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指揮

指揮者とトレーナーの違い

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 アマチュア吹奏楽団(以下バンド)の場合、バンドトレーナーの役割がとても重要です。バンドトレーナーとは一言で言うと、バンドのサウンドをより良いものにする役割を担った人です。指揮者は音楽作りをしますが、バンドトレーナーは音作りをするわけです。プロのバンドでしたら奏者個人が責任を持って自分の音を作るのですが、アマチュアの場合、そうはいきません。音に対する感覚が養えていない奏者も多いからです。

 本来は各楽器の専門家についてレッスンを受けるのでしょうが、現実にはなかなか難しいと思います。そこで、このバンドトレーナーという役割が重要になって来ます。個人の技量さえあれば良い合奏ができるというものではありません。良い合奏をするためには、そのためのノウハウがあるのです。

 そのノウハウの中で最も重要で最も難しいのが、一度にたくさんの音を聞きわけて、良いサウンドにするために何を直していったらいいかを瞬時に判断する能力です。人間の耳は「聖徳太子」みたいに一度に多くの人の声(音)を聞くように出来てません。でもこの能力は、経験の積み重ねによって磨かれてきます。というより経験を重ねることによってのみ、会得できる能力なのです。さらに「音が合わない」ことがわかっても「どうすれば合うようになるのか」がわからないと何にもなりません。これも経験と知識が必要です。

 指揮者は、ひたすら音楽表現を追求するものです。演奏する楽曲の研究はもちろん、作曲家の半生や音楽史なども勉強します。指揮法の勉強もその一つでしょう。私が指揮法のレッスンを受けていて学んだことは、指揮者にとって最も大事なのは、音楽表現に対する感覚を磨くことだということです。

 さて、このトレーナーと指揮者の能力は別個のようで密接につながっています。トレーナーの役割はある意味「下振り」だとも言えます。「下振り」というのは、本番で指揮をする指揮者以外に、楽団の練習の指揮をする人です。この人の能力如何によって本番の演奏の質が左右されると私は思っています。

 スクールバンドの顧問が指揮をする場合、この「下振り」が出来ないと演奏が良くならないと私は思います。いくら「音楽表現」の感覚が優れていても、子どもたちの音が、どうすれば良くなるのかがわからなかったら、なんにもなりません。悪い所ばかりが気になっても良くする方法を知らないのでストレスがたまるだけだったりします。

 7月の定期演奏会後、我が楽団を私は再び指揮することになりました。昨年の11月に入院・手術をしたので、指揮はちょっとお休みさせてもらってたのです。ちょっとした本番は私が振ることになりますが、大きな本番は音楽監督である笛師匠が振ります。いわば私は「下振り」なんですが、これはとても大変です。笛師匠がどんな指揮をするか、どんな音楽をするかを、まず知らなくてはなりません。それを知った上でトレーナーの役割を果たしつつ、指揮をするわけです。これもいい経験だと思ってがんばります!

 
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~ Comment ~

トレーナー 

こんにちは。

トレーナーのこと、よくわかります。

僕自身、トレーナー的要素が弱いのです。
時々欠落しているのではないかと思うときさえあります。

ここ数年、僕個人の課題として重くのしかかってくるものです。

Re: トレーナー 

よんちゃんさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

トレーナー的要素って要するにどれだけ耳がいいかなんですけど、あんまり音に細かいと吹いてる方もイヤになってしまいます(私にも経験あり)。

社会人吹奏楽団の場合、むしろ音楽的に引っ張っていった方が音が合うこともあると思います。私の楽団の音楽監督(笛師匠)は、昔は音にうるさかったのですが、今は音楽でぐいぐい引っ張っていってます。

「オレは指揮については素人だけどね」なんて私にはよく言いますが、とても参考になっています。



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