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 ←朋有り、遠方より来たる~アンサンブル倶楽部 →フルート総論…1.ベーム式フルートの理想
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フルート・購入のポイント

フルート選びのチェックポイント

 ←朋有り、遠方より来たる~アンサンブル倶楽部 →フルート総論…1.ベーム式フルートの理想
 日本製のフルートは、どのメーカーのものでも良く出来ています。ですから、何を選んでも良さそうなものですが、実は少し違います。メーカーごとにフルート作りのコンセプトが違いますから、同じ総銀製のフルートでも微妙に性格が違うのです。また、奏者との相性もあります。当ブログでも何度か、このことについて述べていますが、この相性という問題、なかなか奥が深いのです。

 まず、フルートの素材との相性があります。東京佼成ウインドオーケストラの前田綾子さんは、ゴールドのフルートとは相性が悪いそうで、ご自身のブログで、そうおっしゃっています。逆に、ゴールドじゃないと相性が悪い人もいるでしょう。銀でも、その含有率で合う合わないがありそうです。私が試奏した感じでは925、950、970、997で、それぞれ吹き方が微妙に違います。ミヤザワから「ibuki」と名付けられたフルートが発表されましたが、このフルートは、銀980という含有率です。最初に試奏した時には、響きが特に良いとは感じなかったのですが、二度目に試奏した時は、他のフルートにはない音色と響きを感じました。たぶん、私が、このフルートを鳴らす「吹き方」を、一度目の試奏の時にしなかったのだと思います。一度目の試奏の時は、本番直前で自分のフルート(パールマエスタ)の吹き方を崩さずに、ibukiを吹きましたから。

 そうすると、試奏の時には、それまでの吹き方を変えずに、いろいろなフルートを吹くやり方と、そのフルートに合った吹き方を探るやり方の二種類があることになります。後者は、相当難しい試奏の方法でしょう。なぜかというと、長時間同じフルートを吹いていると無意識に、そのフルートに合わせた吹き方になってしまいます。そうすると、訳がわからなくなってしまうことがあるからです。

 やはり、今までのフルートの吹き方を基準にして、新しいフルートを選んだ方が間違いなさそうです。その場合は、「吹きやすい」「鳴らしやすい」と感じたものを選ぶことだと思います。少しでも違和感があれば、そのフルートは選ばない方が得策です。それから、高音域の音程をチェックします。特にCis,Es,Fis,B,H,の音程は、チューナーを使ってでもチェックした方が良いでしょう。EsとFisはトーンホール全体のバランスを見るのに良いと思います。

 Esの音程だけ他に比べて、やたらと低くなったり逆に高くなったりするフルートは、奏者との相性が悪いと思っていいでしょう。もっともフルート自体のスケール設計に問題がある場合もあるそうですが…。どのメーカーのフルートも高音域の音程が悪いと言う場合は、奏者の責任です(笑)。Cisの音は、フルートの泣き所です。響きも良くないし音程も悪かったりします。最近のフルートは、ずいぶん改良されていますが、各社、この音のクセが微妙に違います。奏者の方も無意識に修正している音ですから、これはC→Cis→Dと何度も吹いて自分の吹き方と合っているか確認します。高音域のBとHの音は、トリルキーを使う指ですが、どうもトリルキーのトーンホールまで、神経が行き届いていない設計のフルートがあるように思います。高音域を多用する吹奏楽で使うフルートをお考えの方は要チェックだと思いますよ。


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~ Comment ~

NoTitle 

おじゃまします。 先日はコメントありがとうございました。

今回の記事をはじめ色々な記事を読ませていただきました。
とても興味深い記事ばかりです。普段ほわ~んとした感覚で
物事をとらえているのでたかさんの理論的なお話に頭の中が
クリアになっていきました。

> Cisの音は、フルートの泣き所です。
この音のコントロールができなくてレッスンの度に注意されています。
そろそろ私の体もCisの音の出し方を覚えてくれないかな・・・

Re: NoTitle 

春さん

>おじゃまします。 先日はコメントありがとうございました。

ようこそおいでくださいました。こちらこそコメントありがとうございます。
私の記事は、もともと高校生向けにわかりやすくをモットーにしていたのですが、最近はフルートのベテランの方や、いくつかのフルートメーカーからのアクセスもありまして、難しい話になっていると思います。今回の記事もフルートの小さいキー(Cisキーとトリルキー)に、もっと工夫をしてほしいと書きましたし、わかりにくいところはご勘弁ください。

春さんのマエスタのCisキーは、その工夫がなされていますよ。このトーンホールだけハンダ付けなのです。理由は、引き上げのトーンホールだと高さが不足して、理想の位置にトーンホールを開けられないのです。ハンダ付けなら高さを確保できますから、Cisの音のコントロールは、Cisが引き上げのフルートよりは、やりやすいはずです。

あとは練習次第ですから、がんばってくださいね。

音色の差 

最初の出会いの第一印象というのは大事かなと思います。フルート一本一本の音色の違いは、吹き始めた最初の一瞬はよく分かるのですが、吹いているとだんだん分からなくなってきます。耳が音に慣れてしまうんでしょうね。
私は、自覚的にはいつも同じ吹き方で、「吹き方を変える」ことは出来ません。ただ、実際には自分で気づかないだけで、吹き方が時によって変わっているのではないかと思います。
アルタス・フルートを初めて試奏したときは、音が出しにくくて、「私には合わない」と思ったのですが、先日山野楽器で(たかさんとご一緒した際)試奏したときは、とても吹きやすかったのです。多分、自分の吹き方が変わったからでしょう。逆に、あのときは別のメーカーの笛が、やけに音が出しにくかったです。
もっとも、今使っているムラマツフルートですら、その日の調子によってとても音が出しにくいときがあるくらいですから。

Re: 音色の差 

inti-solさん

無意識でも自分の調子が変わると、吹いたフルートの印象も変わりますよね。だから自分に合ったフルートを見つける時は、何度も試奏しないといけないのです。そういえば、私が最初にマエスタを吹いた時の印象はあまり良くありませんでした。自分の吹き方を確立するというのも難しいもんですねえ…。

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NoTitle 

2011.10/21 10:28にご投稿くださった方、恐れ入りますがハンドルネームを入れていただきたくお願いいたします。また、特に支障のない話のようでしたら、他の読者さんの参考にもなるかと思いますので、コメントを「公開」の形にしていただくよう、お願いいたします。
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