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スクールバンド運営

新入部員のパート決めはどうすればいい?

 ←吹奏楽のサウンドも低音が命です →楽器を組んで最初に出す音は何?
 今回のお話もスクールバンド向けのお話です。旧ブログでも書いたテーマですが改めて書きたいと思います。新入部員のパート決めのポイントは三つです。

 ①本人の希望
 ②どの楽器に向いているかの適正
 ③バンドの編成上の都合

 ①②③が全て満たされるのが理想ですが、現実はなかなかそのように行きません。①本人の希望を優先させたいのは誰しも同じですが、向き不向きがあります。たとえば「歯並び」が悪いと金管楽器は非常に苦労します。身長の低い子はトロンボーンのスライドが先まで届かないかもしれません。②の適正との兼ね合いが大事です。③のバンドの編成上の都合も考えないと、演奏できる曲がなかったりしますし、演奏効果も低いので楽しくなくなったりします。

 私は何を重視しているかというと、②です。本人に合った楽器をやれば、希望とは違っていても上達しますし、どの楽器も魅力的ですから、それがわかれば自分が担当する楽器が好きになるはずです。希望を聞くのは本人が希望していない楽器をやってもらう時のフォローのためです。本人が希望していない楽器をやってもらうわけですから、上達するようにみんなで協力しなければなりません。③の編成上の都合で希望していない楽器をやってもらう子には、より一層のフォローが必要でしょう。

 こうなると適性をどのようにして判断するかが肝心になります。どこのバンドでも入部から担当パートが決まるまで時間があると思いますから、この間に腹式呼吸の練習をしながら、各楽器を吹く体験をしてもらいます。その時に気をつけるポイントは、

 ①どのくらい息が続くか
 ②アンプシュアの形
 ③体つき
 ④楽譜が読めるかどうか

 の4点です。ブレスはどの楽器をやるにしても重要なのですが、最初の段階で長く続けば、肺活量の必要な楽器に向いているということになります。肺活量がかなり必要な楽器はチューバとフルートです。アンプシュアはアパチュア(上唇と下唇の隙間)の形と大きさを見ます。練習用に金管楽器のマウスピースのリムだけのものがありますから、それで確かめるのも手です。一般的には、金管楽器の場合、最初に出た音の高さで判断します。

 私のやり方はトランペットのマウスピースでバズィング(唇を震わせること)をしてもらい、五線譜の中の音(出来れば第3間のB♭)まで出せれば適性があると判断します。トランペットやホルンのマウスピースの小さい楽器は高い音を出すのが難しいので、最初からそれが出来る人の方が上達が早いのです。

 アパチュアが小さく出来ない人は、高音楽器は難しいのです。また唇に力を入れられない人は、サックスやクラリネットなどのシングルリードの楽器に向いています。(程度問題ですよ) 大きい楽器は身体の大きい人でないと出来ませんから、実際に楽器を構えてもらって判断します。

 最後に楽譜が読めるかどうかですが、高音木管楽器が難しい楽譜を吹くことが多いので、楽譜が読める人を配置した方が良いのです。楽譜が読める子がいれば、あとの子は楽譜が読めなくても大丈夫ですが、その場合は希望を優先させた方が良いでしょう。

 新入生のパート決めは、このようにして、様々な要素を勘案して決めます。慎重に決めなければいけないのですが、あまり遅くなってもその後の練習予定に影響が出ます。一番大事なのは先輩が後輩の面倒をしっかり見ることです。

 
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~ Comment ~

 

おはようございます
最近コメントしてないけど、ブログ読んでますよー

質問です。高音木管が難しいことをやるのはわかります。譜面が読めない人を、高音木管の担当にする時に、第一希望の人がいいのはどうしてですかぁ

Re: タイトルなし 

よっちゃんさん

 私のブログを読んでくださっていて、ありがとうございます。

 難しいパッセージを吹かなくてはならないパートを希望していない人に、そのパートをやらせると嫌になってしまう可能性が高いからです。どのバンドもフルート希望の人が多いようですが、第1希望の子でも嫌になってしまう人もいました。
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