スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←コンクールに参加するのは何のため? →私の練習曲「ヘンデル・ラルゴ」
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

参考音源付き記事

マルセル・モイーズの演奏を聞く

 ←コンクールに参加するのは何のため? →私の練習曲「ヘンデル・ラルゴ」
 YouTubeでマルセル・モイーズの演奏がアップされていました。これをたまたま見つけた私は興味津々で聞いてみました。まずは定番のこれからどうぞ。
 Marcel Moyse plays Debussy Syrinx

 この演奏がアップされたのが、2009年と比較的新しいのですが、録音は古いものらしくノイズも入っています。本物と信じてこれがモイーズの演奏だとすると、「モダンフルートはベームによって完成したが、演奏技術はモイーズによって形作られた」と言ってもいいのかもしれません。モイーズがビブラートをかける演奏法だったとは以前から聞いていましたが、こういうビブラートなのかと思いました。モイーズは生涯、洋銀のフルートを愛用した人として有名ですが、かなり表現力のある楽器だと思います。現代の洋銀フルートはやっぱり初心者用なんですかねえ。

 ちなみに、ゴールウェイの演奏はこれです。この動画だけ音量が小さいかもしれません。ゴールウェイが若かった頃の演奏なので、クーパーのゴールドモデルを吹いているのかも知れません。画面を見ただけでは判断できませんが…。
 James Galway Plays Syrinx by Debussy

 もう一曲フルートで有名な曲をモイーズの演奏でどうぞ。
Carmen-Entracte, Marcel Moyse Flute 画面では「シシリエンヌ」と出てますが、投稿者がタイトルを間違えたようです。

 管弦楽版のカルメンはこちらです。
 G.Bizet - Intermezzo from Carmen (solo D.Varelas)
 
 モイーズのビブラートはランパルに近いと思ってました(年齢的には逆です)が、ビブラートの質を考えるとゴールウェイに近いと言えるかもしれません。ランパルもそうですがゴールウェイも現代のフルートの名手です。そのゴールウェイたちと肩を並べる演奏といってもいいのかもしれません。演奏技術が進歩していないというより、ゴールウェイのようなビブラートをかけるのは今でも難しいと思います。モイーズの時代は、こんなビブラートをかけていたら異端に見られただろうなと思います。モイーズは時代の遥か先を行っていたと言っていいかもしれません。

 モイーズの洋銀フルートは、現代のホールでどの位「遠鳴り」するのだろうかと、確かめられもしないことを考えてしまいました。以前にご紹介した「フルート!フルート!」では、洋銀製のフルートは、「遠鳴り」はしないとの結論でしたが、モイーズの吹き方だと洋銀フルートも「遠鳴り」するのではないかと、考えてしまいました。

 オールドフルートを取り扱っている楽器屋さんで、洋銀製のフレンチオールドフルートの試奏をさせてもらおうかな。

 
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

 

たぶん、モイーズのこのCDを持っています!
おそらく同じ音源かな?と思いました。

なんというか、ものすごく迫力のある音だと感じます。
初めてこのCDを聞いたのは中学生の時だったのですが、
聞き始めて釘付けになったのを思い出しました。「ながら聞き」
ができないな、と思ったのでした。

Re: タイトルなし 

リリコさん

 モイーズの演奏の録音なんてないだろうと私は勝手に思ってたのですが、やっぱりあったんですね!今回YouTubeで聞いてみて、かなり説得力のある演奏だなと思いました。CDの復刻盤まで出ていたとは知りませんでした。ううむ、今度「山野楽器」に行ったら探してみようかな。

モイーズの音 

良いですねえ。
モイーズと言えば、生涯洋銀製のフルートを愛用したことで有名ですけれど、ただ、材料は確かに洋銀製だけど、そこらのメーカーのエントリーモデルというわけではなく、やっぱり特注品なんでしょうね。

Re: モイーズの音 

inti-solさん

 おっしゃる通り、モイーズのフルートは、洋銀製でも総銀製に匹敵する丁寧な作りこみをしたフルートなんだろうと思います。「これ」と決めたフルートを一生涯使いこむのがいいんでしょうね。そういえばランパルも「君は自分の手足を取り替えるかい?」なんて言っていたことを思い出しました。

 

 お久しぶりです。
 フルートでは今だにビブラートを掛かられないship-papaです。トロンボーンはスライドを微妙に動かせばいいんですもの~。(T-T)

 さて、モイーズの洋銀フルートは“Couesnon(ケノン)”というメーカーだけど、非常に特殊でモイーズ専用モデルと呼べるほど特異なカタチをしているそうです。
 音孔の間隔も違っていて、いわゆる「モイーズ・スケール」で、
仕様としては、オフセット・カバードキーでC管だそうです。

 通常のフルートとの違いは、Aisレバーを省略し、Cisトリルレバーがあること。よってBホールの横にCisホールがあるってことですね。この辺がモイーズのこだわりだったようです。
 そして、ここからが変わった造りになっていて、左手のAキーとGキーには補助指板(ピッコロに付いているような)が付いていて、
それに伴ってGisレバーは長く伸びているそうです。
 更にF、E、Dの各キーには、隆起したボタンが付いているらしいです。たかさんがリンクしているYouTubeの、フルートを持っているモイーズの画像でも、右手のF、E、Dのキーが少し分厚く見えていると思います。

 モイーズ・モデルは、普通の「オールド・フルート」ではないので、試奏は難しいかも。でも、ルイ・ロットを一度、吹いてみるのもいいかもしれませんよ。かの頃の「洋銀フルート」は“スタンダード”だったのですから、違った世界が見えてくるかもしれません。(o^-')b

 また、お邪魔します。

Re: タイトルなし 

ship-papaさん

 お久しぶりです。ブログを拝見しましたが、トロンボーンの練習の傍らでフルートも吹いていらっしゃるんですね。

 モイーズのフルートについての詳しい情報、ありがとうございます。なるほど~と感動してしまいました。モイーズ専用モデルであることがよくわかりました。

 F、E、Dの各キーの隆起したボタンって、私の師匠が自分のフルートにそういう加工をしたのを見たことがあります。もちろん吹かせてもらいました。指先に突起の感覚がはっきり残ります。リングキーの逆パターンですね。

 オールドフルートには興味津々なんですけど、ピッチが低くて、試奏したら感覚が狂ってしまいそうな気がします。現代ピッチで演奏できるルイ・ロットもあるので、機会があったら吹いてみたいですねえ。

 

NoTitle 

こんにちは。モイーズの記事も書いておられたのですね。

僕のサイトにモイーズのmp3がたくさん置いてありますので、お暇な時にどうぞ。

http://www60.tok2.com/home/sonore/

モイーズモデルの画像はこちら

http://www.geocities.jp/marcelmoyse/couesnon_top.html

ゴールウェイの楽器はクーパーっぽいですね。ちらっと上部のトリルキーが見えました。間隔、広く見えましたよ。

Re: NoTitle 

Sonoreさん

こんにちは。

>モイーズの記事も書いておられたのですね。

そうなんです。Sonoreさんの足下にも及びませんが…(笑) 。「マルセルモイーズ研究室」には何度かお邪魔しています。リンクさせていただきたいので、よろしくお願いします。

ゴールウェイはもともとクーパーのフルートを吹いていたと思います。その後ムラマツになり、ナガハラになりましたが、やはりゴールウェイモデルでしょうかね。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【コンクールに参加するのは何のため?】へ
  • 【私の練習曲「ヘンデル・ラルゴ」】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。