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フルート・購入のポイント

価格からみる総銀製のフルート

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 当ブログにコメントをくださるgou56さんや よっちゃんさんに総銀製のフルートをお勧めしたり、総銀製のフルート購入を検討なさっている ひゃらりさんに私なりの考えを申し上げたりしたこともあって、総銀製フルートの作りと価格の関係をまとめてみました。ご参考になればと思います。なお比較しやすいようにフルートの仕様をひとつに絞りました(総Ag925製・インラインリングキー・Eメカなし・C足部管)。なお、私の持っている資料を元に価格を載せました(消費税抜きの価格です)ので、現行価格と微妙に違うものがあるかもしれません。それはご容赦ください。


【トーンホール引き上げ】Aグループ
パール カンタービレ…\385,000 銀メッキ
アルタス TS………… \441,000 銀メッキ
ヤマハ YFL-784………\451,500 銀メッキ
マテキ バラード………\490.000 銀無垢(Y字アーム)
サンキョウアーティスト \509,250 銀メッキ

※このクラスは管体銀モデルと作りは同じで、キ―部分を洋銀から銀にしたモデルと思っていいでしょう。もっとも同じ仕様でもメーカーによって価格差は10万円以上あります。(すごい価格差!)私が試奏した感じでは、価格が上がるほど鳴らすのが難しくなる印象でした。でも最廉価版のパールカンタービレを試奏した感じでは、総銀製のフルートとして十分な音を持っていると思います。頭部管はハンドメイドクラスのものがついていますし…。

【トーンホール引き上げ】Bグループ
アルタス A1207 ……………\483,000 銀無垢
パール マエスタF9800…… \530,000 銀無垢
マテキ ドローンモデル……\600,000 銀無垢
ムラマツ DS ………………\600,000 銀無垢
サンキョウ セミハンドメイド…\609,000 銀メッキ
ヤマハ YFL-881D …………\661,500 銀メッキ

※このクラスはハンドメイド用の設計と作り込みがされています。サンキョウ・ヤマハを除き銀無垢が普通です。銀無垢にするためには、仕上げの段階で「磨き」をかけます。Aグループの楽器は「磨き」を省略して銀メッキをかけていると思われますが、このクラスは「磨き」後、銀メッキをしているのではないかと思われます。ムラマツDSより高くなってますからね~。私が試奏した感じでは、この「磨き」は音に多大な影響を与えるのではないかと思われます。このクラスのフルートは価格差でなく「音」の好みで選んで良いと思います。

【トーンホールハンダ付け】
パール マエスタF9801……\630,000 銀無垢
ミヤザワ Type-2 …………\700,000 銀無垢
マテキ ソルダード…………\720,000 銀無垢
サンキョウ ハンドメイド……\722,400 銀メッキ
アルタス A1407  …………\724,500 銀無垢
ヤマハ YFL881 ……………\730,000銀無垢
フルートマスターズ M925…\735,000銀無垢 
ムラマツ SR ……………… \880,000 銀無垢
ヤマハ ビジュー …………\890,000 銀無垢
ヤマハ メルヴィユ ………\920,000 銀無垢

※このクラスは引き上げBグループとトーンホール以外の作り込みは一緒でしょう。トーンホールがハンダ付けになる分、手間賃がかかるので価格が上がるのだと思われます。一部のメーカーの楽器が、かなり高いのは開発費が余分にかかっているからでしょう。あるいはブランド料…?

 トーンホールの作り方の違いによる音の違いを感じる場合と、感じない場合があります。ハンダ付けの楽器の音の魅力をそう感じなければ、引き上げの楽器で十分ではないかと私は思います。なお、アンダーカットが施されているものと、そうでないものがありますが、基本と思われる(つまり安い)方を載せました。

【巻き管・トーンホールハンダ付け】
 このクラスのフルートはメーカーがかなり限定されています。メーカーごとに銀の含有量にも特徴があり、比較しにくい分野です。価格も100万円を超えるものが多いので省略します。

 私が自分のフルートを選んだ時は予算が70万円でした。「引き上げ」の楽器は、パールマエスタとムラマツDS、サンキョウセミハンドメイド。「ハンダ付け」の楽器は、サンキョウハンドメイド、フルートマスターズ、ムラマツSR、ヤマハビジューが残りました。予算的に「ハンダ付け」は厳しかったのと、「ハンダ付け」の音の特色を出すのに相当のエネルギーが必要だと思いましたので「引き上げ」にしました。結果的に金メッキをしたので、価格的にはあまり変わらなくなりましたが、後悔はしていません。金メッキもそうですが、EメカやH管、高純度銀、部分的に金を使用等はオプションとして考えると良いと思います。
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~ Comment ~

 

こんにちは

とっても参考になります。またまた質問なんですけど、パールのカンタービレと管体銀のムラマツだと、どちらがいいんでしょう
値段はあまり変わりませんから考えちゃうんです。

 

グループ分けしていただくと、いっそう判りやすいですね♪
ほんとはお財布事情なんて気にせず楽器選びをしたいところだけど、
おおかたの人がそんなこと無理だと思いますので、
自分の設定した価格帯の中でいちばん相性のいい子を探すためにもこの記事を参考にさせていただきたいです!

Re: タイトルなし 

よっちゃんさん

ムラマツの管体銀というとGXですね。価格は税別で¥380,000ですから、\385,000のカンタービレとほとんど同じですね。割引率とか考えたらカンタービレの方が安いかも…。ムラマツとパールって、どちらもドイツ系の深みのある音色ですけど、力強い音色のムラマツに対して優しい音色のパール、という差があるかななんて思ってます。実際に吹いてみて気に入った方を選んだらいいんじゃないかと思いますよ。

 

マエスタF9801よりもYFL-881Dが3万以上お高いという意味がわかりませんなぁ。それにしても銀の楽器の高くなったこと・・・・。
極端な話ですが、ある程度の演奏、楽器コントロールの技術が身につけば、一定レベル以上の楽器であれば「なんでもいい」部分があるのですが、そこまで奏者の技術が伴わない場合、どのあたりの楽器にするか?は悩ましい問題ではあると思います。楽器のポテンシャルによって得られる何かに演奏が助けられる部分もあるわけですが、
際立った楽器の個性が常駐するような楽器は、その個性以外の要素を引き出すのは奏者の力がないと至難の技となる恐れもあります。
技術が今より進歩することを前提として、あまり極端に楽器に頼り過ぎない楽器選びも必要なのではないでしょうか?

Re: タイトルなし 

ひゃらりさん

予算がどのくらいかは、とても重要だと思いますよ。フルートの試奏を続けていくと、金銭感覚がだんだんマヒしてきますからご注意を!という感じです。この表でおわかりのようにAg925で勝負しているメーカーは、ムラマツ、サンキョウ、ヤマハの3社です。アルタス、フルートマスターズ、マテキ、パールは高純度銀が「ウリ」ですね。ただ、パールのAg925のマエスタは思った以上に良かったです。それが購入の決め手でした。予算的に余った分金メッキをしましたが、リップ金とかH管でも良かったかなあなんて思ってます。(後悔じゃありませんよ)

Re: タイトルなし 

Sonoreさん

> マエスタF9801よりもYFL-881Dが3万以上お高いという意味がわかりませんなぁ。

私もよくわかりません(笑)。私の勝手な推測ですが、YFL881がヤマハフルートのフラッグシップだった時があって、それがランパルの監修だったのを「ウリ」にしていたんじゃなかったかと思います。ただこのフルートを作った職人さんはとっくの昔にヤマハを退職なさってしまいましたが…。あとを受けてランパルの弟子の工藤さん監修のビジューを売り出したんですが、これが個性が強くてアマには難しく評判が今一歩だったのでメルヴィユを作ったのではないかというのが私の推測です。こういう記事を書くとヤマハとかプリマとかからアクセスがあるので、ウソは書けないのですが、あくまで推測ということで…。

>それにしても銀の楽器の高くなったこと・・・・。

もう30年くらい前ですか、銀の楽器の値段が一気に上がったことがありましたよね。原材料費は大して変わらないのに、銀と洋銀でずいぶん値段が違ってしまいました。

良い楽器=誰でも良い音が出せる楽器 では無いですからね。今のフルートはちゃんと鳴らせない人でも、そこそこの音色が出せる楽器もあるのでぴっくりです。もっともそうでないと売れないでしょうが…。



 

横レス失礼します^^)

>今のフルートはちゃんと鳴らせない人でも、そこそこの音色が出せる楽器もあるのでぴっくりです。

今のマエスタを買ったとき、これは別格ですが、
と言われて吹いたメルヴェイユの音のあまりの違いにビックリした記憶があります。
その頃は、レッスンに通い始めて数ヶ月、笛らしい音もしていなかった時期で(笑)
それなのに、自分でも「これは違う!」と思える音色でした。
もちろん値段も別格でしたので購入はしませんでしたが^^;;
マエスタを買って3年以上たっても、まだまだな音色だと思う自分ですので、
私にマエスタはピッタリな楽器だったのだと思っています。
「自分の力量以上の音を出してくれる」って、ある意味
「さすが技術の日本てスゴイ!」し、時間のない大人には必要なんでしょうね。
音色(ある意味、技術)は買えるんだなって思ったひと時でした。

Re: タイトルなし 

シラスマさん

> 横レス失礼します^^)

全然そんなことありません。大歓迎ですよ。

> 今のマエスタを買ったとき、これは別格ですが、
> と言われて吹いたメルヴェイユの音のあまりの違いにビックリした記憶があります。

私の旧ブログの試奏記事に書いたことなので、シラスマさんは覚えていらっしゃるかもしれませんが、私の言うちゃんと鳴らせなくてもそこそこの音色が出せる楽器ってメルヴィユなんですよねえ…。実は9Kか10Kの楽器にもそういう楽器がありました。このくらいの含有率のフルートって、お金のあるアマチュアなら手に届きますから、そういう作り方をしているのかなとも思いました。悪いことだとは思っていません。アマチュア向けの高級フルートだって、あって然るべきだと思います。

その一方で次代のフル―ティストを育てるフルートもあるべきだと思っています。私個人はヤマハだったらビジューだなと思ってます。もっとも私がブログでこういうことを書いた後で、ビジューの人気が上がったようですが。えっ、私じゃなくて佼成ウインドオーケストラの前田綾子さんのおかげですって?ごもっとも…(笑)

 

うーーーーん、こういう記事を読むと、私も「いつか新しい楽器が欲しい病」が・・・・・・。
私としては、Aグループか、Bグループの中で安価な方くらいまでしか予算が許しませんけれど。リストにはありませんが、ミヤザワのアトリエIIIは、Aグループですかね。
それから、下倉楽器のオリジナル、マルカートフルートも気になっています。非常に値段が安くて、総銀でも30万切っていますけれど、どうなんでしょう(もっとも、定価は40万円台になっているようですが)。私は、確か管体銀を一度試奏したことがあって、音には悪い印象がないのですが。

Re: タイトルなし 

inti-solさん

> 私としては、Aグループか、Bグループの中で安価な方くらいまでしか予算が許しませんけれど。リストにはありませんが、ミヤザワのアトリエIIIは、Aグループですかね。

私の手持ちのリストではアトリエⅢは落ちていたので載せなかったのですが、アトリエⅠ(頭部管銀)とⅡ(管体銀)の次ですからAグループだと思います。

> それから、下倉楽器のオリジナル、マルカートフルートも気になっています。非常に値段が安くて、総銀でも30万切っていますけれど、どうなんでしょう(もっとも、定価は40万円台になっているようですが)。私は、確か管体銀を一度試奏したことがあって、音には悪い印象がないのですが。

マルカ―トは東京の某フルートメーカーが作っているんだそうです。ただ、私は試奏したことがないので何とも言えません。下倉楽器にはよく行っているんですけどね。

NoTitle 

ムムム。どれがいいんでしょうかね(予算は別にして)。メインがM85なので、DSに興味があるんですが、扱いが難しいとも聞いたことがあります。どうなんでしょうか。サブのYFL281を吹いてみて、なんとかリングキーでも行けそうなので、総銀・リング・オフセット・Eメカ付をイメージしているのですが、先は長そうです。師匠は、ムラマツの14Kを吹いておられますが、ここだけの話、師匠が以前使われていたSRの音の方が私は好きです。銀の音っていいですね。

Re: NoTitle 

gou56さん

М85とはまた古いフルートを大事にしていらっしゃいますね。それならムラマツに興味をお持ちなのもわかります。DSはドローンモデルの中では難しい方ですがSRはもっと難しいと思います。でもSRはいいですよ。私が吹いても「いい音だなあ」と思いました。gou56さんならリングキーはすぐ慣れるでしょうから、予算のことを考えなければDSかSRがいいんじゃないかと思います。






















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