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フルート・奏法

Eメカなしで高音Eをどう吹く?Fisは…。

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 表題のような検索ワードで当ブログにおいでくださった方がいらっしゃいました。今、市場に出ているフルートのほとんどはEメカ付きだろうと思われますので、ちょっと意外でした。でもインラインリングキーのフルートはEメカ無しのものも多いかも知れません。なぜかというと、インラインでEメカを付けるとキ―の機構が複雑になりすぎて、キ―メカニズムの強度が少し弱くなると言われているからです。その対策を施しているメーカーもありますが、どちらかというとオフセットのEメカほどポピュラーではないかもしれません。

 私個人としては、Eメカを付けるなら強度の関係でオフセットの方が良いだろうと思っています。ただ、以前の記事で述べましたが、吹奏楽や管弦楽の一部の曲(でも結構有名な曲)は、Eメカ付きのフルートでは出せないトリルが出てきたりします。対策は、①音色や音程が違うのに目をつぶって変え指を使う ②Eメカ+Cisトリルキーのフルートを使う ③Gisオープンのフルートを使う ④Eメカなしのフルートを使う の四つです。私が選んだのは④です。①の音程の面で妥協はしたくないですし、②はお金がかかり過ぎです(笑)。Gisオープンのフルートだとピッコロやアルトフルートとの持ち替えがしにくくなります。結局、技術で何とかできて安上がりな④にしました(爆)。

 それは置いておいて、Eメカなしのフルートで高音Eをどう出すかという問題は残ります。以前の記事で、なぜ高音EとFisが出にくいのかを説明しましたが、どう吹けばいいのかをまとめた記事はありませんでした。そこでこの記事ではどう吹くかをまとめることにしました。

 最初に私がいろいろと吹き方を試してきて得た結論を申し上げます。お断りしておきますが、これは私の経験から来た結論ですので当てはまらない人もいるかもしれません。その結論とは、

唇と歌口のエッジとの距離が遠いほど高音E・Fisは出にくい

ということです。いわゆる「外吹き」だと、唇と歌口のエッジとの距離が遠くなりますので、これらの音は出しにくいわけです。それでも出すためには、EとFisを吹く時だけ吹き方を変えたりします。

 ちょっと難しい話になりますが、高音の出にくさは頭部管によっても違います。歌口のカットとテーパーも関係しているのだと思いますが、材質も関係あるかもしれません。ヤマハのスタンダードシリーズは、総洋銀と頭部管銀のモデルがありますが、これらのモデルの頭部管は材質が違うだけで歌口のカットやテーパーは一緒です。私が吹いた印象では、頭部管銀のモデルの方がちょっと高音Eが出しにくくなるという感じでした。これが歌口のカットやテーパーの違うサンキョウのFTになると、さらに出にくいのです。同じことがアルトフルートでもありました。私のパールオリジナルの頭部管はリップ銀製です。これをアキヤマの銀製頭部管に変えたところ、高音域はもちろん、第2オクターブの「ミ」や「ミ♭」までかなり出にくくなりました。ちゃんとポイントに当てれば良い音で鳴りますが、それはオリジナルの頭部管よりもかなり「唇と歌口の距離」を近づけないとダメなのです。そういう設計の頭部管なんでしょうね。簡単に言うと、

上級者モデルになるほど鳴るポイントが狭くて難しくなる

のではないかと考えています。高音EやFisがちゃんと出るポイントを見つけて、そのポイントで他の音も吹くようにしていくしかないと思います。この話題は奥が深いので次回に続きます。 

 
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~ Comment ~

NoTitle 

> 唇と歌口のエッジとの距離が遠いほど高音E・Fisは出にくい

なるほど!!!
試してみることにします。Eメカなしの3Eは、その時々で苦もなく出るときと、非常に出しにくいときがあるのです。その差は、そのあたりにあるのかも知れませんね。

Re: NoTitle 

inti-solさん

唇と歌口のエッジの距離は、ほんの少しの違いで大きく変わりますので、3Eが出しやすい時と出しにくい時の差は、このあたりだと思います。変え過ぎにはお気を付けてお試しください。

大変参考になりました。 

はじめまして。
実はちょうどこの悩みにぶちあたっておりまして、どうしたものかと試行錯誤しておりました。

私は頭部管を内向きにしてしまいがちで、そうすると音がくぐもるので先生からもう少し外向きにして吹くように言われます。

でも高音域になるとどうしても音程が高くなり加えて音自体もなんだか薄っぺらな音になってしまいます。

唇と歌口のエッジの距離ですね。注意して練習してみます。
出しづらい音が綺麗に出るようになるということは、その他の音ももっと綺麗になりますよね?

Re: 大変参考になりました。 

かずちゃんさん

はじめまして。ようこそいらっしゃいました。

内向きと外向きというと頭部管を回すだけになってしまいがちですが、これだけだと内向きでは唇がかぶってしまい、外向きだと唇と歌口のエッジとの距離が遠くなってしまいます。そこで唇に対して頭部管を上げて近づけることが出来れば、唇と歌口のエッジとの距離だけが縮まる理屈です。実際にはその違いはほんのわずかです。「やり過ぎ」にはお気を付けください。

> 出しづらい音が綺麗に出るようになるということは、その他の音ももっと綺麗になりますよね?

はい、その通りです。がんばってくださいね。
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