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 ←クラッチ式のEメカの使い方は? →今年の初練習~1/6楽団の練習
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吹奏楽全般

朱に交われば赤くなる…

 ←クラッチ式のEメカの使い方は? →今年の初練習~1/6楽団の練習
 日本の管楽器メーカーは欧米のメーカーから見たら、後発の部類に属します。どんな管楽器も欧米のどこかのメーカーをモデルにして作っています。フルートで言えばドイツのハンミッヒとかフランスのルイロットなどです。それは別に恥ずべきことではないと私は思います。日本の自動車産業だって欧米に追い付き追い越せで発展してきたのですから。

 金管楽器のアンサンブルを指導していて思ったのが、日本の管楽器っていうのは音色の個性に乏しいということです。決して悪い音ではないのですが、控えめというか自分の意志をはっきり表明しないというか、まるで日本人の性格そのものだったりして…。楽器がそうですから、国産の楽器の中に欧米製の楽器が入ると、国産の楽器もその音色に近づいていきます。トランペットやトロンボーンの中にバックの楽器が入って、国産の楽器にバックのマウスピースをつけると、全部がバックの音色にほぼ統一できるのです。木管楽器もクラリネットはクランポン、サックスはセルマーというように一部欧米製の楽器を入れるだけで、ずいぶん音色が変わって来ます。国産の楽器は「朱に交われば赤くなる」楽器なんですね。

 これは、師匠と弟子の関係にも当てはまるかもしれません。弟子は、もともと師匠の音を近くで聞きますし、その音を目標にして練習しますから、当然と言えば当然でしょう。フルートの場合、アルテスの教本を使ってのレッスンが普通です。これで師匠との二重奏を繰り返せば、音が師匠に似ていくわけです。同じメーカーの楽器を使っていればなおさらですね。

 社会人の吹奏楽団って、各個人がバラバラな練習経歴を持っています。当然楽器も音色もバラバラなことが多いです。音を合わせるために必要なことはチューニングだけではないと思っている今日この頃です。楽器の統一は無理だから、二重奏を頻繁に練習するところから始めますか。
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~ Comment ~

こんばんわ☆ 

未来は、訳ありでセルマーからYAMAHAに変えちゃった(汗)
セルマーの方が良かったのかな?でもYAMAHAも結構いいよね☆

Re: こんばんわ☆ 

未来さん

ヤマハは個性が薄いだけで悪い楽器ではありません。吹き方によってはセルマーにもクランポンにもなるのでお得(笑)なわけです。むしろヤマハの方が音程、いいかも。

NoTitle 

ある意味「オールマイティー」を目指した結果なのかもしれませんし、それもまた日本的なのだと感じます。
フルートは最初、ヘインズ(これもルイ・ロットのコピー的な楽器)とハンミッヒあたりをコピーしながらのスタートだったのだと思います。フランス由来のアメリカンな楽器とドイツ系の楽器のいいとこ取りをした可能性もありますが、たかさんのご指摘のように没個性、無国籍な楽器かもしれません。
ただ、現在の様に世界がインターナショナルになって、お国柄の見えない時代となって、昔のムラマツの笛をむしろ懐かしがる、欲しがる人が出てきたのは面白いなぁと思います。

管楽器の材質の問題もあるのかな?と思っていますよ。
僕がCSの洋銀ハンドメイドを作ったのは、銅+ニッケルではなく、亜鉛も入った洋銀チューブがメーカーに用意があるという情報を頂いたことがきっかけでした。それまでは同社が苦し紛れ(亜鉛入り洋銀チューブが手に入らない)に、親戚筋とも言える真鍮チューブのCSフルートを吹いていたのです。
日本はJIS工業規格が邪魔をしていたようです。
また、非鉄金属をオリジナルの合金で発注すると「トン単位」となるようで、とても楽器工房やメーカーでは扱いきれない量になってしまうようです。
最近では一部の工房で、「サンプル出荷」を利用して由緒正しい「洋銀」の板を入手して巻き管でチューブ化することは可能なようです。(工房名が想像できちゃいますね)

JIS規格というのは、いかに純度の高いものを造るか?という発想ですが、楽器用の合金はそれが必ずしもいいとは限らないとことが難しいですね。

NoTitle 

日本の楽器は、クセが少ないニュートラルな音色とも言えます。
フルートマスターズを吹いているヴィーゼは、そのニュートラルなところが良いと評価していました。クセのない音色の方が、幅広い楽曲に対応できるからだと思います。

個性のある楽器というは、大抵の場合、「音色を変化させるのが難しい」というのが私の認識です。

NoTitle 

【国産の楽器の中に欧米製の楽器が入ると、国産の楽器もその音色に近づいていきます。...「朱に交われば赤くなる」楽器...これは師匠と弟子の関係にも当てはまるかもしれません。】
ほんとうに興味深く鋭い記事だと思います。
永く学生バンドの指導をされ、自らも演奏活動を続けてこられた
まさしく、たかさんらしい文章(視点)だと感心しました。
それでは今年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

Re: NoTitle 

Sonoreさん

楽器の外観だけコピーしても音までコピー出来なかったりするのが、楽器の面白いところですよね。金管楽器でも、バックというメーカーのマウスピースのサイズだけはコピー出来ても、音まではコピー出来なかった時代が長くありました。作り方のどこかが違うんですね。

フルートの場合、材質の問題もあるというのは考えさせられますね。楽器用の合金は別に考えてもらいたいですよね。「洋銀」の巻き管で作ったフルートは一体どんな音がするんでしょうか。聞いてみたいし吹いてみたいです。

Re: NoTitle 

ラブリーさん

> 日本の楽器は、クセが少ないニュートラルな音色とも言えます。

これはその通りだと思います。日本の楽器を吹いている海外のアーチストも同様の評価をしていますし。逆に個性の強い楽器を求めている人も国内外問わずいますよね。ボディだけムラマツで頭部管は別メーカーのものとか。もちろんそういう人は奏者の方で音色を変化させられる技術を持っているのではないでしょうか。

Re: NoTitle 

FALさん

> 【国産の楽器の中に欧米製の楽器が入ると、国産の楽器もその音色に近づいていきます。...「朱に交われば赤くなる」楽器...これは師匠と弟子の関係にも当てはまるかもしれません。】

私の経験上の結論なので、一般的かどうかはわからないのですが、このことは当たっているのではないかと思っています。私のフルートの音も笛師匠と似ていると自分では思っていますし…(笑)。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

NoTitle 

私は一時期ケーナも自作していました。当時使っていたケーナの完全コピーからスタートしました。しかし吹き口の形状を忠実に再現して、指穴の間隔も寸法を計って、まったく同じに作っても、これが全然同じにならないんですよ。
そもそも音程が違う!
よく考えれば当たり前の話で、指穴の大きさが違う(買ってきたドリルの口径の都合)し、管の太さも違う(竹は1本ずつまちまちですから)のだから、それを無視して見本と同じ位置に穴を開けても音程が合うわけがないんです。
何本か作っているうちに、このくらいの太さなら、指穴の位置はこのくらい動かせば音程が合う、という感覚がつかめてきました。
でも、吹き口の形状はかなり忠実に再現したつもりなのですが、音色はかなり違いました。ボリビアの竹と日本の竹では材質の特性が違うし、太さが違うと音色も変わってくる、そんなこんなで、どうがんばっても、同じ笛は作れませんでした。

> これは、師匠と弟子の関係にも当てはまるかもしれません。弟子は、もともと師匠の音を近くで聞きますし、その音を目標にして練習しますから、当然と言えば当然でしょう。

これは、よく分かります。私のケーナにも、「師匠」がいるんです。最初に組んだグループのケーナ奏者、私より8歳も年下(当時私は23歳、彼はなんと高校1年生)なのですが、猛烈に上手かった。「教わった」ことはなく、単に一緒に演奏していただけですけれど、私にとっては最高の「師匠」でした。しかも、使っていたケーナの製作者も同じだったのです。そりゃ、音も似ますよ。
自分より上手い人と一緒に演奏する、というのは、何よりも上達の早道です。
でも、音楽の才能の差もまた、痛烈に感じましたね。どんな楽器をやらせても、たちどころに上達するのですから。彼はいつかプロになるだろうと、それだけの才能があると思っていたら、案の定、今はプロのシンカーソングライターとして活躍しています。でも、ケーナのプロではないのですが。ネットで調べると、フルートも吹いているらしい。

Re: NoTitle 

inti-solさん

ケーナの自作のお話は興味深いです。歌口の話は特に…。フルートも同じですよね。楽器っていうのはOnlyOneなんだということがよくわかります。

inti-solさんの師匠が当時高校生だったと言うのは驚きですね。やっぱりそれだけの才能があると、プロでやっていくことになるんですね。フルートも吹いているということは、「さだまさし」さんのフルートバージョンというところですか。

NoTitle 

フルートも、同じ型番でも同じ笛は2つとありませんけれど、ケーナの場合はそれ以上です。木製ケーナは寸法だけは同一規格にできますが、竹のケーナの場合、一つとして同じ規格の管はありませんから。それに、竹の質の差がかなりあります。軽い竹でつくると軽い音がするし、重い竹を使うと重い音がします。多分、総銀製と洋銀製の違いと同じことです。日本の竹は、どちらかというと材質的に軽い場合が多くて、私の自作ケーナも、どちらかというと軽い音色がします。善し悪しではなく、そういう音色の方が合う曲もあるんです。

私の「師匠」は、私と一緒に演奏していた頃は、フルートは吹いていませんでした。多分、プロになってからフルートを吹くようになったんだと思います。その他に、バンスリというインドの笛も、今は吹いているようです。そもそも、一緒に演奏を始めた頃、彼はまだギターは弾いていなかったのです。半年くらいたった頃「最近ギターを始めたんですよ」と言っていた、その時点ですでに私より遙かにギターは上手かったのです。そのとき、ギターを始めて多分1ヶ月かそこらだったはずですが。
http://saigenji.com/

Re: NoTitle 

inti-solさん

私はちょっと前にケーナを製作販売している人のHPを訪れたことがあります。結局買いませんでしたが、そのHPに出ていたケーナは一本一本微妙に違っていました。ですからinti-solさんのおっしゃることは良くわかります。竹の質で音色が違うというのも納得できます。笛って言うのは面白いものですね。

ケーナの師匠はギターも上手になるのが早かったんですね。才能ってのはやっぱりあるんですねー。
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