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音楽全般

新・安い楽器は悪い楽器?その1

 ←コンサートバンドとマーチングバンド →コンサートバンドの編成の中心はクラリネット?
 前ブログで、長期間に渡ってアクセスしていただいていた記事のうちのひとつが、「安い楽器は悪い楽器?」でした。もうその記事は消去されてしまったので、ここにまた新しく書き直そうと思います。

 楽器の値段を決める要素は3つあると私は思っています。ひとつは「材料の値段」、ふたつ目は「人件費」、三つ目は「ブランド」という要素です。この三つは複雑に絡み合っているので、ややこしいのですが、なるべく整理して述べたいと思います。

 要素のひとつめの「材料の値段」ですが、これは読んで字のごとく楽器の素材の値段です。

 金属であれば、真鍮なのか(楽器に使われている真鍮はイエロープラスとゴールドプラスの二種類あります)、白銅(洋銀)なのか、それとも銀や金なのかで、値段が違います。同じ金属でも含有成分が違っていたりすると、値段が違うわけですね。たとえばフルートによく使われる銀は、その含有率が高いものほど値段が上がります。金も10Kよりは14K、14Kよりは18Kと値段が上がります。

 金属の場合は、(一部の金属を除いて)値段の差が音色の差となって現れることが多く、好みの分かれるところです。ですから安い金属で出来ているから悪い楽器だとは言えません。

 木であれば、グラナディラなのか、ローズウッドなのか、黒檀なのかで値段が違います。管楽器に用いられる木は、ほとんどがグラナディラですので、それを例に説明しますと、どんな木でも品質が同じということはまずありません。楽器にした時に、より良い音の出る木は、当然値段も上がります。(このあたりの見分けは専門家でないとわかりません) グラナディラとローズウッドは音色が違うのが面白いです。このあたりは金属の場合と同じで、好みの問題になると思います。

 ただ、値段の高い木が必ずいい音が出るかというと、そうではないから面白いです。グラナディラはもともとの木の質によって、グレードが分かれます。だいたいはそのグレードによって音の良し悪しが決まるのですが、時々その法則から外れる楽器が出てきます。ですから、試奏は欠かせません。高価な楽器を買って、ハズレだったりしたら泣くに泣けませんから…。逆に木のグレードがそんなに高くなくても、ものすごく良い音の出るアタリの楽器もあります。(これは宝くじに当たるよりもアタる確率は高いと思います。でも個人的にはピッコロをこの方法で買いたいなあと思っていますが、なかなかアタリません…。)

 楽器の値段を素材から考えると、安くても良い楽器を探すとなったら、金管楽器とサキソフォーンはイエロープラスで出来ていれば十分だと思います。後は音色の好みですもんね。フルートは個人的には洋銀製で十分だと思います。今の洋銀製の楽器はみんな銀メッキされてますから音色的にも銀に近くなっていると思います。木製の楽器はグレードにとらわれず、アタリの楽器を探す必要があると思います。

 さて、問題はその楽器に付けるマウスピースです。楽器の音を決める大きな要素は、このマウスピースですので、これは値段を気にせず良いものを選ぶべきだと思います。定評のあるものを選ぶのが無難な方法ですが、自分で吹いてみて、これは良いと思ったら、ダメもとで、それを買ってみるのもいいでしょう。定評のあるものが、自分に必ず合うとは限りませんから。

 ただ、素材よりも、楽器の値段を決める大きな要素が、二つ目の人件費です。これもちょっとややこしいので、「その2」で詳しく述べたいと思います。



 
 
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Re: 材質 

たくさん

コメントありがとうございます。たくさんのコメントを公開するかどうかは私の判断にお任せいただいたと思いました。FC2のコメントの取り扱いがよくわかりませんので、返信の中で公開させていただきたいと思います。

> こんにちは
>
> 楽器の値段はたかさんのおっしゃるように
> 3つの要素から決められていると思います。
>
> フルートであれば、管体の材質で値段は大まかに決まりますよね。
> でも、一番安価な洋銀製でも半田付け(ソルダードトーンホールでも)の部分やバネに金(金合金)を利用していればその分値段に反映し、機械では加工できない工程が増えて金額が管体銀製とあまり変わらないようになってしまう可能性があるかなと思います。
> これはサックスでも同様でブラス製やゴールドブラス、レッドブラス(銅の量が多いもの)、銀などの材質で値段が変わりますが、ブラス製でもレッドブラスなどの楽器より値段が高いものがあります。
> これは楽器の仕様(F#キーの有無、左手シーソーキーの仕様、キー台座の形状、キーボタンの種類(パールを利用する有無)など)でかわりますし、ハンドメイド工程の多さでも変わると思います。(厳密に言えば、もう少し複雑です。)
> また、フルートより総じて使う量はサックスのほうが多いですが、値段はフルートの方が高い場合もあり、これが人件費の部分に当たるのかなと・・・ぼやっとですが理解しています。
> (でも、ゴールドメッキだけはフルートの方が安いのは量での計算だろうなと思いますが(笑))
>
> あとブランド力ですが、人気のメーカーはほぼ定価で販売していることが多く、必然的にあまり人気の無いメーカーや無名の工房(楽器店ブランドなど)は結構、安い定価をですね
>
> なんにせよ思いつくだけで複雑な感じがわかります。
>
> ひとりごとにある吹奏楽でのフルートの件は、どこかのブログで一流奏者の音を消してしまうアマチュア吹奏楽ってフルート演奏者には良くないというような主旨の内容を書かれていたものを受けたのかなと思っています。
>
> まぁ100人ものメンバーが集まり、いくつかの曲の中でプロのソロをかき消すような伴奏があっても曲全体が生きているようであれば良かったのでは思います。
>
> 何故かと言うと、プロの吹奏楽団の演奏会に行った際にそう思ったことがあるからです。
> その楽団は定期演奏会に有名作曲家、超一流クラシックサックスプレイヤー、TVの挿入音楽で活躍のトランペッター、有名ドラマーをゲストで招待し、有名作曲家の吹奏楽オリジナルや吹奏楽編曲の曲を演奏したのですが
> 楽団員は招待したゲストに遠慮した演奏をしていました。(当たり前ですが、ゲストが元先生とかですので・・・)
> それを聞いて、吹奏楽に疎い友人が心に響かない演奏(テクニックだけで聞いていて面白くないといっていました)だと酷評していましたし、私自身もそう思いました。
> 唯一良かったのが、楽団のパーカスが有名ドラマーとトリステーザという曲で掛け合いをする部分で遠慮なしの「たたきあい」をして、サンバのリズムが生きているという感じがしたときでした。
>
> 肝心なことは、ひとつの価値観に縛られてしまうと曲本来の持ち味が失われた演奏になってしまうのかなと思うのです。
>
> 前述の100人の演奏で聞きたい一流奏者の音だけに固持してしまい、曲本来の良さを聞く耳を閉じてしまった結果、一流奏者の音も見逃してしまうこともあるのではと思います。


楽器の値段については、この後、楽器の作りやブランド等についても述べようと思っています。たくさんのご期待にお応えできるかどうかわかりませんが(笑)。金メッキはサックスの方が高いのはおっしゃる通り使う金の量が違うからだと思います。このあたりも面白いところだと思います。

「ひとりごと」の内容はご推察の通りです。欄外のコラムですので、そんなに多くの字数を割けません。その中で書いたものですので、どうしても言葉足らずになってしまいます。その上、私自身は、そのテレビ放映を見てませんので、一般的な話になってしまいました。

たくさんのおっしゃりたいことはわかります。誰かに遠慮して音楽が消極的になったら、いいとは思えません。ソロをかき消すような伴奏はどうかなと思いますが、曲によってはどうしても伴奏の音量を絞れない時がありますよね。そんな時に私はマイクを使うようにしてきました。もちろんコンサート等での話です。吹奏楽コンクールではマイクは使えませんから。

ソロ以外の部分、あるいはフルートが重要な役割を持っている部分以外のところでフルートの音が聞こえないということは、吹奏楽に限らずあることですから、そんなに気にすることではないと思っています。
「ひとりごと」にも書きましたが、憧れの人の音だけ聞いていると他の音が耳に入らなくなってしまうという経験を私もしました。

昔、アランマリオンさんのコンサートを聴きに行った時に私はフルートの音しか聴きませんでした。もちろん十分に聞こえてきたのですが、後でFМで放送されたものを聞いたら、伴奏のピアノがちょっと大きくてフルートの音を邪魔していたんですね。コンサートを聴いた時はそんなことわかりませんでした。

ご指摘の通り音楽全体を聞けなくなってしまった例でもあるんですが、いい経験でした。

フルートの音 

わかりづらいコメントの仕方をしてすみません。m(__)m

>たくさんのコメントを公開するかどうかは私の判断にお任せいただいたと思いました。

公開の判断はたかさんにお任せしましたのでご理解していただきありがとうございます。

フルートの音ですが、うまく文章にまとめられない部分をフォローいただき感謝します。
たかさんがおっしゃりたい、実際の会場と録音では違うというのはコンクールやコンサートを聴いていればよくわかります。
理由は書くと長くなりますので割愛しますが、生きた演奏は会場にしかないと私は思います。

また、ひとつの音に集中すればそれがよく聞こえるということもわかります。
会場では直接音、反射音、残響音などやその奏者の息遣いとかも耳に届き、自然と演奏者の出す音を耳が追いかけているようになりますから
(録音でそのような状況を作り出すには立体的な音響環境で録音も再生もできていないと難しいし、ミキシングなどで雑音に近いものがカットされれば行方不明になると思います)

ちなみにフルートでマイクを使う場合は、歌口の近くへセットされますか?
私は使用した経験が無いので参考にしたいのですが・・・

Re: フルートの音 

たくさん

 言葉に表れない微妙な部分をご理解いただき、ありがとうございます。録音は録音で難しいところもあると思いますし、最近は言われなくなったのですが、私は録音方式がデジタルかアナログかでもずいぶん違うんじゃないかと思っています。最近の機器はずいぶん進歩しているんじゃないかと思うんですが…。

 それからご質問にあるフルートでマイクを使う場合は、歌口の近くにセットするのが最も良いようです。もちろんマイクはボーカル用のマイクで…。(マイクの種類によってもずいぶん違うようです)フルートセクションの音を録りたい時は、頭上にマイク(つまりフルートよりも上の位置)をセットした方が良いようです。(これはオーディションのデモテープ録音の時にいろいろ試してこの位置に決めました)フルートよりも下の位置にマイクがあるとフルートの音は入りませんでした。(これはコンサートのリハで試したところ、この結果でした。)ステージ上だと、歌口のすぐ近くでないとフルートの音が入らないようです。

No title 

以前のブログでも同じテーマにコメントしたようなおぼろげな記憶があるのですが、
マイクはできるだけ吹き口の近くで、なおかつ息が直接マイクに当たらないようにするするのがコツです。(風切り音をマイクが拾ってしまうので)
わたしも(実は、フルートの演奏経験はかなり乏しいのですが)マイクは上方から斜め下に向けるのが一番好きです。吹き口をマイクに接近させやすいし、息が直接マイクにあたりにくい。それに、演奏時にマイクがあまり邪魔にならないですから。
ただ、マイクスタンドがブーム式でないと、上方からはセットしにくいです。直立式のスタンドの時は、マイクに対して斜め横を向いて吹きます。

Re: No title 

inti-solさん

確かに以前マイクをどう使うかというテーマで記事を書いた時にもコメントをいただきました。その節はありがとうございました。やはりできるだけマイクを歌口の近くにということと、上方からマイクをセットするということですよね。その時には、こういうレスはしなかったん(単に思いだせなかっただけ)ですが、昔の吹奏楽の演奏会のリハーサルの経験だと、上方からのマイクセットは他の人の視界を邪魔して指揮が見づらかったりします。それで下方からセットしてみたのですが、うまくいきませんでした。吹奏楽でフルートの音をうまく録るのは難しいなあと思ったことを思い出しました。

こういうコメントのやりとりは有意義でいいなあと思います。ブログはかくありたいものですね。

マイクの位置 

> 上方からのマイクセットは他の人の視界を邪魔して指揮が見づらかったりします。

なるほど!!私は指揮者付の演奏をしたことがないので、それは考え及びませんでした。ただ、私の場合、マイクはだいたい視線の少し上から斜め下に向ける程度で、頭より高いところまでは持って行きませんが。

Re: マイクの位置 

吹奏楽などの場合は指揮が見づらくなるなどの他に、座奏が主で譜面台も置いてあります(通常楽譜を見ながら演奏しますので)から、それらが邪魔でなかなかマイクをいい位置にセットできなかったりするんです。演奏形態の違いといってしまえばそれまでなんですが、工夫をする必要はあるなあと思ってます。

遅くなりましてすみません 

マイクの位置について、ご教授いただきありがとうございました。

私自身、コンサートでソロを吹く機会もありませんので
知識として、どんな位置で吹くのだろうと疑問に思っていました。

昔、簡単な発表会形式の集会があり、20人程度のブラバンで1だけフルートを吹かれていた方がいたのですが、マイクを利用しておりました。
その方は歌口にマイクを設置されていましたが
周りの音量に負けており、ほとんど聞こえなかったのを記憶しております。
(私はスピーカーのすぐそばにいたのですが・・・)

その時に疑問に思ったのが、フルート自身は足部管からの音が一番良く聞こえるのに、なぜ?という疑問だったのです。

いままでフルートを演奏してきて、音が鳴らないと思う時は必ず、管体が震えていないと思うことが多く、また自分の音を確認する手段で壁に足部管を向けて演奏し、反響音を聞いていたので、そのように思っていました。
(自分が壁に向かって吹くと、反響音が以外に聞こえてこないのでそう思っていました)

実際のコンサートで利用された経験を拝見していて
そういうものなのだと思いました。

いずれそのような機会があれば、試してみようと思います。

ありがとうございました。

Re: Re: 遅くなりましてすみません 

> たくさん
>
>  マイクの位置ですが、私もまだまだ試行錯誤中です。フルートの音は足部管のところからも出ているのですが、メインは歌口のところだそうです。ただ、ご指摘のように管が鳴っていなければ、マイクをどこにおいても意味がないと思います。吹奏楽は楽器がごちゃっとしているので、フルートの音はマイクにはなかなか入らないだろうなと思っています。
>  
>  私がソロをやるとしたら、伴奏につける注文は、①フルートよりピッチが高くならないこと。②必要最小限の人数にしてちゃんと鳴らすこと。の二つです。もちろん自分の音は全開フルパワーですが、首の後ろから鳴らすように心掛けてます。(抽象的ですみません。でもこういうイメージだといい音が出るんですよね)
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