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指揮

指揮者とコンサートマスター

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 ある方のブログで興味深い題材をいただいたので、指揮者とコンサートマスター(以下コンマス)の関係について考えてみたいと思います。

 演奏が終わると、指揮者は聴衆に礼をする前に必ずコンマスと握手をします。場合によっては演奏前にもコンマスと握手をします。これは、指揮者がコンマスを大事に思っていることに他なりません。なぜ指揮者がコンサートマスターを大事に思っているのかと言えば、指揮者の考えている音楽を実際に音にする時に、コンマスの力を借りる必要があるからです。

 リハーサルなどを見ると、指揮者がこうして欲しいと要求を出すと、コンマスが弦パートに「じやあ、ボーイングはこうして…」なんて指示を出します。それを各パートの首席が、それを受けて自分のパートはこうしよう、と指示を出します。そうでないとたくさんいる弦パートはまとまりません。

 じゃあ、コンサートマスターが音楽を作れば、指揮者は必要ないじゃないという声も聞こえてきそうです。人数の少ないオケならば、指揮者なしでもアインザッツを合わせられますが、大編成のオーケストラになると、合わせるのは至難の技になります。どうしてもキューを専門に出す人(指揮者)が必要になってきます。

 指揮者の役割は、アインザッツの指示だけではありません。秋山先生に関する記事のところでも述べましたが、音楽全体の指揮をする役割があります。過去に私が聞いた例でも、同じオーケストラでコンマスも同じ人ですが、指揮者が違うだけで同じ曲でも演奏の質が違うことがよくあります。

 私は師匠の他に小澤征爾さん指揮の演奏会をよく聞きに行きました。同じオケで他の指揮者の演奏会も聞きましたが、同じオケとは思えないくらい演奏の質が違いました。ある団員さんの話だと、「自分にこんな音が出せるのかと思うくらい良い音が出せる」「音楽も、ああそうだったのかと思うような音楽が出来て勉強になる」なんてことを、おっしゃっていました。

 ある小編成の弦楽オーケストラを聞いた時の話です。普段は指揮者が指揮をして統率のとれたアンサンブルを聞かせてくれましたが、ある時、指揮者なしでコンマスだけでの演奏を聞いたことがあります。指揮者がいないだけで、こんなに演奏が違うのかと実感した瞬間でした。

 もちろんコンマスがいなければ、やはり音楽にならないし、どうしても指揮者がスポットライトを浴びてしまいますが、指揮者とコンマスはオケの両輪なんでしょうね。どちらもいないと動かないんでしょう。

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