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吹奏楽合奏理論

楽器自体のウォームアップで大事なこと

 ←少しずつテンポを上げる指揮のやり方 →吹奏楽コンクールに参加する意義
 管楽器のピッチを左右する要素は、以前の記事でも述べましたが「奏法」と「気温・湿度」です。このうち「奏法」の影響が大きいのでピッチが合わない原因は、ほとんど奏者側の責任です。しかし楽器のほうの要素も見過ごせません。

 金属で出来ている楽器の場合、管の温度は吹く前と吹いている時とでは違います。これは「微妙だが音に影響する」のです。吹く前の楽器の温度は室温と同じです。吹くことによって、マウスピース(つまり口に近い所)から温度が上がっていきます。これは夏場より冬場の方が、その違いを実感しやすいでしょう。私の経験から言うと金管の場合、マウスピースからマウスパイプにかけての管が温まれば、良い音が出やすくなると思ってます。もちろんベルの温度も重要です。余りに冷たいとやはり鳴りにくいのです。夏場ではどうなるか? 野球の応援では金管のベルが触れないくらい熱くなります。こうなると音がダレてしまって却って響かなくなります。時々日陰で楽器を休ませた方がいいんです(水や氷で冷やすのは厳禁です)。

 フルートもほぼ同様です。冬場は管が冷えていると鳴りません。どうしても管のウォームアップ(管を演奏に適した温度にする)は必要です。ただ、これは極寒・極暑の場合に必要なので、エアコンの効いた18℃~28℃の間だったらそんなに必要はないと思います。それよりも問題なのは湿度です。タンポは適度に湿度を含んでいないと良い音が出ません。これは乾燥した冬場もそうですが、夏場エアコンの効いた室内でも気をつけなければいけません。どうすればいいのかって?エアコンの冷風に直接楽器を当てないことと、冬場と同じく呼気を管の中に入れて適度な湿り気をキープしておくことでしょう。

 これから夏の吹奏楽コンクールシーズンですが、楽器をホールに運び込む前の気温(外気温35℃前後、トラックの中は40℃以上)から、28℃の室内に慣らすことを考えないといけません。コンクール会場にギリギリで駆け込んですぐ本番の演奏となると、吹いている間に管の温度がどんどん下がる(私も経験有り)のでチューニングも出来ないということになります。トラックに積む楽器は断熱材でくるむとか、そういう工夫が必要です。

 もっとも大事なのは吹いてみて楽器の調子を掴むのがウォームアップだということです。もちろん奏者自身のウォームアップも兼ねてです。本当は奏者自身のウォームアップが最も大事です。その秘訣は楽器を持つ前のイメージトレーニングです。

 社会人吹奏楽団では本番直前に集まってちょっとだけ音出しして「はい、本番」ということがよくあります。各個人で「音出し」することもままならなかったりします。そういう時に大事なのが、イメージトレーニングです。「エア・ギター」みたいに、実際に楽器は持っていなくても楽器を吹くつもりで体の筋肉を使います。頭の中でこれから演奏する曲を何度も練習します。時間のない社会人吹奏楽団では、こういうことが必要でしょう。
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