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吹奏楽全般

演奏会を行うことの難しさ~6/27楽団の練習

 ←駅前コンサートは大盛況でした! →楽器の遠鳴りって…?
 駅前コンサートの後、我々はいつもの練習場に戻りました。定期演奏会の第3部の音楽物語「となりのトットちゃん」の合奏練習のためなんですが、この日は、ナレーションを務めてくれる方(女性)をお迎えしての「合わせ」の練習です。彼女は昨年の音楽物語「白鳥の湖」でもナレーションを務めていただきました。本業は役者さんです。愛らしい声をお持ちで、ファンタジックな「白鳥の湖」にぴったりでした。

 さて、笛師匠の指揮で「トットちゃん」の合奏が始まりました。「トットちゃん」はご存じの通り、作者の黒柳徹子さんの子供の頃のお話です。この音楽物語が管弦楽で演奏された時のナレーションは、「トットちゃん」ご本人です。小学校を退学になった時の話、校長先生に「君は本当はいい子なんだよ」と言われて気持ちが救われた話、大好きだった学校が空襲で焼けてしまった話、いずれも実際に体験した人にしか表現できないナレーションでした。黒柳さんも泣きながらしゃべってましたし、感動した聴衆からも嗚咽が漏れているのが、録音からも聞きとれました。

ちょうど原爆体験者の話を聞いているようでした。

 さて、今回ナレーションをしてくださる方は、戦争を知らない世代です。当然実体験などあるはずがありません。黒柳さんの口調を真似ても単なる真似だけに終わってしまう可能性大です。かといって、「白鳥の湖」みたいなナレーションだとリアリティがありません。

む、むずかしい…

 笛師匠も同じようなことを言ってました。でもそんな要求が出るということは、それを表現できる力を持っているからなのです。実体験がなくても表現することが出来ないと、音楽や演劇自体が成り立たなくなると私は思います。だって原爆を実際に体験なさった方にしか、その悲惨さが伝えられないとしたら、50年後にはもう原爆の悲惨さを伝えることはできなくなるでしょう。彼女は力のある人ですから、黒柳さんとは違う「トットちゃん」で教育の在り方や戦争の悲惨さなどを伝えてくれると思います。

 さて、そんなことを考えたら自分にも跳ね返って来ますねえ。この音楽はピッコロの可愛らしい音も必要ですが、それだけではありません。空襲でトモエ学園が焼ける音楽では、焼夷弾がはじける音も表現しなくてはなりません。昼間の駅前コンサートで「可愛らしい音」とほめられて、複雑な心境になった理由がこれです。

 この日の合奏では、B29が焼夷弾を落として、それが爆発し炎上、さらに焼夷弾が降り注いで次々に爆発…、したところで、可愛い小鳥がピヨピヨと飛び立つシーンになってます(爆)。なんとかしなくちゃ(大汗)。

 この曲は各楽器の長いソロもあちこちにあります。アマチュアがやるには難しいソロもあるんです。それを誰にやってもらうのかが難しいと思いました。

スクールバンドなら、子どもがやるんだからということで聴衆も納得してもらえると思います。でも我々の場合、プロではないというだけです。聴衆は音楽を聞いて楽しみたくて来るのであって、子どもたちががんばっている姿を見に来るスクールバンドのコンサートとはわけが違います。

 簡単に言うと、ソロは一番上手な人がやるべきなのです。それが時間を割いて聞きに来てくださる方への礼儀でしょう。でも我々はアマチュアですから、そうそう時間が取れるわけでもなく、練習時間に遅れざるを得ない場合もあります。でも、それはソロが吹けなくてもいいということにはならないのです。

 キビシイんですが、この日の笛師匠はソロをどうするかの決断をせざるを得ませんでした。これはよくわかります。私にも経験がありますから。うちの楽団で一番上手な人はユーホニウムのYさんです。ですからユーホニウムの音域で出来るソロは彼にやってもらうのが一番なんです。昼間のコンサートでもすごい演奏をしてましたしね。

 いつもYさんと一緒にやってて思うのですが、練習の時から本番のような完璧な演奏をしてます。でも本番は練習の120%が出るんですよねえ…。ちょっと私にはなかなか出来ません。私は本番に合わせて仕上げていくのがやっとなので、練習の時は「なにこれ」という演奏をする時が「まま」あります。このあたりが私の課題だな。

 なんてことを思っていたら、笛師匠から「運動会」を最後に合わせるぞとの指示がありました。これピッコロのオブリガートがえんえんと16小節続くんです(もちろんソロ)。いざ合奏が始まったら全然できませんでした…。ナレーションのこととか、ソロのこととか、余計なことを考えて曲に集中していなかった上に、エアコンの効いた練習場の中で夜の9時近くでしたから、ピッコロの調子が昼間と違っていたことに気づかず吹いてしまったのが原因でした。

 「ピッコロ~

 「うわあ、すみません」

 笛師匠から直々に怒られて、この日の練習は終了しました。ああ、疲れた。
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~ Comment ~

 

私は、正直言うと、笛類に関しては、お客さんがいるときの方が良い演奏が出来るんです。練習より本番の方が良い演奏だという自信があります。練習では吹けたフレーズが、本番では吹けなかった、ということは、あまりありません。
ところが、ギターになると、練習で出来たことが本番ではできないことが非常に多い。
そういう意味で、私はギター向きの人間じゃないんだろうと思います。

しかし、調律のずれって、外部から聞いているとよく分かるのに、演奏している本人はなかなか分からないことが多いですね。

 

inti-solさん

私は笛以外の楽器を人前でやった経験がほとんどないので、比較は出来ないのですが、私も笛類に関しては本番に強い方だと思います。

やっぱり吹くのに夢中になると、自分の出している音に鈍感になることがあります。

逆に音を気にしていると音楽に集中できないかもしれません。

はじめまして 

突然の書き込み、失礼致します。
僕は千葉県内で活動している吹奏楽団でトランペットを吹いています。
休みの日は近隣の中学校や高校でボランティアで指導に通っています。

事情があり楽団で指揮を担当することになりました。
しかし全くの初心者ですので、ただがむしゃらに振ってしまい、団員にも迷惑をかけてしまっています

たかさんは指揮のレッスンなどは行ってらっしゃいますか?

Re: はじめまして 

たいさん

はじめまして! ようこそいらっしゃいました。

> たかさんは指揮のレッスンなどは行ってらっしゃいますか?

残念ながらレッスンは行っていないんです。アマチュアで吹奏楽の指揮をしている方のほとんどは、いわゆる独学だと思います。どうしたら良い指揮になるのかお悩みの方も多いんですよね。
私の師匠から、何度も言われたことを申しますと「大振りはするな!テンポをきちんとして振りなさい」ということでした。指揮者もメトロノームを使って指揮をする練習が絶対必要だと思いますよ。

またいらしてくださいね。


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