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ピッコロ

ピッコロ…いいなあ

 ←指揮者の音の聞き分け能力 →ジャズフルート・ライブの魅力
 最近の記事にちらちらと書いていますが、注文した新しいフルートも来ないのに…、アルトフルートの調整も出さなければいけないのに…、まだフルートの音も満足に出ないのに…、ピッコロが欲しくなってしまいました。なんといっても、ポケットに入ってしまう、その小ささ。何十人を前にして吹いても聞こえてくるそのパワフルな音(自分の耳もどうにかなってしまいますが)。かと思えば愛らしく優しい音も出せる。結構万能な楽器です。

 え、何十年もフルートを吹いててマイピッコロは持っていないのかって?そうなんですよ。昔、ピッコロを吹かなければならなくて吹いていた時は、すべて借り物でした。それで十分事が足りていたんです。特にピッコロの奏法で苦労した覚えが私にはないんです。(自分の技術を自慢したいんじゃなく、単に鈍感なだけです)もし、その要因があるとしたら、フラウトトラヴェルソを吹いたことがあるからでしょうね。(以下、トラベルソと略して、モダンフルートをベームフルートと言います)旧ブログにこんな記事を書いてました。

「フルート・トラベルソ」
 
 フルート・トラベルソとは、キーが一本しかついていないフルートである。今、楽器屋さんではアウロスというメーカーが、プラスチック管のものを出しているのを見かけるくらいだ。アウロスは、誰もがお世話になっている縦笛(リコーダー)のメーカーである。元来、フルートはこのリコーダーのことを指していた。横向きの笛という意味で、フルート・トラベルソと呼んだのだ。

 私が大学生の時、このトラベルソを習いに鎌倉まで通っていたことがある。(本格的にトラベルソを吹こうと思ったわけではなく、近代フルート(ベーム式)の勉強の足しにしようと思ったのである)この教室で使う楽器は、木製であった。モーツァルトのフルート四重奏曲などは、もともとトラベルソを使っていたそうだ。

 木製の本格的なトラベルソを見て、びっくり!その第1印象を一言でいうと、「2倍の長さのピッコロ」だったのだ。現代の木製フルートとは似て非なるものである。一番の違いは、フルートは管体が円筒形なのに対して、トラベルソはピッコロのように先細りである。最低音がDなのも共通だ。

 当然、息の入れ方も違う。トラベルソの先生からは、しつこく、ベームフルートとは吹き方が違うのだからと注意された。絶対的な音量は、トラベルソの方がない。トーンホールを、指で直に抑えるため、大きくできないのだ。でも先生の音はかなり大きい。私が大きく吹こうとすると、ベームフルートの吹き方になってしまい、かえって鳴らない。難しい楽器だと思った。

 このレッスンを受けて、ピッコロの鳴らし方がわかった。ピッコロはベームフルートとは親戚で、トラベルソとは兄弟なのである。トラベルソの吹き方をすれば良いのだ。逆にいうと、現代の木製ピッコロは未完成な楽器である。未完成なだけに、ピッコロのもともと持つ音は、素朴な音なのである。これが、金属製の楽器になるとちょっと違う。管体が先細りではないのだ(※サンキョウから出しているピッコロのことです)。ベームフルートからの持ち替えはこちらのほうがいいかもしれない。

 バロック音楽を演奏する時、チェンバロを使ったりするが、最もマッチするのがトラベルソだろう。演奏空間はそんなに広くなくていい。もともと宮廷のサロン等で演奏したのだから。私が師事したフルートの先生(トラベルソの先生とは違う人)は、チェンバロもお持ちで、フルートのレッスン後、トラベルソにチェンバロの伴奏をつけてくれた。トラベルソとの相性は抜群である。楽しかったなあ。

 トラベルソのレッスンは変わっていて、楽器のレンタル込みのレッスンだった。希望すれば、購入もできたのだが、その時、吹いていたサンキョウフルートのローンもあったし、指揮法のレッスン代もあった。収入の少ない学生の身分では買えなかった。今思うともったいなかったなあ。 2009年3月 5日 (木)


 トラベルソ自体そんなに深く学んだわけではないので、今読むと「?」のところもありますが、トラベルソとベームフルートで吹き方が違うことを学んだのが大きいと思っています。それで今はその吹き方を思い出したいわけです。その基準になる楽器は、ヤマハのYPC81かなあ。個人的には、前に勤務していたところで使っていたハンミッヒがいいんですけどね。
 
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~ Comment ~

 

ピッコロのことで質問です。すべて金属製のものと、頭部管だけ金属製のものと、すべて木製のものと、プラスチック等の素材で出来ているものと、それぞれどんな風に音が違いますか?

Re: タイトルなし 

よっちゃんさん

なかなか鋭いご質問を…。実はご質問の件について、まとめきれていないところもあります。総銀製のフルートの時のように、試奏をしながらまとめられたらなと思っている題材です。(何と言っても大したことを考えずにピッコロを吹いていたもので…面目ない)いずれそのうち、記事にしたいと考えています。

これをご覧になった方で、よっちゃんさんの質問にレスをいただける方、書き込みぜひよろしくお願いします。

No title 

以前のブログにコメントを付けたような記憶があるのですが、私が初めて吹いたピッコロは、サンキョウのピッコロでした。山野楽器のサンキョウフェアでのことです。
最初はまるで音が出ませんでした。ああでもないこうでもないと試していると音が出るようになりましたが、結局3オクターブは出ませんでした。その後、銀座のヤマハだったか、フルートフェアで木管のフルートを試奏しました。メーカーは忘れましたけど、パールだったかな。そのときは、3オクターブは何とか出ましたけど、あまりいい音は出せませんでした。

その時までは、わたしもいつかピッコロが欲しいと思っていたのですが、あまりの音量(というか音の甲高さですね)に、これはとても家では吹けないなと断念したのでした。あんなすごい音が出るとは思いませんでした。さすがに、吹奏楽でも音が通るだけのことはあるな、と。

Re: No title 

inti-solさん

 サンキョウのピッコロの試奏の事は前のブログでもコメントいただきました。ありがとうございます。サンキョウのピッコロは、地元の楽器屋さんに在庫があるので、試奏しようと思えばできるのですが…、ちょっと考えてしまってます。なぜかというと、銀製フルートと木管フルートの音質の差がピッコロにもあるだろうなーと思っているからです。

 山野の楽器フェアで、サンキョウピッコロをプロの方が吹いてくださったのですが、
耳をつんざく音を出していました。いろんなフルートを吹いた後なので優しい音を出すのが難しかったんでしょう。

> さすがに、吹奏楽でも音が通るだけのことはあるな、と。

 吹奏楽の中でもあの音域が出せるのは、ピッコロだけです。バンド全体がフルに鳴っている時にでも、しっかり存在感を示せるのがピッコロなんですが、耳が痛くなります。耳栓して練習する方もいらっしゃいます。私が欲しいなと思うピッコロは優しい音を出してくれるピッコロなんです。私のいる吹奏楽団には、すごいピッコロ奏者がいますので吹奏楽でピッコロを吹くことはまずないでしょうから。

 自分でもう一度、じっくりピッコロを吹いてから記事に書こうと思っているのですが、ピッコロは管の中の音が自分に返ってくる感覚があります。口笛を吹く時に息の流れだけを考えると、共鳴体(楽器ですね)がなくても大きく響くのは、口腔内を使っているからだと思うんですが、それに似た感覚です。フルートみたいな息のスピードだと速すぎて共鳴しないと思っています。いずれにしても、自分で吹いて確かめてから詳しく記事に書きます。

 あ、ちなみにヤマハのYPC62は値段も手ごろで、ものによってはいいかもしれません(木製なので多少の個体差があります)。どこかの楽器屋さんで試奏されてみては、いかがでしょう。

Re: Re: No title 

> inti-solさん

すみません。ヤマハのピッコロ、YPC62じゃなくて61です。一ケタ目の数字が「1」が頭部管木製、「2」が金属製になってます。

No title 

こんにちは♪

ご無沙汰しておりました。

ピッコロの件ですが、プラ管(パールのグラナディッチを含む)と木製のものについて、私の感想をレポートします。
金属製は中学時代にニッカンの洋銀製を吹いたことがありますが、正直忘れてしまったことと保存状態が悪く(というか壊れていて音階が吹けなかったのですが)、今のサンキョウとは比べ物にならないと思いますので割愛します。

☆プラ管ピッコロ
 ・ヤマハのYPC-32(20数年前に吹いた)は洋銀製頭部管にプラ管本体のもので非常に良く鳴る印象でした。
 高音域がキンキンしており、なんとなく薄い(軽いかな?)感じがしました。
 明るい音色という感じです。
 暖かい音を出すのは難しいと思います。

 ・パールのピッコロはカーボンファイバーのような質感ですが、吹くと意外と軽く音が出ました。(息の抵抗感は木製に比べて少ないですが、木製のものに近い感じがしました) ただ、木製のピッコロと比べて軽い印象です。
 高音域はキンキンとした音色になりやすいです。
 比較的明るめの音色です。
 上手くコントロールすると暖かい音色も表現できるのではと思います。


☆木製ピッコロ
 ・ヤマハYPC-81(現在所有しております)は、プラ管に比べて息の抵抗感はかなり大きくなります。高音域は私の技量ではどうしてもキンキンしやすくなるのですが、前出のプラ管に比べて不快な感じではありませんでした。
 音程はさすがにヤマハだけあって、しっかりしています。
 音色も木製独特の温かみのある音色で、変化をつけやすいと思います。
 明るく吹くことも暗くすることも奏法次第で可能と思います。
 
 ・メーカー不明(かなり古く、割れ直しがあり、ラベル部分がなくなっています。キーの配置からはハンミッピのような・・・)かなりの抵抗感と息のコントロールに気を使います。
 歌口のカットが楕円形の形をしており、それが息のコントロールに影響を与えている感じです。
 吹き始めは鳴りにくいのですが、鳴り出すと高音域の音色はキンキンとしません。
 音程を維持するのはかなり難しいです。
 音色は暖かいです。

以上が感想ですが、上手く音の違いが表現できずすみません。
参考になれば良いですね

No title 

inti-solさん このブログの私のコメントを見てくださったみなさん、間違いがありました。

ヤマハの木管ピッコロはYPC61ではなく、62でした。朝、家を出てから間違いに気付いたのですが今になるまで修正出来ませんでした。

すみませんでした。

Re: No title 

たくさん

 詳細なレポートありがとうございます。私はかなり参考になります。一番知りたかったのは、パールのグラナディッテの音色ですが、ABSよりはクラナディラに近いんですね。表現力と音程のバランスを考えるとヤマハのYPC81あたりが良さそうですね。

No title 

わたしも訂正です

の後、銀座のヤマハだったか、フルートフェアで木管のフルートを試奏しました。

の後、銀座のヤマハだったか、フルートフェアで木管のピッコロを試奏しました。

 

inti-solさん

訂正のコメントありがとうございます。FC2はコメントの修正が出来ないようなので、このままにさせていただきます。
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