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フルート・本体

頭部管を変えると何が変わる?

 ←Alain Marion plays Sankyo Flute  →フルートアンサンブル倶楽部に再び参加しました
 クルマ好きの私は楽器についてもクルマに例えて説明したりすることがあります。フルートで言うと頭部管がエンジンで、胴部管足部管がボディということになります。フルートから音を出すことが、クルマを走らせることになります。

 さて、クルマにもいろいろなグレードがあって、同じボディに排気量の違うエンジンを載せたりしているクルマがあります。当然のことながらボディが同じなら、排気量の大きいエンジンの方が加速がいいのです。同じエンジンを違うボディに載せているクルマもあります。この場合はボディが軽い方が加速がいいのです。

 フルートで言えば、同じボディに違う頭部管を着ければ、当然音が違ってきます。わかりやすい言い方をすれば、能力の高い頭部管の方が良い音がするでしょうし、頭部管が同じならボディの能力が高い方が良い音がするのです。私が吹いているパールで言えば、ハンドメイドクラスの頭部管を洋銀ボディに着けたフルートと、量産型の頭部管を洋銀ボディにつけたフルートでは音が違います。ハンドメイドクラスの頭部管を洋銀ボディに着けた場合と総銀ボディに着けた場合でも、やはり音が違うのです。頭部管とボディではどちらが音により大きな影響を与えるかと言ったら頭部管の影響の方が大きいでしょう。

 私は音色や音量については頭部管が、音程に関してはボディの影響が大きいと考えています。でもボディが音色にも影響を与えているように、頭部管も音程に微妙ですが影響を与えていると思います。それは私自身が実験して確認しました。アルタスのスケール設計は独特です。これにサンキョウの銀の頭部管を差してみたところ、どうも相性が良くないらしく、ずいぶんおとなしい音色になった上、高音域の音程の傾向がオリジナルとは逆でDやEがぶら下がり気味でした。同じサンキョウの頭部管をヤマハに着けた時は高音域の音程が高めで、特に3Eはコントロールに苦労しました。ヤマハのCY頭部管だと3Eは出やすいので、この音程の傾向の違いは頭部管の個性差でしょう。あとはどの頭部管が自分と合うかだと思います。

 ヤマハのYPC62にフィンダの頭部管を着けた時も音色はもちろんですが、音程もずいぶん変わりました。オリジナルの頭部管では、高音Esの音がとんでもなく高くなってコントロール出来なかったのですが、フィンダはコントロール出来る範囲内に収まりました。

 私は頭部管を変えることで音が良くなるのなら、変える価値は十分あると思っています。まあ、ボディの基本設計の性能以上の音は出ないので、頭部管をフィンダに変えて音が良くなるということは、ボディの能力はあるという見方もできます。私としてはヤマハのタンポの質と調整に不満があるので、これを交換・調整したらもっと良くなるかなと思っています。どこに頼むかが問題ですが。

 これは国産スポーツカーをフルチューンするのと一緒で、どんなにチューニングしてもフェラーリやポルシェには敵わないと思ってはいます(笑)。現状よりも音が良くなればOKとするべきだと思います。ただ、どんな良い楽器でも奏者の技量がなければ、力を発揮できませんから技量を磨くのも重要でしょう。
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~ Comment ~

頭部管とクルマ 

実に的を得たご意見と思います。
私は木管のみを吹くようになりましたが、金属管に木製のリップのついたものを最近見るようになりました。さらにこのリップを着脱式にして様々なタイプのものに着けかえられるようにできないかなぁ…などと思ってます。

Re: 頭部管とクルマ 

IWARINさん

リップの材質が変わるだけでも音がずいぶん変わるんですよね。以前にリップが象牙のフルートを吹かせてもらったことがあります。もう象牙で新しいものは出来ないだけに貴重なものですが、こんなに変わるのかと思いました。東京の山野楽器でリップが木の楽器を見ました。今度機会があったら試奏してみたいと思います。
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