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フルート・奏法

ピッチが高いのになんで低く聞こえるの

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 この記事は、以前の楽団の練習の記事で「私のピッコロのピッチがチューナーでは高いと表示されているのに、自分の耳には低く聞こえる」と書いたことに質問が寄せられたので、どうしてこういうことが起こるかを述べようというものです。チューナーのピッチは高いのに低く聞こえたりするのは、他の管楽器でもある話です。ピッコロは管が短くて息のコントロールが最も難しいので目立つのでしょう。人間の耳は高いピッチには順応しやすいですから(いわゆる「ピッチは高いもん勝ち」ですね)、私のピッコロが30セント高くても他の楽器が50セント高かったら、相対的に低く聞こえてしまいます。

 そういう耳の問題でなければ、奏法のどこかに問題があるわけです。その問題とは「楽器をちゃんと吹き込めていない」ことに尽きます。息をガ―ッと入れれば大丈夫なのかというと、そうではありません。大事なことは「適正な量の息を適正な圧力で適正な角度で歌口のエッジに当てる」ことです。この「適正な○○」は練習の積み重ねによって身につけるものだと私は考えています。ピッコロはこの「適正さ」が楽器によって違いますので、そのクセをつかまないと上手に吹けない楽器だと思っています。なかにはスゴイ人がいて、ちょっと吹いただけでその楽器のクセをつかんで上手に吹いてしまう人がいます。ちょっと私には真似できません。

 そういう順応性のない人は、じっくりと自分の奏法を固めていくしかないと思います。合奏の中でピッチが変だと思って修正しようとしても、奏法が悪いとまず上手くいきません。自分ではピッチを下げたいと思っても、口が言う事を聞かないというか、逆に高くなるように吹いてしまったりします。ピッコロはほんの少し息の角度を変えるだけで音の質が激変します。しっかり自分の音を作って合奏に臨む必要があるのですが、私の場合そんな練習をしていなかったのと、バンドの音質に合わせて吹き方を急に変えたので、唇が固くなり順応できなかったのでしょう。もっと簡単に言うと、力が抜けなくなってしまったのです。

 こう書くと「どんな風に吹き方を変えたんですか?」と質問が来そうなので先に書いておきますと、このところ私はピッコロでバッハの音楽を練習していました。その時はどちらかというとダークな音を目指していました。管はそんなに抜かず、唇と歌口のエッジとの距離を近めにとっていました。ところがこの音色は私のバンドのカラ―に合わず、以前に笛師匠に言われていた「管を抜いてピッチを上げて吹く」吹き方に急に変えました。

 管を抜いたら普通はピッチが下がるものなのですが、これでピッチが上げられるわけですからピッコロとはなんとピッチの不安定な楽器であることか!普通は管を抜いてピッチを上げたら音質が悪化するんですが、ピッコロはうまく吹ければ音色が変化します。まあ、フルートでいうところの「外吹き」と同じ現象ですが、ピッコロの方がもっとシビアです。ピッコロは特に「良い音を出す」ことに集中しないと音が合わない楽器です。
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~ Comment ~

 

ピッコロは本当に難しいですね。
僕がピッコロメインだったのは高校時代です。
息を使いすぎて吹いていた時期、どんなに頭部管を抜いてもピッチが高すぎるように聞こえてしまい、フルートでは頭部管をほとんど抜いたことがないのに、ピッコロでは1cm以上も抜いて、まだ高く聞こえてしまい困り果てたことがありました。本当は低すぎていたのを勘違いしたのか、本当にそれほど抜いてもなお高すぎていたのかわかりません。

Re: タイトルなし 

Sonoreさん

いやあ~。そのお気持ちよくわかります。私とヤマハ62の組み合わせだと、管を抜けば抜くほど「高く」なります(爆)。音大に行った私の教え子がヤマハ62+フィンダを高校時代吹いていたのですが、いつも高くて困ってました(本人も私も)。それこそ抜いても抜いても高くて…。原因は息の使い過ぎだったのでしょう。

フィンダの頭部管を試奏した時に感じたのですが、高めに聞こえるものと低めに聞こえるものがありました。グラナディラ自体の持っている音質の違いかななんて思いました。クラベスという打楽器は大きさ自体は変わらないのに、叩くと音の高さに違いを感じたりするんですが、それと同じかななんて思っています。

このあたりは私も研究不足なので、プロでピッコロを吹いていらっしゃるlouislot1800さんに、いろいろ教えていただきたいなと思っています。あ、その前に菅原さんの講習会が今日あるので行ってきます。

ありがとうございました[e:466] 

ヘンな吹きかたをするとピッチが合わないんですね。そーするとピッチが合わない時は吹きかたを変えればいいんですかぁ

Re: ありがとうございました 

よっちゃんさん

変な吹き方だとピッチや音程がヘンなのは確かです。でも合奏の中でピッコロの音が合わない要因はこれだけではありません。他の楽器のピッチがずれていてもピッコロが合わないように思われてしまうこともあります。他の楽器のずれたピッチに合わせると変な吹き方になってしまうし、このあたりは難しいですね。

 

たかさん

ピッコロのピッチは大変です・・・やはりピッコロは40分位はウオームアップが必要ですね。私は出来るだけ入れてピッチの取りやすい所で吹きます。そのほうが低くなることがないので・・・いつもどのパートの上に乗るかを考えて吹いていますが、上手いように行きません・・・やっぱり正確な音程より、このピッコロさんだったら安心して一緒に合奏できるなと周りに思わせることが一番のような気がします・・・私もがんばろう!!

Re: タイトルなし 

nebosukeさん

5/5の記事でN響の菅原潤さんの講習会について書きました。ずいぶんためになることを教わりました。「管を抜いて吹く」ことは私の笛師匠だけでなく菅原先生もおっしゃってました。特にドイツ系のピッコロは抜かないと合わない楽器もあるそうです。

私もどのパートの上に乗るかを考えて吹いています。でもうちのバンドの場合、どのパートもピッチがバラバラで困ってます。特にチューナーの針を振り切ってレッドゾーンに突入するピッチのバカ高い人が多くて、自分のピッコロのピッチが低くならないようにあまり抜かないでいました。そうしないと合わせられませんからね。

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