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フルート全般

マイフルート遍歴・ムラマツ、サンキョウ編

 ←我が師の指揮と斎藤メソード →マイフルート遍歴・アルタス編
 以前のブログに断片的に書いたことではありますが、改めてまとめて述べたいと思います。

 最初に買ったフルートは、ムラマツの頭部管銀のモデルでした。たまたま街を歩いていて中古のフルートを見つけて衝動買いしたものです。この時代は洋銀の部分に銀メッキをかけるなんてことをしない楽器ばかりでしたから、銀の色をした頭部管が魅力的でした。え、洋銀だって銀色だろうって?微妙に色が違うんですよねえ。ま、100円玉と今のフルートの色を比べてみれば一目瞭然です。今の洋銀フルートは、すべて銀メッキがかかっていますから。

 洋銀製のフルートは、洋銀の部分がすぐに変色してしまって見た目があまりよくありません。また長期間使っていると腐食もします。今の洋銀フルートがみな銀メッキをかけているのも、それを防ぐためでしょう。でも銀も黒く変色します。高校時代の恩師のフルートは頭部管が黒く変色していました。黒く変色するのもカッコ悪いなあと当時は思っていたもんです。でも、金管楽器も真鍮の上にラッカーを塗って変色しないようにしているんですが、当時はノーラッカーの楽器も多く、ラッカーはすぐ剥がれてしまったりして、金属製の楽器はみんな変色してました。懐かしいなあ…。

 そうそう、それで思い出しました。昔のことで記憶が曖昧なのですが、洋銀製の楽器は今よりも管が厚めだったかもしれません。あるいは当時の工作精度のせいかもしれませんが、管だけじゃなくキーの部分もかなり重かったような気がします。鳴らしやすくするために、管厚を薄くして摩耗と変色を防ぐために銀メッキをかけたのかも知れませんね。鈴音(ヤマハYFL281)と比べると、はるか昔の21は、もっと重かったような…。

 話を元に戻して、私の初代フルートは、フルート自体の出来はあまり良くありませんでした。レッスンについたばかりの頃、笛師匠にこのフルートを吹いてもらったら、「だめだよ、この笛」とばっさり…。ああ、楽器を見る目のないこと甚だしい。どうしようと思っていたら、笛師匠がご自分のムラマツの総銀製のフルートを貸してくださいました。レッスンはそれで受けていました。

 しかし、この総銀製のフルート、重い、鳴らない、難しい、の三拍子揃った?笛でした。ポイントはそんなに狭いわけではないのですが、いい音をさせるのにパワーが要ります。もちろん無駄に息を入れても鳴りません。中音域のEのあたりでポイントが切り替わるので、この感覚をつかむのが大変でした。高音域のEは出ませんでした。いや、うまく吹けば出るんですが、その鳴らすポイントの狭さといったら半端じゃありませんでした。こういう記憶は風化しませんね。今でもよく覚えています。それでもムラマツにはEメカが付いてませんでした。(すごい頑固…) 当時からEメカのついているヤマハのフルートがうらやましくもありました。

 ということで、二代目のフルートは、ムラマツと正反対の音色を持っているサンキョウを選びました。学生の身分でお金がなかったので、管体銀のシルバーソニックを選びました。最近、この時代に作られたサンキョウアーチストを吹いたことがあります。ばっちりオーバーホールされた楽器だったのですが、やっぱり鳴るポイントの狭いこと。音色はムラマツと正反対なのですが、楽器のクセは結構共通してました。

 シルバーソニックもアーチストと同じくらい難しい笛でした。しかもどうしてもリングキーが欲しいと思って、カバードキー主流の時代に、リングキーの楽器を注文してしまいました。サンキョウの楽器はほとんどすべての楽器に銀メッキがかかっていますので、シルバーソニックで十分だと思ったわけです。ムラマツの総銀製を吹いていた身には、シルバーソニックは鳴らしやすい楽器でした。しばらくこの楽器を愛用してました。今年の夏、サンキョウフルートを吹く機会があったのですが、昔と違ってずいぶん鳴らしやすくなったと思います。最近、試奏したサンキョウのアーチストとハンドメイドはこれ以上ないくらい、ガンガンに鳴りました。まあ、昔のサンキョウを知っている私にとって見ると、ちょっと物足りない感じもしましたが…(音量じゃなくて、昔よりも吹きやすくなったことに対してです。昔のサンキョウは奏者を鍛えていたんだなーと思っています。)

 長くなりましたので、続きはまた次回…。

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~ Comment ~

サンキョウのフルート 

こんにちは。

サンキョウのシルバーソニックは、私も学生時代(吹奏楽)から20年余り使用していましたが、あの楽器には私も随分鍛えられたと思います。
私には吹きやすかったのですが、他のフルート奏者が「非常に鳴らしにくい」と言っていたのを覚えています。
吹奏楽の後はオケでもずっと活躍し、大ホールでのソロも十分使える良い楽器でした。

最近のサンキョウは吹きやすくなっているんですね。
奏者を鍛える手強い楽器はやはり売れないんですかね。
これも時代の流れでしょうか。
何だか少し残念な気がします。

Re: サンキョウのフルート 

笛吹きさん

お互いサンキョウのシルバーソニックに鍛えられたんですね。サンキョウのフルートは、人によって合う合わないがあるらしく、私も他の人から鳴らしにくいと言われたことがあります。

最近のサンキョウはやっぱり吹きやすくなっていると思います。「楽器に神経を使わなくて済む方が演奏に集中できる」という考え方の人が増えてきたそうです。ましてや失敗の許されないプロだと、そういう考え方になっても不思議じゃないかもしれません。

でも私は自分がそうだったからかもしれませんが、「奏者を鍛える楽器」は、ある時期には必要だと思います。
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