スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←用途によって頭部管を使い分ける時代になったかな →メーカーごとのフルート作りのコンセプト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

フルート全般

笛師匠とのフルート談義・6/20楽団の練習

 ←用途によって頭部管を使い分ける時代になったかな →メーカーごとのフルート作りのコンセプト
 6月20日の日曜日の楽団の練習は、笛師匠のたっての希望で木管楽器だけの分奏でした。「みんな裏切らないで練習きてね~」という強い連帯感(?)のもと、木管パートの主要メンバーが集まりました。チューバのUさんも合奏の前から曲をさらっていました。スバラシイ…。「チューバって木管楽器だよね?」という訳のわからない理屈で、Uさんにも合奏に加わっていただきました。

 たっぷり二時間、定期演奏会の曲の難しいところを中心に分奏が進んでいきます。クラリネットはこの日のために、分奏の始まる前にパート練習をやっていたそうです。スバラシイ…。フルートはいつも通りでした。各個人で必死にさらいましたけどね。

 分奏中、笛師匠に私のピッコロ(ヤマハYPC62フィンダ)を吹いてもらいました。どうも私は調子の悪い時には無駄な力が入ってしまうことが多く、それがピッコロの鳴りをスポイルしているのです。調子の良い時は、軽~く吹いても鳴るんですけど、この日はダメでした。笛師匠は「そんなに力入れちゃダメだよ」と言いながら、「ん? アタマ(頭部管)変えたの?」と聞いてきました。

 「新作のフィンダなんですよ」と言ったら、興味津々だったらしくちょっと吹かせてということでしたので、吹いてもらいました。フィンダの頭部管に変えただけで、ずいぶん音が変わるもんですね~。いや、この場合、奏者も変わっているから、そっちの方が大きいか…。とにかく笛師匠が吹くと、私のピッコロとは思えないほど深みのある音が出ました。ううむ、やっぱり奏者の違いが大きいんだ…とブルーな気持ちになりましたが、楽器のせいじゃないんだから、新しいピッコロは要らないね…と、すぐ気持ちを切り替えました(これが大事ですね)。

 さて、練習終了後、笛師匠は私のフルート(マエスタGP)にも興味があったらしく「ちょっと吹かせて」というので、こちらも吹いてもらいました。少し音出しをした後、笛師匠はフルートコンチェルトのフレーズを吹き始めました。その音は、その場にいたメンバーみんなが思わず聞いてしまった位、見事なものでした。うう…、このフルートの実力はこんなにすごいのか…と日本海溝に沈められたような気分になりました。浮かびあがれない…。どうやって気持ちを切り替えればいいんでしょう。もともと笛師匠は健康を害しさえしなければ、ずっと一線で活躍出来た方なのです。

 笛師匠のマエスタ評は「すごく遠鳴りのするフルートだね。オーケストラの中でも飛びぬけて聞こえてくる音を持っている」とのことでした。(たぶん、それを確かめるためにフルートコンチェルトを吹いたんだと思います。)私がこのフルートを選んだのは正解だったということなのですが、楽器に負けてるのが明らかになりました。うう…、がんばるしかないか。

 それから笛師匠とフルートの頭部管についての話になりました。笛師匠は昔から倍音の豊富なフルートがお好みです。ある時、笛師匠のヘインズを調整に出したのだそうですが、その時に頭部管の凹出しまでは頼まなかったそうです。理由は凹んだことによって、倍音がより複雑になって音が良くなったからだそうです。でもリペアの方が気を利かせたのか、凹出しされて戻ってきたそうで音が全然悪くなってしまったそうです。凹出しすることによって、音が悪くなることもあるんですねえ。

 「頭部管についての理想が、日本と欧米では全然違うんだよなあ…。日本のフルートが今一歩なのも、そこに原因があると思うんだけど」というのが笛師匠のつぶやきでした。だから頭部管だけ欧米製のものに変える人も多い訳だと妙に納得してしまいました。でも、日本のメーカーの主な市場はやはり日本です。そうするとフルートメーカーは日本人好みの頭部管を作っているんじゃないかなと思いました。もっとも、日本向けと欧米向けとで全然違う頭部管を作ってたりするメーカーもあったりして…。

 「しかし、たかさんのオ―ル金色のフルートは趣味悪いねえ…」と笛師匠のいつもの口の悪さが…(笑)。あれ、誰かさんも金のフルートじゃありませんでしたっけ…。最後の笛師匠の口の悪い一言で、日本海溝から救いだされた私でした。
  
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

 

師匠というものは弟子を奈落の底にわざと突き落として、這い上がってくるのをまつのでしょうかね(笑)

確かに、楽器じゃありませんよね。技術です。
でも足りない腕は楽器でカバー、ということで、少しでもいいものが欲しくなる・・・。

倍音が豊富な頭部管、ですか~。
でもなかなか倍音を豊富に鳴らせる腕に達するまでには長い時間がかかりますよね~。
中高6年間ではたしてそこまで達するものでしょうか。
正しい奏法で正しい練習をしないと、良い音で吹くのは難しい。そういった点から吹奏楽だけやってる(やってた)人であまり魅力的なフルートの音色を聞いたことがないな~と最近思います。

日本海溝結構深いですけど、がんばって浮上してください^^)

Re: タイトルなし 

シラスマさん

> 師匠というものは弟子を奈落の底にわざと突き落として、這い上がってくるのをまつのでしょうかね(笑)

 これは絶対そうです(爆)。私は指揮法のレッスンでも日本海溝に何度も沈められました…。這いあがれず溺死した(音楽をあきらめた)人も多数いました。私は既に潜水艦化してます。浮かびあがれないけど、とりあえず音楽やってます。楽器はいいものが欲しいですよね~。マエスタは私の想像以上の実力でしたよ。とりあえずフルートは今ので十分だと思ってます。

> 正しい奏法で正しい練習をしないと、良い音で吹くのは難しい。そういった点から吹奏楽だけやってる(やってた)人であまり魅力的なフルートの音色を聞いたことがないな~と最近思います。

 フルートに限らず、どの楽器も吹奏楽独自のメソッドがありますよね。これがフルートの本格的なメソッドとはちよっと違うんだと思います。力のある専門家を呼べる学校はともかく、大体の学校はまともなレッスンを受けられないのだと思います。「千里の馬と伯楽」の関係ですね。

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

はじめまして(*^▽^*) 

検索からたどりつきました。
今月14日にYFL221を購入しました。
このFlでも高音域のソラシドは出るのかしら?と思うほどヨチヨチ歩き。
音域を変えてレレレミミミと練習してます。

中学の先生が音大でFL専攻だったので相談したかったのですが、お財布と相談してこの楽器にしました。(昔は学校備品でCLです)
相談したらこの楽器はあり得ないから…

安い楽器だから…と思わず
練習に励みたいと思います。
ありがとうございましたv-238

Re: はじめまして(*^▽^*) 

きらりさん

初めまして!ようこそいらっしゃいました。

YFL221をお買いになったのですね。私の過去のYFL221関係の記事をご覧いただいたのでしょうが、このフルートはとてもコストパフォーマンスの高いフルートです。良いお買い物をなさいましたね。

私はリングキー版の281を買いました。とても使いやすいフルートです。Eメカがついていなくても高音域のEの音は出しやすいですし、ぜひこのフルートでがんばって練習してくださいね。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【用途によって頭部管を使い分ける時代になったかな】へ
  • 【メーカーごとのフルート作りのコンセプト】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。