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フルート総論

フルート総論…3.G/Aトリル&Cisトリルキー 

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3.G/Aトリル&Cisトリルキー

 このメカニズムの写真をご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
http://www.muramatsuflute.com/repair/repair_room06.html 

 前稿で述べた通り、EメカニズムはクローズGisシステムを、テオバルト・ベームの考えた理想的なキーアクションに近づけようとしたものだ、というのが私の結論です。しかし、これは第3オクターブのG/Aトリルの運指に影響が出てしまう弱点がありました。それをカバーするために、EメカニズムとセットでG/Aトリルキーを付けたフルートがドイツフルートの標準になりました。伝説的なドイツフルートであるヘルムート・ハンミッヒもEメカニズムとG/Aトリルキーが標準になっています。これにより、Eメカニズムの弱点はなくなりました。

 Cisトリルキーは、かのマルセル・モイーズが愛用したフルートに付いていました。Aisレバーを取り去ってその位置に操作レバーを付けていたそうです。彼のフルートにEメカニズムは付いていませんから、このキーはEメカニズムの弱点を補う以外の用途に使っていたのです。標準のCisキーのトーンホールは小さいので、音色も音程も他の音に比べて劣ります。しかし、このCisトリルキーで出すCisの音は、トーンホールが大きいので音色も良いのです。詳しいことをお知りになりたい方はこちらをどうぞ。→C#-Trill Keyについて

 こう書くと、G/AトリルやCisトリルキーは良いことばかりのような気がしますが、やはり短所もあります。G/Aトリルキーは小さいトーンホールを二個、Cisトリルキーは大きいトーンホールを一個、余分に開けなければなりません。これが多かれ少なかれ、管全体の鳴りや音色・音程に影響を及ぼします。Cisトリルキーを取りつけると低音域の倍音が少なくなると言って、オプション設定をしていないメーカーもあるくらいです。

 ところが、最近私が試奏したこれらのオプション付きのフルートは、こういう短所を感じさせませんでした。微妙な違いはあるにせよ、気にならないレベルなのです。技術の進歩は素晴らしいと思いました。これらのオプションは、お好みでどうぞという時代になったわけですね。

キーメカニズムの重さについて

 フルートにオプションのメカを付けると当然のことながら重量が増えます。その重量が音に影響を与えるという人と、さほどの影響はないと考える人の二極に分かれているようです。私はキーメカニズムの台座の材質によっても音が違うと感じていますし、キ―メカニズムの材質によっても音が違ってくると思っています。例えば、ゴールドフルートの管体に銀の台座と金の台座では音が違います。管体銀と総銀のフルートでも音が違います。

 それを考えると、キ―メカニズムの重量差も音に影響すると考えるのが普通です。もちろん重ければ音が悪くなるとか、そういうことではありません。あくまでも音色の差です。具体的にはキ―メカニズムが軽いほど明るい音色になると言われています。しかし、実際にはキ―メカニズムの重量差だけの違いしかないフルートを探すのが大変なので、その違いを経験することが難しいかもしれません。


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