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吹奏楽全般

楽器を育てる?

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この記事も旧ブログのものです。ほとんど原文のままのエントリーです。


 ここのところ、ちょっと時間を見つけては、自分のフルートを吹いているのですが、(もちろん、これはリハビリのため)だいぶ楽器のフィーリングが変わって来ました。ばかなことと承知でキーに金メッキをかけたのですが、キーへのメッキだから、音は変わらないだろうと思っていました。しかし、実際はだいぶ音色が違いました。今は、オーバーホール直後とも音色が違ってきているのです。

 以前は低音域のDの音だけやせていたのが、最近は太く鳴るようになりました。それだけでなく低音域全体の倍音が増えてきた感じなのです。これは私個人のイメージなのですが、フルートの音色(特に低音域)は、ヴァイオリンの音色をイメージして作るのが良いと思っています。それに近い音が出せるようになりました。オーバーホール前は、ヴァイオリンよりもオーボエの音色に近いと思っていたので、これは嬉しいことです。

 なぜ嬉しいのかって? 実際に合わせるチャンスはないと思うのですが、弦楽器とのアンサンブルがやりやすくなります。モーツァルトのフルート四重奏曲なんて曲をやってみたくなりました。そうそう、私はヴァイオリンのソロ曲もよく聞きます。その音色はかなり魅力的だと思います。もう亡くなってしまいましたが、アイザックスターンの音と音楽は、何度も聴いています。ランパルとスターンの競演によるモーツァルトのフルート四重奏のレコードを持っていますが、何度聴いてもいい演奏です。CDの復刻版が出てないかなあ…。(追記 その後このCDを手に入れることができました)

 フルートだけでなく、楽器は奏者によって成長して行きます。ヴァイオリンのストラディバリウスなどは、力量が認められた奏者でないと弾かせてもらえません。ストラディバリウスの素晴らしい音色は、何人ものヴァイオリンの名手によって育てられたものなのかも知れません。

 フルートは、奏者各個人に合わせて育っていく感じがします。楽器が奏者を育てることもありますが、奏者の好みに楽器が応えてくれることもあるのです。金属でできた無機質の物なのに不思議です。

 オーバーホール前、私のフルートを他人にしばらく貸していたことがありました。上手な人だったので貸したのですが、帰ってきた楽器を吹いてみてびっくり…。音の性格が全然違っていました。高音域はまるでピッコロのよう、低音域はオーボエのようだったのです。これは別に悪いことではないと思います。ただ、ボワーとした大きい音になってしまいました。(以前は芯のしっかりした音だったのに…)吹奏楽の中で音を出していると、こうなるのかなあと思いましたが、元には戻りませんでした。

 それが今回のオーバーホールで、楽器が生まれ変わったようです。(高音域の音色はまだ育っていませんが、)もうこの楽器は誰にも貸さないようにしようと思いました。それだけでなく、楽器をいつも自分のそばに置いておこうと思っています。

 ピッコロはもっと楽器と個人の相性があると思います。自分に合ったピッコロがなかなか見つからないのです。下手なハンドメイドの楽器より、ヤマハの機械で作った楽器の方がよっぽど良かったりします。ピッコロの材料になるグラナディラは、日本ではヤマハが一番いいものをたくさん持っていると思います(ピッコロだけでなく、クラリネットもオーボエも作っていますから)。そしてヤマハのグラナディラは、日本の気候に最も適した木になっていると思います。

 フルートと同じで、ピッコロも頭部管の歌口のカットが重要です。そこに職人さんの腕が発揮されるのですが、フルート以上に個体に差があります。機械の方がムラがありません。そんな機械メイドでも、その音色を育てたのは持ち主だったりします。金のフルートに匹敵するくらいの宝物でしょう。(2009年2月16日)

 オーダーしたフルートが私のもとに来たら、ピッコロ探しを本格化させようかなと思ってます。私の所属するバンドでは、すごいピッコロ吹きがいるので、私がピッコロを吹くことはまずないだろうと思っています。でも自分に合ったピッコロを探したいんですよねえ。以前吹いたことのあるハンミッヒが良かったのですが、木製の楽器は同じメーカーのものでもフィーリングが違うので、迂闊に選べません。



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~ Comment ~

No title 

過去の記事だけど、かなり納得ですわあ。
昔、特に自分にあう、ってなかなか考えなかったんです。
だから今のフルートは好きですねえ。

>下手なハンドメイドの楽器より、ヤマハの機械で作った楽器の方がよっぽど良かったりします。
最近しみじみ感じてます。なんか音程がいいの。ヤマハってこんなによかったかなあ。
音色はまだだ。
ハンミッヒの音程のくせ、いらないんですよねえ。身体が覚えてるから逆に気持ち悪くて。
自然に吹きながらかえていたので。かえ指もいらない。
楽器を育てるって感覚としてなかったので、今がそれかも。低音から順番に積み上げてる。
アーモンドオイルも塗ってみましたよ。
グリスも自然のものにかえました。
漆は様子見。鳴りきってからがいいかな。
うかつに新品を買えません。ほんと。
ピッコロは不思議ちゃんですね。

>ヤマハのグラナディラは、日本の気候に最も適した木になっていると思います。
かなり納得!! あと京都なんで湿気ますわよ。


Re: No title 

kentaさん

過去記事をご覧いただきありがとうございます。科学的に見たら、無機質の楽器が「育つ」はずはないんでしょうけど、まさしく、そういう感覚がぴったりなんですよね。

ヤマハは長年、グラナディラの楽器を作っていますから、そのあたりのノウハウはあると思いますよ。最近、グラナディラのピッコロを出したあるメーカーは、夏場に楽器のトラブルが多発したそうです。ピッコロ作りって、難しいんですね。
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