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フルート・購入のポイント

中高生のためのフルート選び

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 この記事は中学や高校の吹奏楽でフルートをやっていて、個人でフルートを購入しようと考えている人に助言しようとするものです。

 個人でフルートを購入しようと考える時は、吹奏楽部に入部する時と学校備品のフルートでしばらく練習してから購入を考える時の二つの時期があると思います。学校によって事情がさまざまですが、出来れば学校備品でしばらく練習してから個人持ちの楽器を購入した方が間違いが少ないと思います。たまに初心者にムラマツの総銀製の楽器を買わせて、あっという間に楽器が故障するなんてことがありますからね。管楽器は吹きこなせさえすれば高価なものの方が良い音がしますが、その差は値段の差に比べてごくわずかですし、吹きこなせなければ「宝の持ち腐れ」になってしまいます。スクールバンドの場合は3年と期間が限られていますから、買う時に鳴らせられる楽器を選んだ方が良いでしょう。

 フルートは、総洋銀→リップ銀→頭部管銀→管体銀→総銀(銀メッキ)→総銀(銀無垢)の順で鳴らすのが難しくなっています。腹圧が十分で奏法が安定している人が吹くと、頭部管銀モデルより総銀の方が鳴りますが、大抵の中高生はなかなかそこまでいきません。いや、大人ですらフルートを始めて3年くらいでは総銀のフルートをちゃんと鳴らすのは難しいのです。私がお勧めしているのは頭部管銀モデルです。管体銀のフルートを勧める指導者もいなくはありませんが、頭部管銀モデルとの音の差はごくわずかです。ちょっともったいないと思います。差額は貯金しておいて次に買うフルートの予算に回した方が良いでしょう。

 カバードキーのモデルを選ぶかリングキーのモデルを選ぶかですが、リングキーモデルは指のフォームが少しでも悪いと音がまともに出ませんし、指がキーの中央を押さえられないと、慣れるのに相当時間がかかります。リングの穴を塞ぐプラグを付けたら音が相当悪くなりますから、使わないと音が出せないならリングキーを選ばない方が賢明です。時間が限られているスクールバンドでは、上達への障害はなるべく少ない方が良いのです。リングキーのフルートはそういう意味で上達の障害が大きいのです。せっかくのマイフルートなのだから、リングキーのものがほしいと言う気持ちはよくわかりますが、吹きこなせるようになる前に卒業を迎える公算が大きいと思います。

 このような理由で、スクールバンドでフルートをやることを前提にすると、カバードキーの頭部管銀モデルを買って、その後どうしてもリングキーが欲しかったら総銀製のものを二本目で買った方が良いということになります。

 カバードキーモデルを買うとすると当然C足部管になります。それからEメカニズムが標準で付いているモデルが多いです。当ブログで何度か述べていますが、Eメカニズムが付いているとG/Aトリルが変え指でしか出せません。吹奏楽の場合、ポップスの「コパカバーナ」でもG/Aトリルが出て来ますが、これを変え指でやるのはちょっとさえないです。出来ればEメカなしのモデルを勧めます。頭部管銀でEメカなしのモデルを作っているのは、ムラマツとサンキョウだけです。ムラマツは精密に作られているので故障しやすく、スクールバンドでは向かないかなと思っています。

 ということでお勧めはたった一つ、サンキョウエチュードということになります。サンキョウは価格アップなしで「ニューEメカニズム」を出しています。これだとG/Aトリルは変え指の必要がありません。多少中音域と低音域のAの音色が暗めになると言われていますが、それほど気にはなりません。気になる場合は、左手小指のGisレバーを押してしまえば、問題は全くありません。

 サンキョウの問題点は他のメーカーよりも腹圧が必要で、ちょっと鳴らすのが難しいというところです(昔よりはずいぶん鳴らしやすくなりましたけど)。ミヤザワは腹圧が弱くても鳴ってくれて強い息でもOKなのですが、こちらはカバードだとEメカが標準になってしまいます。Eメカなしのモデルが選べるといいんですけどね。ミヤザワさん、考えてくださいよ!
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~ Comment ~

NoTitle 

別のところでいただいたコメントへの私のレスを加筆してアップしておきます。

フルートを吹くことを趣味としてどう捉えるかによって、どういうフルートを買うかが決まってきたりするかもしれませんね。

せっかく趣味としてフルートをやるならと、高価なものを奮発したくなるのもわかります。たいていの人は鳴らせないんですけど、管弦楽や吹奏楽でやるのでなければ「鳴らす」必要性は感じないでしょうし、今の総銀製フルートって鳴らせられなくても、ある程度の音色は出せるので、最初から総銀という大人買いをするんでしょうね。

サンキョウエチュードが良いというより、他の頭部管銀モデルが候補から消えてしまったという方が正しいと思います。頭部管銀のカバードモデルでEメカなしを選べるのがムラマツとサンキョウだけでしたから。Eメカ付きで良いならヤマハの311で十分だと私は思っています。

ニューEメカを他社が導入しないのは、どうしてでしょうね。他社でもEメカなしのフルートのGisトーンホールに、ドーナツ状にしたコルク(ニューEメカみたいなもの)をはめこんで3Eを出しやすくしたりしていますから、性能的にはそんなに問題ないのでしょう。私は個人的に好きではありませんが。

たぶん見た目でEメカがついているフルートを買いたいと思っている人が多いんじゃないでしょうか。フルートを買おうと思っている人がすべてサンキョウのニューEメカのことを知った上で買うわけではないでしょうし、サンキョウのニューEメカ付きのフルートって見た目Eメカなしですからね。



ちょっと難しい話になるんですけど、なぜ私がこんな記事を書いたかと言うと、あまり深く考えずにEメカ賛成派が増えるのはいかがなものかと思っているからです。フルート自体はEメカがなくても十分鳴るように進歩してきていると思うのですが、その分吹き手の方が楽してしまうと思うんです。

第3オクターブのF♯はメカもなく少し出にくい音ですが、これでつまずく人もいます。3Eで苦労しない分、この音で苦労したりするのが普通になってきています。ま、発表会の時は♯系の曲を選ばなければいいんですが、吹奏楽だとそんなわけにもいかないのです。3E、3Fisは乗り越えなければいけないカベですね。
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