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フルート総論

フルート総論…7.ドローンとソルダードの違い

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7.ドローンとソルダードの違い

 フルートのトーンホールの製作方法は二種類あります。ひとつは「ドローン(引き上げ)トーンホール」と呼ばれるもので、管体のパイプから直接トーンホールを形成するものです。もうひとつは「ソルダード(ハンダ付け)トーンホール」と呼ばれるもので、管体のパイプに別に作ったトーンホールのパーツ(チムニー)をハンダ付けするものです。

歴史的には、「ハンダ付け」の方が古く、加工機械が発達してから「引き上げ」の技術が生まれました。ドローンの方が機械で作る部分が多いので、ソルダードよりも安価に出来ます。しかし、これは製作方法の違いによるもので、音の優劣を決めるものではありません。製作上の問題点として、ドローンは管体がゆがむこと、ソルダードはハンダの部分が劣化して息漏れを起こすことが挙げられます。しかし、最近のフルートは、これらの問題点を感じさせるものは、まずありません。

 この二つのトーンホールの違いは、チムニーの管厚です。ドローンは管体から作りますので、管体と同じ管厚のチムニーになります。場合によっては、チムニー回りの管厚が所々薄くなることがあります。ソルダードは管体にチムニーを接着しますので、チムニーは厚くないとハンダ付けが難しくなります。必然的に、この二種類の管厚は対照的なものになるわけです。

 これがフルートの吹き心地や音色に影響を及ぼすと言われています。確かに理論上は、管が厚いほど鳴らすのにエネルギーを必要とします。その分、質量の大きい金属を振動させますので「遠鳴り」するとも言われます。間違いではないのですが、実際にドローンとソルダードのフルートを吹き比べると一概には言いきれない、複雑な要素があると私は思います。

 これについては、以前の記事に詳しく述べましたので、こちらをご覧ください。
http://hafutatu8713.blog101.fc2.com/blog-entry-64.html
 http://hafutatu8713.blog101.fc2.com/blog-entry-489.html

 これらの記事で私が言いたかったことを簡単にまとめますと、
「ソルダードの方が鳴らすのにパワーと技術が要る」ということです。誤解を恐れずに言えば、H足部管と同じように、ソルダードのフルートの方が上級者向けということになるでしょう。ですから、奏法が確立していないのにソルダードのフルートを選ぶのはどうかなと私は思っています。腹圧の弱い人やブレスの浅い人にソルダードは難しいからです。ハンドメイドのドローンモデルでも鳴らすことができれば、「遠鳴り」はしますし、明るい音色が出せますから、それで十分だと思います。私がフルートを他人にお勧めする時に、人によって「ドローン」を勧めたり、逆に「ソルダード」を勧めたりすることがあるのは、人それぞれだということですね。

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