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ピッコロ

小細工の利かないピッコロだね…5/15楽団の練習

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 5/15の記事(その記事はこちら)にピッコロの音程に苦労していることをお話ししました。その記事をアップした日の夜に楽団の練習がありました。この日は笛師匠が指揮をする日でした。余談ですが6月に埼玉の新進音楽家たちが集まった演奏会があります。ピアノや声楽、フルート等の演奏会ですが、フルートの音楽家たちの経歴を見ると、笛師匠に師事したという方ばっかり…。改めて笛師匠の「すごさ」を感じてしまいました。

 さて、合奏の始まる前に笛師匠が私のところにやって来ました。大体こういう時って、何か注文があるんです。
「『風の舞』のピッコロのソロなんだけどさあ…」
「…(やっぱり)」
「最初のモチーフを強い風が吹くように、次の同じモチーフは、その風が急に弱まったように表現してくれないかなあ」
「(きたあ~)」
 師匠の注文は、英語で言うと「order」ですから別の日本語に訳すと「命令」です。しかし、これはかなり高度な注文です。最初をフォルテ、次をピアノにすれば済むわけではありません。強い風を荒々しく、弱い風を優しくというように、風の表情をがらりと変えないといけないのです。しかもこれ、1200人の大ホールでやるんですよ。

 ううむ、このピッコロ、そういうのが苦手なんだよなあ…

 試しにやってみると、案の定出来ません。大体、音程やピッチに相当な気を使わないといけない楽器は「表現」どころじゃありません。私が吹いたのを見て、すかさず笛師匠は、「ちょっと吹かせて」と言いました。笛師匠は、すぐこの楽器が吹きづらいのに気がつきました。
「頭部管の反射板の位置をずらしてもいい?」
「はい、どうぞ」
 私は2月ごろ、頭部管の反射板の位置をいろいろずらして実験したことがあります。どうしても思うような音が出なかったからですが、笛師匠が同じことをおっしゃったので、ちょっと安心しました。

 いろいろ反射板の位置を試してみると、メーカー標準の位置だと良い響きが得られず、響きの良い位置にすると音程がぐしゃぐしゃになることがわかりました。
「響きの良い位置でも、そんなに息が入っていかないね。標準の位置だとますます入らないや」
フルート属は大きい音を出すとピッチが上がり小さい音にするとピッチが下がります。ピッチが下がらないようにするために口で調整するのですが、同じ音量でも音程の調整が難しいのに、音量を変えようとしたら難しさ100倍!(笑)しかも音量の変化をつけるのが難しい楽器ときたもんだ。あはは(笑うしかありません)。

 他のYPC62はこんなに難しくなかったぞと思いました。もともと表現力には一歩劣る楽器なのです(これは価格を考えたら仕方ないことです)が、音程はまあまあのはずです。笛師匠は
「小細工の利かないピッコロだね。頭部管が良くないかもね。歌口の削り方が…(これ以上は企業秘密です。あしからず)…。ま、がんばって練習して」
「頭部管だけでも換えれば少しは良くなりますか?」
「新しいのを買うんだったらパウエルのにしなよ」
 ちょっと脈絡のない会話で終わりました。パウエルのピッコロがいいなあとは前々から思ってはいたのですが、今はお金がなくて買えません。まさか頭部管だけパウエル?本体とマッチするかなあ…。とりあえず、頭部管だけでも近々試してみようと思いました。

 合奏が始まったら、笛師匠は私のピッコロが吹きにくいピッコロだと言ったことは、すっかり忘れてピッチと音程でずいぶんシゴかれました。ああ、昔そうだったなあ…とちょっと懐かしい気持ちでいましたが、ピッコロの方は笛師匠に吹かれてから少し素直になりました。どうやら私は、楽器を甘やかしていたかもしれません。当面の間、ピシピシ吹くぞ―。

 合奏の合間にちょっと「風の舞」のソロをさらいました。合奏での「風の舞」のピッコロソロは、師匠の注文(命令)の7割くらいは出来たと思います。だいたい、笛師匠の言葉は「ダメ」と言ったら本当にダメで、「いいね」と言ったらお世辞か皮肉、「悪くない」と言った時が褒め言葉なのです。この時は「悪くない」だったから「まあまあ」だったのでしょう。でももう一回、追試が…(爆)。

 笛師匠に育てられたフルーティストが多い訳だ…。

 しかし「風の舞」のピッコロソロをこんな風に吹いた音源を私は知りません。吹奏楽コンクールの全国大会でも聞いたことがありません。プロの大阪市音楽団のピッコロだってこんな吹き方じゃなくて普通でした。笛師匠だったら、こう吹きたいということなんだろうな…。ま、でも「It`s an order」ですから、できなかった残り3割をクリアーするために、頭部管の交換も視野に入れてがんばってみます。

 追記です。ある楽器店のHPを見たら、フィンダの頭部管(新品・中古)に合わせて、パウエルの頭部管も出ていました。ほかにもピッコロの頭部管の在庫があるそうなので、近々、試奏してきます。
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