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指揮

瞬間運動じゃなくて瞬間的運動だぞ!

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 指揮法関係の記事をアップするのは、そう多くありません。一緒に先生のもとで指揮法を学んだ、まちださんから5/25にコメントと質問をいただきまして、この記事を書こうと思いました。ご質問は、「秋山先生の最近の指揮振りを見ていると、直接運動、とくに瞬間運動を効果的に使用されているように思うのですが、瞬間運動の印象的な用法(教程に載っていないような)について学ばれたことがございましたらお教え下さい。(一部省略)」というものでした。改めて昔のVTRを見返しながら、まず思い浮かんだのが、表題の「瞬間運動じゃなくて瞬間的運動だぞ!」という櫻井先生の言葉でした。うわあ~、やっぱり不肖の弟子でした。まちださんにもご迷惑をお掛けしました。すみませんでした。

 秋山先生のレッスンのVTRは、私の手元にはありませんでした。そこで、記憶を頼りにレッスンを思い起こしてみましたが、至近のレッスンでは専ら音楽作りが主で、技術的なことは仰っていなかったように思います。「あんまり細かく振ると却って音楽にならなかったりするんだよ」という秋山先生が仰ったことを覚えています。指揮法レッスンの練習題をやっていた頃は、ずいぶん細かく技術を教えてくださいましたが、それは音楽作りへのステップだったのでしょうね。

 最近の秋山先生の指揮から直接学べることはないかYouTubeを見てみました。まずこんな画像がありました。サイトウキネンオーケストラが、1987年にヨーロッパに演奏旅行した時のテレビ番組の画像です。

小澤征爾と仲間たち 2/5

 最近の指揮の画像はこれがありました。2010年(今年)の秋山先生の指揮です。

東京アカデミー合唱団 カルミナ・ブラーナ

 曲が違うので単純比較はできませんが、最近の指揮の方が「棒」の動きが止まっている瞬間的運動が多用されているように思いますし、「撥ねあげ」を多用して、点前が省略されているところも多いように感じます。他の画像も見ましたが、同じ傾向でした。一拍の中で「加速」と「減速」の動きをする「間接運動」より、「減速」だけの動きの「直接運動」の方が、棒の動きがシンプルです。

 また、どうしても音を揃えたい所で、昔はA分割とかB分割とか先入法(1/2・1/3・1/4先入)とかを使い分けていましたが、秋山先生はそういうところで、瞬間的運動に近い「ゼロ先入法」(私の命名です。斎藤先生ごめんなさい)みたいな指揮をなさっているように感じました。「棒」の動きが止まれば、奏者は次に音を出すタイミングを見ようと指揮を注視しますから、そうお考えなのかなと勝手に推測しました。いい加減なことは書けないとレスしておきながら、結局いい加減だったりして…。

 また、YouTubeには斎藤先生の指揮の画像もありました。4:40以降です。

小澤征爾と仲間たち 1/5

 こう言ってしまうと大変失礼かもしれませんが、最近の秋山先生の指揮は、師匠の斎藤先生に似てきたような…。私が直接運動を使うと、音楽が流れなくなってしまうことがあるんですが、秋山先生は流石です。真似ようとして真似できるものではないでしょうが、少しでも近づけるよう頑張ります!

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~ Comment ~

ありがとうございました 

詳細に分析頂き、ありがとうございました。「ゼロ先入法」という概念は参考になりました。そういえばたしかに櫻井先生は「瞬間的運動」と仰り、秋山先生にも理解して頂いて、ビデオでもそのように表記したそうです。ただ「改訂新版 指揮法教程」では「瞬間運動」となっていますので、定着しなかったようですが。

最近の秋山先生は、時として素っ気ないくらいシンプルな指揮(吹奏楽コンクール課題曲のDVDなど)をなさいますが、その動きに深いニュアンスが感じられる為、決してすっぽ抜けた棒ではなく、却って各技法の持つ多様な意味を引き出し、深化させていらっしゃるように感じます。その意味で、真に齋藤指揮法を理解し、体現なさっている方であり、われわれにとっては永遠の目標ですね。

最近、指揮法について語り合える機会がなかったので、本当にうれしく思いました。また、書かせて頂きます。どうか元気でお過ごし下さい

Re: ありがとうございました 

まちださん

> 「改訂新版 指揮法教程」では「瞬間運動」となっていますので、定着しなかったようですが。

 はい、そうなんです。私もそれでこのブログでは「瞬間運動」と表記したんですが、今回、昔のレッスンを思い出しました。まずそれが懐かしくて…。

> 最近の秋山先生は、時として素っ気ないくらいシンプルな指揮(吹奏楽コンクール課題曲のDVDなど)をなさいますが、その動きに深いニュアンスが感じられる為、決してすっぽ抜けた棒ではなく、却って各技法の持つ多様な意味を引き出し、深化させていらっしゃるように感じます。

 吹奏楽コンクール課題曲の指揮のDVDを最初に見た時に、私も素っ気ない指揮だと思いました。その後何度も見ているうちに、まちださんと同じことを感じました。実際に秋山先生と同じ振り方をしようとして出来ませんでした。秋山先生にはいつまでもお元気で指揮をなさっていただきたいと思っています。

 指揮法について、いろいろお話し出来てうれしいです。また、お越しください。お待ちしています。

 

 

2010/05/29 01:50に投稿してくださった方、内容が本文と関係ないものでしたので、このまま非公開とさせていただきます。あしからずご了承ください。
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