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指揮

アマチュアのための指揮法講座②~打点をはっきりさせる

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 不定期連載の2回目です。「アマチュアのための指揮法講座」なんて、大仰なタイトルをつけてしまいましたが、私自身がどういう所に気をつけて指揮をしようとしているか、ということを書こうと思っていますので、お気軽に読んでいただければと思います。

 今回のテーマは「打点をはっきりさせる」ということです。これが曖昧な指揮は奏者がどこで音を出していいかわかりません。結果として、音が出せなかったり揃わなかったりするんですが、指揮者は奏者のせいにしてしまいがちです。これはアマチュアだろうがプロだろうが関係なさそうです。もちろんアマチュアの中には、指揮を全く見ることのできない人もいますので、そういう人は除きます。

 指揮法でいう「点」とは、棒の動きが、加速から減速、減速から加速に切り替わる瞬間をいいます。この「点」が音を出す合図となるわけです。加速から減速に変わる「点」は、打楽器等で音を出す時の動きと同じですので、こちらはわかりやすいですし、練習もしやすいのです。「叩き棒」を使って音を出して、この「点」を打つ動きをすれば、いい練習になると思います。

 でも、いつまでも「叩き棒」を使っているわけにもいきません。音を出さずに空中で「点」を打つ動きができないと、本番で指揮できません。指揮の基本で本当に難しいのは、減速から加速に変わる「第二の点」なのです。マーチを例にあげて説明しますと、低音楽器の「前打ち」(拍の頭)を指示するのが、「点」で、ホルン等の「後打ち」(裏拍)を指示するのが、「第二の点」です。この第二の点は、3連符の3つ目の音を指示したり、16分音符の4つ目の音を指示したりすることがあります。これができるようになったら一人前でしょう。これらは全部、減速の度合いの違いで表現します。(これ以上は文章で表現できません。あしからず)

 この練習の仕方(斉藤メソードでは「タタキ」といいます)ですが、メトロノームを使って練習します。電子メトロノームで、さまざまなリズムが出せるものを使うと、もっといいと思います。八分音符や3連符を鳴らして「第二の点」をはっきりさせる事を意識して練習します。

 曲の練習でも拍の頭だけでなく裏にあたる位置でも、加減速の度合いと棒の位置に気をつけながら振る練習をします。一拍が四分音符の時と八分音符、3連符、16分音符では振り方が違います。四分音符を基準にすると、八分音符の時は減速の度合いが遅くなります。(棒が四分音符の時より早めに上に上がる)3連符の時は「点」を打った時の「初速」が四分音符よりも速く、減速を大幅にして、「第二の点」は3連符の3つ目を指示します。16分音符の場合は、さらに「初速」を速くして「第二の点」は16分音符の4つ目です。

 この「第二の点」を強調したものが、「先入」(裏拍の指示)です。「先入」は「直接運動」の部類に入ります。「直接運動」は、加速から減速だけの運動です。「点」は、棒が動き出してからしかわかりませんので、音が出るまでにタイムラグがあります。奏者は指揮者が「点」を打つのを見て音を出しますので、指揮者からすると、自分が思ったよりも後から音が出てくるのです。この感覚を指揮者がものにしていないと、奏者が困惑します。

 「間接運動」は、加速から減速、減速から加速の二種類の動きをします。タタキはその動きをします。タタキは直線的な動きですが、曲線的な運動にした「しゃくい」、もっと滑らかな動きの「平均運動」はすべてこり間接運動です。「間接運動」は点の位置が予想できますので、音は点とほぼ同時に音が出て来ます。私が指揮法のレッスンを受けていた最初の頃、この「直接運動」と「間接運動」の音の出方の違いに悩まされました。

 アマチュア指揮者の場合は、間接運動ができれば、とりあえず指揮できるでしょう。第二の点を意識しながら、まずタタキができるように、メトロノームと鏡を使って練習しましょう。

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