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フルート総論

フルート総論…8.本番用フルートの条件

 ←バッハ「シチリアーノ」演奏の課題 →フルートのピンレスシステムって何?
 ひさびさの「フルート総論」です。これと似たようなテーマで以前に記事を書いた記憶があるのですが検索できませんでした。そのくらい、きちんとした記事を書いていなかったということなので、ここにまとめておきます。

 本番用のフルートとして私が第一に考えるのは、

 ・キーメカニズムが頑丈に作られていること、です。

 ジェームズ・ゴールウェイが、何かでこのことを述べていました。ゴールウェイが日本製のフルートに変えたのも、キ―メカニズムがしっかり作られていて、滅多に故障しないからなんだとか。逆に言えば音色などよりも大事だとゴールウェイは考えていたということになります。ゴールウェイほどの名人でもキーメカの調整ばかりは、どうにもならないということなんでしょう。キーメカが頑丈でないと本番の演奏に支障をきたすのです。

 それでは日本のフルートならキーメカは頑丈なのでしょうか?私は「各社各様」だと思います。一般的なお話しをしますと、キーメカが銀だと洋銀よりは柔らかいので「狂いやすい」のです。そういう意味では洋銀フルートよりは総銀のフルートの方が「キーメカは頑丈でない」と言うことが出来ます。そうすると総銀製のフルートでキーメカの部分に何か工夫をしているメーカーの方が、キーメカは丈夫と言えるでしょう。

 それから「調整ネジ」の付いていないフルートがあります。このフルートには、高い精度のキーメカニズムに高い技術でタンポを組み付けないといけないのですが、それでも時間が経てば、やはりタンポは狂います。「調整ネジ」はあった方が良いと私は思っています。いざという時に自分で調整できますから。

 この理由から考えると「Eメカニズム」は付いていた方が良いのです。ただし一部の運指に支障が出ますので、Eメカニズムを付けるならCisトリルキーも付けておいた方がベターだと思います。Eメカニズム無しだとGキーとGisキーに「調整ネジ」は付かないからです。そして「Eメカニズム」を付けるなら、Gキーはオフセットの方がメカニズム的には安心です。インラインリングキーにEメカニズムを付けるとキーパイプの強度が不足します。「インラインリングキー」に「Eメカニズム」を付ける時には「ピンレスシステム」を採用しているメーカーがあるのは、このためです(ピンレスシステムについては後日アップする記事に詳しく書きました)。

 つぎに本番用のフルートとして私が考えているのは、

 ・音程に苦労しないこと、です。

 フルート本体の音程が良いものとそうでないものがあります。音程に難のある楽器の方が魅力的な音色だったりしますが、奏者の方で音程を頻繁に修正しなくてはならないフルートよりは、そういう苦労をしないで済むフルートの方が演奏に集中できます。あとは奏者の責任でしょう。

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