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吹奏楽全般

機械的だけどメトロノームにまず合わせましょう

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 ず~っと以前に「チューナーの正しい使い方」について述べました。今日はメトロノームの使い方についてのお話です。

 メトロノームのテンポに合わせると、どうしても機械的な音楽になってしまう。音楽的なインテンポとは違うんだということを良く聞きます。間違いではないと思います。確かにそうなりがちです。だからと言って「練習にメトロノームを使っても意味ない」ということにはならないと思います。生徒の中には、メトロノーム毎にテンポが微妙に違う(おそらくゼンマイ式の振り子型メトロノームでしょう)から、そんな不正確なものには合わせられないと言う子もいます。まあ、テンポがヨレてしまうメトロノームもなきにしもあらずですが、120のテンポが121だったり、ほんの少しテンポが変化する位であれば私は十分使えると思ってます。

 だって最終的には「どんなテンポでも合わせられるようにする」のが目標なんですから、まずメトロノームのテンポに合わせましょう。最近の電子式のメトロノームはそういう不正確さはないのですが、使い方によっては不便なところがあります。機械式のメトロノームの方が便利だったりします。

 振り子式のメトロノームは、カチカチという音を聞いて合わせる人とか、チーンというベルの音を頼りにする人とかいるでしょう。でもそんな音は、楽器の音が出たら全然聞こえなくなってしまいます。基本的には「振り子を見て合わせる」のです。振り子がどこに来た時に音を出せばいいのでしょうか?正解は振り子がメトロノームの中央に来た時です。ハジの方と思っていた人も多いんではないでしょうか。私もそう思っていて、先生に「違うぞ」と言われてハジをかきました。…面目ない。

 つまり、振り子式のメトロノームを使う一番のメリットは指揮を見て合わせる練習なんですね。新譜でメトロノームを見る余裕のない時は電子メトロノームの音をPAで増幅したものを使います(語源ははっきりしないのですが、ドンカマと言ってます)。いわゆる「耳で合わせる」のです。指導者によっては「ドンカマ」を嫌う人もいます。「譜面にかじりつきになる」というのがその理由です。確かにそうなんですが、「ドンカマ」を使わなければ、譜面にかじりつきにならないかというと、やっぱりかじりつきになります。

 以前に述べたことですが、特にスクールバンドの場合、1から10までを一遍にやろうとしてもできません。1が出来たら、次は1と2、その次は1と2と3、というようにだんだんやるべきことを増やしていくようにしないと、いつまで経っても出来るようにならなかったりします。

 まず、最初にやらなければならないことは、機械的で構わないから正確なテンポ感を掴むこと(勝手に速くなったり遅くなったりしない)です。「ドンカマ」で構わないから、譜面を見てテンポを「耳で合わせる」練習をします。
 次にやることは、振り子式で、譜面を見ながら「目で合わせる」練習です。譜面台はメトロノームと目の間になるように高くして構わないです。つまり視界の中に譜面とメトロノームの両方が入るようにするわけです。
 その次に、譜面の高さを下げてもメトロノームが見られるようにします。本番の時の演奏のスタイルに持って行くのに少なくとも三つの手順を踏む訳です。

 そうしないと、指揮を見て合わせられないバンドになってしまうかもしれません。譜面にかじりつきになってしまうのは勿論ですが、暗譜して指揮者をずっと見ているのに、それでも合わせられなかったりするミステリアスなアマチュアのバンドもあったりするのです。メトロノームを使っているのにメトロノームに合わせない練習をしていたりするんです。う~ん、摩訶不思議。

 メトロノームを使って練習する目的は目で合わせることと耳で合わせることなんです。つまりアンサンブルの基本なんですが…。これが出来てから最後の仕上げとして、音楽的なテンポをみんなで作り上げるということになるでしょう。

 
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