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フルート・本体

キ―の素材は音にどう影響する?

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 私がフルートを習いたての頃、素材が音に影響を与えるのは度合いの多い順に、リッププレート→頭部管→管体→キーポスト→キ―メカニズムの順だと教わりました。これは間違いではないのですが、キーメカニズムの素材が何であるかによって、音がずいぶん変化することを試奏を通じて実感しました。

 キ―メカニズムの素材以外は、楽器の作りが同じでないと客観的な比較はできません。日本のメーカーでこのような比較が出来るのは、

 ①ムラマツGX(管体銀)とDS(総銀)
 ②サンキョウシルバーソニック(管体銀)とアーチスト(総銀)
 ③ヤマハYFL614(管体銀)と714(総銀)
 ④アルタスA1007(管体銀)とTS(総銀)

 の4つでしょう。ムラマツ以外は、どれも楽器全体に銀メッキがかかっています。(ムラマツはGXのキーの部分だけ銀メッキ)銀メッキのおかげで、差は縮まっているとはいうものの、総銀製のフルートの方が持った時に重いのです。この重みはキ―部分の素材の比重差です。洋銀は軽くて丈夫なので全体的に軽く作れます。当然、総銀製よりは軽く鳴るわけです。重い金属と軽い金属とでは鳴り方が違いますから、トーンホールを塞ぐ金属の重さがチムニーに影響を与えるということでしょう。総銀製のフルートの方が管体銀のフルートよりも、銀の音が濃くなると言っていいでしょう。その分鳴らしにくくなりますが…。

 同じことは、金と銀の関係にも言えます。私が試奏したのは、パウエルの管体14Kと総14Kだけですが、同じような傾向を感じました。やはり総金製の方が金の音色が濃いのです。管体金よりもずいぶん鳴らしにくくなってましたが…。ただこれは奏者の好みでしょう。メーカーによっては、キーメカの銀の肉厚を増すことで金の重さに近づけようとしたものもあります。これはなかなか面白い試みです。キーメカの材質や作りがフルートの音に与える影響は思ったよりも大きいということでしょう。

 ただこれは、音色の違いであって音の優劣ではないと思います。キーメカの材質はフルートを買った時に決まってしまいますので、買った後キーメカだけ変更するなんてことはできません。フルートの音色を変えたいとか、あるいはもっと良い音にしたいなんて時は、頭部管を変えるのが一般的です。フルートは頭部管から胴部管足部管までで一本の楽器だという考えもありますが、最近は頭部管だけ別のメーカーのものを着けている人も多くなりました。昔からムラマツのフルートは頭部管だけ別のメーカーのものに変える奏者が多いのです。これでずいぶん音が変わります。

 ちなみに私のピッコロ(ヤマハYPC62)はフィンダの頭部管を着けただけで、音がずいぶん変わりました。ヴァイオリンが弓にお金をかけて良い弓を使えば良い音が出るように、フルートも頭部管にお金をかけた方が良いということですね。
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~ Comment ~

 

こんにちは

キーの素材って木の楽器にも影響ありますかぁ

Re: タイトルなし 

よっちゃんさん

 こんにちは。ご質問の件は試奏して確かめていないので、なんとも言えないのですが、違いはあるだろうと想像しています。木管フルートとピッコロで試してみたいですね。しかし、キ―ゴールドの楽器を吹かせてくれるかなあ…。
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