万円くらいのヴァイオリンの弾き比べをやっていたテレビ番組を見ました。これは、はっきりと差がありました。でも、現代の名工が作ったヴァイオリンは、やはり音が良いですから。

ゴールウェイが16本のフルートを吹き比べたみたいに、名人がこのヴァイオリンの弾き比べをしてみないと何ともいえないのでしょう。そういえば、フルーティストの斉藤和志さんがご自身のツィッターでこんなことを書いていました。「私は18Kのフルートを吹いているが、その私が洋銀フルートを吹くと18Kとほぼ同じ音が出る。これをもって洋銀フルートで十分だということはできない。私でも洋銀フルートを吹き続けると洋銀フルートの音しかでなくなるからだ」もっと長い文章だったのですが、だいたいこんな意味のことを書いていました。うーむ、これも深く考察しないと真意がつかみにくいですね。
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