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フルート・奏法

フルートを練習する時に大事なこと

 ←アマチュアの場合、練習計画が命です →日々雑感9月
 以前の記事で「合奏の時どんなことに気をつけたらいいか」のテーマで「まず楽器の選択が大事」と述べました。「音程にクセのある楽器は音程の修正に苦労する」ので、これが「楽器選びのポイント」になるというのが私の考えです。これを練習の時にも「音色」より「音程」を優先するんだと解釈されては困りますので、練習の時は何に気をつけなければいけないかを述べておこうと思います。

 初心者の場合、体がまだフルートを吹けるようになっていません。正確に言うと「フルートを吹くのに必要な筋肉がまだ鍛えられていない」のです。この場合、「まずフルートをしっかり鳴らすようにすること」が必要なのです。ところがこれしか考えていないと、なかなか上達しません。抽象的過ぎて具体的に何をすればいいのかが、わかりにくいからです。

 フルートをしっかり鳴らすようにするには、①楽器を正しく構える。②息をたっぷり吸う。③吸った息をしっかり楽器に吹きこむ。④歌口のエッジに正しく息を当てる。の4点は必要です。管楽器の中では軽いフルートといえどもフルートを長時間正しく構えられるためには、それなりの筋力が必要ですし、息を短く吸って長く吐くということも練習しないと出来るようになりません。アンプシュアを作って歌口のエッジに正確に当てるのはもっと難しいわけです。

 異論はあると思いますが、初心者の場合「どれだけ大きい音が出るか」が肝心だと思います。もちろん体がでかくてパワーのある人が、どれだけ息を吹きこんでもちゃんとは鳴りません。「大きい音」と「やかましい音」とは違います。音が小さくても良いと言うわけではありません。絶対的な音量では、フルートは他の管楽器に敵わないと思いますが、しっかり管を鳴らすことは必要です。

 ある程度吹けるようになって、エチュード等を練習するようになったら、いろいろなことに気をつけなければなりません。音に関しても「音色」と「音程」と「音量」の3つは均等に神経を使う必要があります。楽器選びの時に「音程」の良い楽器を選べば、他の二つの要素に集中できます。ちゃんと鳴らせられれば、日本のフルートは良い音色を出せると思います。

 旧ブログで述べたことではありますが、私が日本のフルートで気にしていることは、ちゃんと鳴らせられなくても良い音色を出せるフルートがあることです。こういうフルートだと楽器の音色に満足してしまい、ちゃんと鳴らすことが出来なくなってしまうのではないかと心配しています。趣味でフルートを吹くのならいいのですが、これだと次代のフルーティストが育つのは難しいのではないかと考えてしまいます。

 「音程」にクセのあるフルートは奏者側にきちんとした「音程感」がないと正しい音程で吹けません。初心者の段階で「きちんとした音程感」を持っている人は、そんなにいません。だいたい一音違っててもわからなかったりするのが普通です。きちんとした音程感は楽器によって養えると私は思っています。できれば正しく調律されたピアノを練習するのが一番いいのです。初心者の段階では「音色」の良い楽器よりは「音程」の良い楽器を使った方が良いというのはこういう理由からです。もっとも初心者用の楽器で、ハンドメイドクラスの音色を持っている楽器はそうそうありません。

 初心者用の楽器で「音色・音程・音量」をポイントに練習して、さらに上級者用の楽器で音に磨きをかけるのが良いでしょう。この三要素は「これでいい」ということがありません。どこまでも追求していくべきものだと思います。
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~ Comment ~

 

フルートを吹き始めた当初は、低音域と中音域を行き来するとき(つまり、左親指がキーから離れるとき)に管体が揺れてしまい、音程が安定しませんでした。
今はそんなことはなくなりましたが、多重録音をしてみると、うなりが聞こえたすることがあるので、やっぱり音程は正確ではないかもしれません。もちろん、吹き方の問題です。

Re: タイトルなし 

inti-solさん

フルートを吹き始めた頃って楽器の構え方が悪くて吹けなかったりするんですよね。これが自分では一番わかりにくいことだと思いますよ。低音域と中音域の変わり目は指だけでなく、吹き方も微妙に変えないと音程が正しくなくなるのです。これは昔の楽器の方がその傾向が顕著です。音程も結局吹き方ということなんですが、一部の楽器はある特定の音だけやたらと低かったりするそうです。特に木製の楽器にそれがあるんだとか…。当分先の話ですが私の次のフルートが木管だとすると、それがネックになるかもしれません。

合奏中は・・・ 

こんにちは
いつも、勉強させていただいてます。

突然ですが質問です。
私が所属している吹奏楽団は、フルート10名の大所帯です。
ご想像どおり、全く音程が合いません。
たぶん、合っていない事を聞き取れない人もいると思います。

今、意見が真っ二つに分かれています。
「音程」より「響き」優先論者
いやまず「音程」派

「響き優先」の言い分は、トランペットに「フルート聞こえない」と言われたからと・・・

どうなんでしょう?

私は2人以上で演奏するなら、「まず、音程とタイミング」と思っているのですが・・・

Re: 合奏中は・・・ 

フルト二ウムさん

こんにちは。フルートパート総勢10人とは多いですね。私の経験ですと一人一人が大きい音を出しても、音程が合ってなければお互いの音を打ち消し合ってしまいますから、全然響きません。無理して出すと楽器の倍音構成(音色)を壊して、ますます聞こえない音になってしまうと思います。

> 私は2人以上で演奏するなら、「まず、音程とタイミング」と思っているのですが・・・

その通りだと思います。管がちゃんと鳴っているなら音程も寄ってくるはずです。奏法がしっかりしていないと思ったタイミングで音が出ませんから、いわゆる「タテとヨコ」を合わせることをしていく必要があると思いますよ。がんばってくださいね!

 

お久しぶりです。

私もフルートの練習の際には音色・音程・音量のポイントは考えながら吹かないとダメだなと思っています。
どんなときでも修正できるように

ただ、フルートって
ソロや協奏曲以外では、吹奏楽とかは装飾系やメロディの倍音上を吹いていることが多く
人数より、いかに主旋律を際立たせるかが重要だと思っています。

なので、合奏の中で一番は音色と音程を重視し
いかに曲の色彩感をうまく表現することができるかということだと思っています。

本当に目立ちたかったら、バンドの5セント上の音程で吹けば音量が少なくても抜け出します。
特に高音域は同じ音域で吹いている楽器がありませんから
うねらず、うまく乗っかることができるように思います。
またフルート同士では、音程より他の楽器が音を作っているところに乗っかるように調整することが一番だと思います。
音程や音色ばかりを気にして演奏すると
詰まったような情けない高音域が倍音上に乗っかることになりフルートの色彩感が台無しになるので・・・

音量については、合奏のときにソロを吹く機会や主旋律で伴奏に負けないようにするときの2~3人分の音量を求められる際に必要かなと思っています。
なので音色=音程>>>音量というのが私の考えです。

Re: タイトルなし 

たくさん

お久しぶりです。

そうですね。たくさんのお考えはうなずけます。ただ私は「音色・音程・音量」は三位一体みたいなもので優先順位はつけられないかなと思っていたりします。管をしっかり鳴らせば、音色も音程も良く音量も出るでしょう、みたいな一石三鳥(笑)のことを考えていたりします。現実はキビシイので、吹奏楽の中でフルートをどうやって生かすかとなると、たくさんのおっしゃるように倍音に乗るとか、目立たせたい時は高めのピッチで吹くとか、そういう方法を取るべきだと思いますよ。

>音程や音色ばかりを気にして演奏すると
詰まったような情けない高音域が倍音上に乗っかることになりフルートの色彩感が台無しになるので・・・

これはよくある話ですよね。音程が合わないって管を鳴らしていないことと、耳を働かせてないことが原因だと思っていますから、他の楽器の倍音を聞くことは大事だと私も思います。

フルート奏者にとって音量を出すというのが一番難しいことだと思います。どうしてもそれが必要な場合に普段から練習していないと出ませんからねえ。無理矢理、音量を出すと音色と音程が台無しになったりして。

ありがとうございます 

たかさん様、たくさん

コメントありがとうございます。
大変参考になりました。
「そうそう」と自信を持て、「そうなんだ」と新たな発見もありました。

また、お世話になることもあるかと思います。
その時はよろしくお願いします。

 

フルトニウムさん

こんな風に情報交換出来るといいですね。私も勉強になってます。
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