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 ←マイフルート遍歴~パール編その1 →指揮者とコンサートマスター
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パール・マエスタ

マイフルート遍歴~パール編…2(金メッキの効用編)

 ←マイフルート遍歴~パール編その1 →指揮者とコンサートマスター
 パールの金メッキのフルートを吹いてみて、金メッキをするとこんなに音の質が変わるのかと思いました。考えてみると、クラリネットではマウスピースに付けるリガチャー(リードを止める金具)に金メッキを施すだけで、音が変わります。パワーは必要になりますが、より強く遠鳴りするようになるのです。
 吹奏楽をやっている人で、金メッキのリガチャーを使っている人は、こういう理由で使っていると思います。なにしろ同じメーカーの同じ型番のリガチャーでもメッキが金か銀かで、ずいぶん印象が違います。サキソフォーンもネックの部分に金メッキを施したものがありますが、同じ傾向です。
 管体が金のフルートも基本的には同じ傾向(パワーは必要になるが、より強く遠鳴りするようになる)だと思います。ただ、他の要素も絡んでくるため、一概に言えないくらい複雑な傾向になっているので、これについては、もっと研究してからご報告したいと思います。(次の試奏はゴールドフルート中心ということですね)

 私のアルタスフルートは、オーバーホールに出す時に、キーに金メッキを施してもらいました。もともとの銀メッキが剥がれてきていたので、メッキのかけ直しを頼みました。すると、管体の銀と色が少々異なってしまうという話を聞いて、それならいっそ金メッキにしてしまえと思ったからです。(アホですね)その時はキーへのメッキは音には関係ないと思っていました。 しかし、キーに金メッキがかかると音がずいぶん変わりました。以前よりもパワーをかけないといい音が出ません。でも管体は銀で繊細な吹き方をしないと鳴りません。ということで実はとんでもなく難しいフルートになってしまいました。

 パールマエスタに金メッキを施したフルートを吹いてみて、よりパワーは要るものの、より鳴るようになりました。私のアルタスよりは素直ですし、これはいいと思いました。パールは頭部管を選べるようになっていて、標準のPHNー1と銀のマエスタとの組み合わせがもっとも魅力的な音でした。傾向としては室内楽向きだと思いましたので、吹奏楽では厳しいかなーと思いました。パールには、よりパワフルに鳴るように作られたフォルテという頭部管もあって、これも試してみました。さすがにこの組み合わせだと音量不足は感じませんでした。

 PHNー1に金メッキのマエスタは、PHNー1と銀のマエスタと音色の点ではかなり違うと感じました。好みの問題ですが、PHNー1には銀の管体が一番いい音色が発揮できるのではないかと思います。フォルテの頭部管はあいにく14Kのものしかなかったので、それを金メッキの管体につけて吹いてみました。これがもっともパワフルでした。結局、いろいろ考えたあげく、金メッキのマエスタにフォルテの頭部管という、もっともパワフルな組み合わせを選んでしまいました。それでも音量重視の他のメーカーの楽器よりパール特有の優しい音がします。これが今のところ、私にとってのベストチョイスだと思っています。

 それから、C足にするかH足にするかを考えました。今、吹いているアルタスはH足です。いろいろなメーカーのフルートを試奏してみて、C足とH足で音色がずいぶん違うなあと思った楽器と、それほど変わらないなあと思った楽器と二通りありました。一般的に言われているH足の方が音が落ち着くという傾向は感じましたが、その差はメーカーによっていろいろだなあと思いました。

 パールのC足とH足の楽器を代わるがわる吹いてみましたが、それほど違いがあるとは感じませんでした。ならばC足にしようと思いました。その方が安いですしね。(笑) Eメカありの楽器とEメカなしの楽器も吹いてみました。メーカーによっては、高音Eの音が当たりづらくてEメカをつけていたりすることもありますので…。結論は、「Eメカなしでも十分」でした。私もフルートを吹き始めた最初の時に3Eの音に苦しみました。その頃の楽器からするとずいぶん進歩した感じです。

 実はパールフルートギャラリーに行った時、Eメカ無しの銀のマエスタを吹いたのですが、この楽器そのものを気に入ってしまいました。いくつかのマエスタを吹かせていただいた中でも、一番自分の思った通りに音を出してくれます。「もし、この楽器がお気に入りでしたら、そのように言っていただければ楽器屋さんを通して、この楽器をお渡しできるようにしますよ」とギャラリーのおねえさんが言ってくれました。

 パールフルートギャラリーは楽器を直接販売することはしないんですね。もう少しで「これにします」と言ってしまうところでしたが、この楽器にフォルテの頭部管をつけて吹いてみたら…、「今吹いているアルタスと同じ音じゃん!」と思いました。ううむ、せっかく新しい楽器を買っても以前の楽器と音色が変わらなかったら、なんのために買い換えるんだかわかりません。ということで、金メッキのマエスタをオーダーすることにしました。

 私は個人的に、楽器ごとに個体差があると思ってますので、自分で吹いて確かめたものを買いたいと思っています。以前に注文して届いた楽器が全然良くなかった苦い思い出がありますので…。ただ、今回試奏した楽器はどれもそれほど個体差があるわけではありませんでした。あとはパールの職人さんにすべてを託して作ってもらうだけです。

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~ Comment ~

メッキと音色 

ムラマツのPTPを試奏したとき、あまりに特徴的な音色にびっくりしたことがあります。あれはプラチナメッキですけれど、表面にメッキをかけただけでこんなに音色が変わるものなんだな、と思いました。金メッキも同じなんですね。
ただ、試奏するときによって、フルートごとの違いがよく分かるときと、何を吹いても同じ音にしか聞こえないときがあるんです。自分自身の調子の善し悪しとは関係ないようです(楽器店で試奏するときは自宅より音が響くせいか、だいたい自宅の練習より上手くなったような気がします)。環境のせいか、耳の感受性か、よく分からないですけれど。
昨年山野楽器のムラマツフェアに行ったときは、1本1本すごく違いが分かったのに、今年ムラマツフェアに行ったら、EXもDSも同じ音にしか聞こえなかった・・・・・・・・。

Re: メッキと音色 

inti-solさん

私もアルタスとムラマツのPТPを試奏した時に、「メッキだけでこんなに違うの」と思ったことがあります。もちろん悪いとは思わなかったんですが何といっても値段がねえ…。金メッキも基本的には同じなんですが、それまでに試奏していたものには、あまり魅力を感じませんでした。

今回改めてその違いに驚いたわけなんですが、inti-solさんがおっしゃる通り、自分の調子によって違いがわかったりわからなかったりしますよね。試奏する場所によっても違うし。今回も金メッキの楽器は山野楽器とパールのギャラリーと両方で試奏させてもらいました。やっぱり本気で買おうと思ったら念入りに試奏した方がいいですね。

No title 

ブログの方は、無事復活されたようですね。体調も早く戻られるといいのですが。
私は、最初から拝見していたわけではないので、更新は、むしろありがたいです。また、いろいろご教示いただけると思うと楽しみです。
ところで、メッキでもずいぶん違いがあるようですね。メッキというと、どうも剥げるイメージがあって、総銀、総銀とあこがれていたのですが、選択肢にいれるべきなんですね。早く、試奏のできるレベルになりたいものです。

Re: No title 

gou56さん

私の体調についてご心配いただいてありがとうございます。今は、ずいぶん良くなりました。フルートが吹きたくて音楽がやりたくてたまらないのですが、今月は今後のことを考えて我慢してます。

メッキの件なんですが、昔の銀メッキはすぐ剥がれてしまいましたよね。今は技術が進歩したので、そう簡単には剥がれないそうなんですが、可能性は0ではないそうです。クラリネットやサックスのように楽器の一部分だけの金メッキならいいんですが、楽器全体へのメッキで剥がれたら…と考えたのは確かです。なにしろメッキのかけ直しは恐らく20万円はするだろうなーと思ってますので。それでもメッキを頼んだのは、今の技術だったら、大切に扱えば20年以上持つだろうと思ったからです。銀メッキの楽器も今は長期間の使用に耐えてますから。

ご教示といえるほどの内容ではないと思いますが以前の記事を改めて更新していきます。またおいでくださいませ。
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