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ピッコロ

ピッコロアドヴァンスでピッコロ三昧をしてきました

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 5月3日に東京銀座の山野楽器でピッコロアドヴァンスが行われました。講師はあの有名なN響ピッコロ奏者の菅原潤先生です。午後1時半からの受け付けですが、当日はピッコロの展示もあるということで、11時過ぎには会場に到着して、まずはピッコロの試奏をしようと思いました。こういう楽器フェアはお昼時が空いていて狙い目だからです。着いてみると会場はまだガランとしていました。でもピッコロが100本以上もある!これだけの数のピッコロが並んでいるのを見たのは初めてです。狙い通り!

 私がピッコロの試奏を始めると、顔なじみの山野の店員さんが他所でレッスンを終えたばかりの菅原先生を私のところに連れて来てくださいました。おお、とってもラッキー!でも内心ドキドキもんです。最初はピッコロについての説明を受けました。楽器の良し悪しはキ―の調整と頭部管のジョイント、歌口のカットで決まるそうです。菅原先生は実際に手にとって吹き比べてくださいました。同じ楽器でもコンディションにずいぶん差があるものですねえ。

 当日展示されていたピッコロで私がこれはいいなと思ったのは、パウエルのキ―金のハンドメイドとキ―フ。キ―銀のハンミッヒくらいでした。先生が言ってましたが、本当に良いピッコロは低音が鳴り、中低音域の音色が魅力的なものだそうです。注目のヨーゼフのピッコロは「まあまあ」でした。優しい音がしますがパワフルな曲を吹く時に物足りなくなるかもしれません。吹奏楽や管弦楽でなく室内楽やフルートアンサンブルみたいな場だといいかもしれません。

 そのうちに菅原先生が私のアンブシュアを見て「ずいぶん変わったアンブシュアだねえ」と言いました。「パユもピッコロを吹く時はずいぶんかぶせているけど、それで普通の人が吹くとね、とっても悲しい音になってしまうよ」「そのアンブシュアだと上唇がかぶりやすいから、管を多めに抜いて歌口をちょっと外に向けて」私の笛師匠と同じことを言ってました。う~む、やっぱり。「それだけだと歌口が遠くなるので、唇の上の方にちょっとずらす。歯と歯のすきまをもっと開けて吹いて」言われた通りにすると、調子いい~。自分ではわかっていたつもりなんですけど、自分のアンブシュアって自分ではわからないもんですね~。

 「先生、いくら抜いてもピッコロのピッチが下がらないのは何が原因なんでしょう?」「そりゃあ、吹き方が悪いんだね。あとは…」この…の部分は、2時からの先生の講習会でびっくりすることを教わりました。講習会はみなさんピッコロ持参で来ました。そうするようにと書いてあったからですが、質問をした人にピッコロを直に吹いてもらって、先生がレクチャーするという形式です。ある女性の方が「先生、私の高音域のピッコロのピッチが高いとみんなに言われるんですが、どうしたら下げられるんですか?」おお、私がさっき質問したことでないの!「実際にちょっと吹いて見て」実際に吹いてもらいました。そこに先生の意外な言葉が…。

「合っているんじゃない」

 実際に先生がその音域を会場にあったピアノで弾いてみると、確かにその通りです。「倍音の出方でそう聞こえちゃう時があるんだよねえ。指揮者なんてピッコロのピッチがわからない人が多いんだからさ」「いえ、高いと言ったのは隣にいるフルートの人です」一同大爆笑。「そりゃあ、その人の耳とフルートの腕が悪いんだよ。今度高いと言われたら、菅原が合っていると言っていたと言いなさい」…そのフルートの人はビビるだろうなあ。

 講習会が終わった後は菅原先生のミニコンサート…ではなく「ビッグコンサート」(ご本人の弁です)でした。先生は午前中から時間を気にせずに喋りっぱなしの吹きっぱなしなのに、最後にこういうコンサートをやるとは、すごいバイタリティです。聴衆はみんなピッコロイストなので、プレッシャーは半端じゃないと思いますが、さすが日本のピッコロイストの第一人者です。素晴らしいコンサートでした。最後にピッコロアドヴァンスでの菅原先生のお言葉を箇条書きにしておきます。菅原語録と言ってもいいかな(笑)。

・ピッコロは歌口の角度を気にする必要はない(私は特別だそうで…)。
 キ―の延長線上で組んでキ―はいつも水平に構える。
・本番前のチューニングは儀式なので、テキトーに合わせて本番は家で吹いていた通りに吹く。
・ロングトーンでもビブラートをかけること。唇の柔軟性を保ちお腹の支えがないとビブラートはかけられない。
 チリメンビブラートはお腹の支えがなくなるのでダメ。
・家での練習は中低音域を中心に練習する。簡単なフルートソナタを吹いて、とにかく「歌う」ようにする。
 鼻歌でも歌うように気楽にピッコロを吹く。
・ピッチとか音量とかを考えず思いっきり楽しくピッコロを吹いて!

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~ Comment ~

やはり、いらっしゃったのですね。 

こんにちは

以前、別のニックネームでコメントしておりました、マエスタ吹きです。

たかさん様、やはり、いらっしゃったのですね。
多分、この中にいらっしゃるだろうと思って見渡しました。

菅原さんのラフさ、アバウトさが、好きです。
学生時代ピッコロやって、音程、音量、プレッシャーなどなど、だんだん縮こまった演奏になった経験がありました。
菅原さんの言葉は救いです。

ウチの団のピッコロは、音程バッチリですが、合奏では低く聞こえ、悲しげなのは、理由が分かりました。
こういう、プロの方のお話しを伺うだけでも、すごく勉強になります。

CD発売されるので、菅原さんのセミナー&ミニコンサートは、他所でもまだありそうですね。

Re: やはり、いらっしゃったのですね。 

あおいさん

こんにちは。

コメントありがとうございます。ニックネームは変わってもコメントをいただけるだけで嬉しいです。あおいさんもいらしていたんですね。ネットだとお顔まではわかりませんので、もしかしたらすぐ近くにいたかも…。

ピッコロ吹きにしかわからない大きなプレッシャーを少しでも軽くして、ピッコロを楽しく吹いてもらおうという菅原先生の意図が感じられて、すごく良かったですね。でも相当な重労働ではなかったかと思います。あけだけたくさんのピッコロを吹いた後で、あのプログラムでのコンサートをやるんですから。また機会があったら参加したいです。
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