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フルート・奏法

今、生徒にフルートを教えてます!…2

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 2度目のレッスンは、まず前回のレッスンの復習と、レッスン内容をどこまでモノにできたかの確認から始まりました。最初に頭部管だけで音出しをしてもらいました。なかなか良い音が出ています。自分で言われたことに気をつけながら何度も練習していたようです。

 それではと新たな課題を出しました。新たな課題は「第2倍音を出す」ことです。今よりももっと強く息を出すことで上の倍音を出すように教えました。えっ、上の倍音を出す時に息の向きを変える方法もあるだろうって?もちろん理論的には、吹き方を変えなければ倍音は変わりません。でもその違いはほんの少しです。息の向きを変えることを意識し過ぎるのは良くないのです。

 強く息を出したら、「あっ」という間に息がなくなります。「もっと息を吸う」ことと、「アパチュアを狭くする」ことで、息のスピードを上げる方法もあることを教えました。アパチュアを狭くすると、水道のホースの先をつぶすと水の流れが速くなるように息のスピードが上がります。でもアパチュアを狭くすると、当然歌口のエッジに息を当てるのが数段難しくなります

 注 アパチュアとは上唇と下唇のすきまのことです。

 レッスン初日の頭部管での音出しがレベル1だとすると、これはレベル2ということになりますね。アパチュアは1ミリほどが適当だと考えていますので、歌口のエッジとコンマ何ミリずれただけでもう音が鳴らなくなってしまいます。

 案の上、音出しに苦労し始めました。でも前回、鏡を使ってチェックする方法(「鏡を見てもわからないくらい微妙だ」という方もいらっしゃいますが、簡単な方法があります)と、歌口への唇の当て方を最適なものにしましたので、それを思い出しながら精度を上げるようにしました。それでもちょっと行き詰ったので、右手で頭部管の右端を塞いで、音を出すことを教えました。これだと比較的楽に上の倍音が出ます。息のスピードが落ちないよう気をつけながら、右手を離してもらいました。すると結構簡単に上の倍音が出るようになりました。

 頭部管の音出しが終わったら本管を付けて、まず1B(べー)の音を出してもらいました。そこからロングトーンで半音ずつ上に上がっていってもらいます。Cisの音の時に「3点支持」のチェックもします。CisからDの指使いは難しいので、何度も音の移り変わりを練習してもらいました。

 このまま、2B(べー)までロングトーンで上がってもらいました。半音ずつ上がっていくのは、息のスピードや向きをできるだけ変えないようにするためです。2Bの音が出れば、そこから1Bの音の出し方を思い出してもらって、オクターブ下げてもらいます。これができたら逆にオクターブ上げられるようにします。これは案外簡単に出来ました。人によってはこれで苦労するんですけど、カンが良いですね~。

 ということで、2度目のレッスンの最後に、第3オクターブの指使いをちょっと教えました。これから期末テストがあるので(このお話は6月末のことです)、運指表で確認しながら「指だけ」練習するように指示して、この日のレッスンは終了しました。高音域の「指だけ」練習を指示したのは、指を動かすことだけに集中してもらいたいからです。楽器の演奏には実にいろいろなことに注意を払わねばなりません。あることに集中すると他のことを忘れやすくなるのです。それにしても、もうぴっくりするくらい、進歩が早い子です。先が楽しみ!
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~ Comment ~

シリーズ化希望! 

コンクールまでの間でいいですから、また更新をお願いします。わたしも、ついていきます!

それに生徒さんの成長も気になってしまいます。

第二倍音に苦労してるわたしとしては、もういちど頭部管と、そして半音づつの音階をやってみます!

 

自分がフルートを吹き始めたときのことを覚えていないのでコメントしづらいのですが(笑)中学生さんの目に見える成長は楽しみですね。
大人と違って余計なことを考えないので、体にすいすい入っていくのでしょうか??一度体に入ってしまえば、身体知となってあとは苦労なく曲に集中できるようになりますよね。
正しい教わり方をすれば、将来市民バンドに入ってフルート吹いても困りません。
ある意味うらやましい^^)

Re: シリーズ化希望! 

ぽてちんさん

ご希望に添えるように努力します。

スクールバンドでの教え方って、ある意味特殊だと思うんです。楽器を始めて数か月でコンクールの舞台に立たねばならないことを考えると、どうしてもじっくりやるわけにはいかなくて…。フルートを始めて10日くらいで、もう高音域の指使いですからね。

半音階のロングートーンは音作りとしても効果的ですから、がんばってくださいね。

Re: タイトルなし 

シラスマさん

生徒の成長は早いですね。うっかりすると間違った方向に、どんどん伸びていってしまいますけど…。

正しい方法で出来るだけ効率の良い練習を考えてやりたいなと思ってます。できれば社会人になっても続けてほしいと願っています。

参考になります! 

いつも読ませていただいてます。
今まさに、娘の後輩に教えているところでしたので(小学校のスクールバンドです)、すごく参考になります。
是非シリーズ化してほしいと思います。

Re: 参考になります! 

ゆったんさん

 いつも私のブログをご覧いただいてありがとうございます。参考にしていただけて嬉しいです。生徒のレッスンの様子をご報告するような形で記事を書いていこうと思います。

 

2回の練習で3オクターブまで来ましたか。
やっぱり他の管楽器経験者は上達が早いですね。しかも本人にやる気があれば、短期間に上達するに違いありません。

それと、私がケーナを吹いていて体験したのは、人に吹き方を教える時、じつは自分自身も上達するということです。基本に戻って自分の吹き方を見直すからでしょうか。

Re: タイトルなし 

inti-solさん

こんなことを言うと自分が年寄りだと自任していることになりますが(笑)、若い人は上達するのが早いです。

> それと、私がケーナを吹いていて体験したのは、人に吹き方を教える時、じつは自分自身も上達するということです。基本に戻って自分の吹き方を見直すからでしょうか。

これは実感してます。この日のレッスンは合計100分でしたが、基本を中心に生徒と一緒に吹いてましたし、見本も示さないといけませんからねえ。自分にとっても演奏会前のいい練習になりました。

 

すごい!根拠のある教え方…
私が教えてもらいたいくらいです(^-^;

基礎から叩きなおしてほしいですね~(笑

Re: タイトルなし 

ノリコさん

 過分なお褒めの言葉ありがとうございます。今まで何百人という生徒を、いちおう見て来ていますので、その経験はあると思います。ノリコさんをお教えできるほどでは…(笑)。

カテゴリー化希望 

シリーズ第2弾ですね。(o^-')b

10日で第3オクターブですか。
腕に覚えがあるとスラスラと進みますな。

定期テストが終わった彼女の上達ぶりが目に見えるようで…。
あまり期待しちゃいけないですかね?

たかさんのこの記事を読んでいて、僕の悩みが解決しそうです。
アパチャーって、木管と金管では大きな違いがありますねぇ。

木管、特にフルートは息が通る時のアパチャーは開き放しで、歌口に発生する過流で発音しているけれど、金管はこのアパチャーが閉じたり開いたりすることで、金管楽器の発音になっているということ。

その違いに気付いた瞬間、僕の中で何か閃きました。
そして、フルートからトロンボーンにコンバートして以来、何か腑に落ちなかった感じを払拭してくれたような気がします。

よぉ~し、練習しなくっちゃ!

第3弾も期待していますよ~。
そして、このシリーズ記事のカテゴリーを作ってくれると嬉しいかも。

また、お邪魔します。

Re: カテゴリー化希望 

ship-papaさん

 やっぱり学生は練習時間がありますからね~。一生懸命やれば上達は早いです。ただ一筋縄ではいきません。第3弾も用意しましたが、ちょっとカベが…。これを乗り越えればコンクールでソロができるかな?という感じです。カテゴリー化できるかは、彼女がコンクール後もフルートを続けるかどうかにかかってます(笑)。

 金管楽器のアパチュアとフルートのアパチュアは似ているけど全然違います。ship-papaさんのおっしゃる通りです。両立は大変ですけどがんばってください。


> シリーズ第2弾ですね。(o^-')b
>
> 10日で第3オクターブですか。
> 腕に覚えがあるとスラスラと進みますな。
>
> 定期テストが終わった彼女の上達ぶりが目に見えるようで…。
> あまり期待しちゃいけないですかね?
>
> たかさんのこの記事を読んでいて、僕の悩みが解決しそうです。
> アパチャーって、木管と金管では大きな違いがありますねぇ。
>
> 木管、特にフルートは息が通る時のアパチャーは開き放しで、歌口に発生する過流で発音しているけれど、金管はこのアパチャーが閉じたり開いたりすることで、金管楽器の発音になっているということ。
>
> その違いに気付いた瞬間、僕の中で何か閃きました。
> そして、フルートからトロンボーンにコンバートして以来、何か腑に落ちなかった感じを払拭してくれたような気がします。
>
> よぉ~し、練習しなくっちゃ!
>
> 第3弾も期待していますよ~。
> そして、このシリーズ記事のカテゴリーを作ってくれると嬉しいかも。
>
> また、お邪魔します。
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