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フルート・奏法

今、生徒にフルートを教えています!…5

 ←演奏会は一日がかりの大イベントです →ピッチを合わせるのは重要です
 フルートに限らず管楽器は唇の使い方が難しいのです。だって普段の生活で唇をそんなふうに使う事はまずありません。管楽器を吹くのに必要な唇の周囲の筋肉が鍛えられるのに一定の期間が必要です。これは個人差がありますし楽器によっても違いますが、おおむね3か月は必要だと私は考えています。アンプシュアの似ているクラリネットやサックスはそんなに苦労しないでしょうが、エアリードのフルートとは唇の使い方がずいぶん違います。唇の使い分けに慣れてしまえば、フルートとサックスを持ち替えて吹くこともできますが、それに慣れる期間は必要です。

 今私が教えている生徒のように、1か月でフルートをマスターして吹奏楽コンクールでソロまでやり、なおかつバリトンサックスも吹くというのは、もともと無理な話です。でも人間の可能性は無限ですから「無理だ」と思わなければ出来るかもしれません。私がフルートを教えている生徒は、実質2週間で3Gまで音が出せるようになりました。でも大変なのはここからでした。バリトンサックスを吹いた後でフルートを吹くと、アンプシュアが壊れて満足に音すら出なくなるのです。

 フルートとサックスでは唇の使い方から顎の使い方まで微妙に違います。どちらの楽器もまともな音色で吹けるようになるには、相当な練習が必要です。まずサックスは上顎でマウスピースをがっちり固定します。フルートはそれからすると上顎を固定するものがなく不安定な感じです。サックスの音のコントロールは下顎を動かすことによって行いますが、フルートはサックスとは違う微妙な動きをします。このため生徒にとっては、サックスを吹いてからフルートを吹くと、ものすごい違和感があるようです。今まで出せた音も出せなくなりました。

 対策を考えなければなりません。頭部管をサンキョウFTからヤマハCYに変えてみました。二千人の大ホールでソロをやることを考えてFTにしたのですが、音が出なくては元も子もありません。FTはポイントが狭いのですぐポイントを外してしまうのです。CY頭部管を吹かせたら、彼女は「こちらの方が吹きやすい」と言いましたので、CY頭部管でいくことにしました。その時に彼女に貸しているヤマハ281を吹いてみたのですが、吹き手の吹き方が染みついて楽器に変なクセがついていました。キーバランスでも崩れたかと思ったのですがそうではなさそうです。彼女がバリトンサックスを吹いている時に私が281を吹いて調子を整えておく必要が出て来ました。

 1日の練習の始まりはフルートで音出しをして、その後バリトンサックスで音出し。そしてフルートのレッスンというパターンです。フルートでの最初の音出しは「2F」にしました。これはコンクール曲の出だしの音だからです。確実に出せるようにしないといけません。2F→2G→2B→2Cとひたすらロングトーンをさせます。2Fをいい音で三回吹けたら、2Gの音をいい音で三回というように、確実に出せるようにしていきます。もし失敗したら、もう一度三回続けて成功するまで何度も繰り返しやります。この練習はつらいのですが、これを乗り越えないと本番を迎えられません。時間の関係もあるので、曲で使われている音に限定して練習させました。

 基礎練習をしているようで実は曲の練習をしているわけです。音が出るようになったらゆっくりとしたテンポから曲をさらい始めました。指定されたテンポで吹けるようになるのに、そう時間はかかりませんでした。あとは合奏で吹けるかどうかが問題です。はるか昔、私がフルートを始めて間もなくの頃、個人では吹けているのに合奏に入ったら全く吹けなくなってしまったということがありました。他の楽器を吹いていた人間が別の楽器で合奏に参加するって難しいことだと思います。合奏練習でどうだったかは次回お話しします。
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