スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←いなくても良さそうだけど、いないと困るのがフルートです →アマチュアオーケストラのコンサートに行ってきました
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

音楽全般

五嶋みどり タングルウッドの奇跡

 ←いなくても良さそうだけど、いないと困るのがフルートです →アマチュアオーケストラのコンサートに行ってきました
この記事は、吹奏楽関係でもフルート関係でもありません。五島みどりさんというヴァイオリニストのお話です。でもすべての音楽好きの人に読んでいただきたいお話です。今は弟の五島龍さんがテレビのコマーシャルに出ていますが、姉の五島みどりさんは、わずか14歳の時、指揮者のバーンスタインさんと協奏曲で共演した経験の持ち主です。ところが、その本番のステージでとんでもないアクシデントに見舞われました。まずは、その動画をご覧ください。

五嶋みどり タングルウッドの奇跡

 本番の時には何が起こるかわかりません。弦楽器で言えば、弦が切れるというアクシデントはあり得ます。バンクーバーオリンピックの男子フィギュアで、織田選手のスケート靴のひもが切れたのが話題になりました。弦楽器の弦は新品の状態では、ピッチが安定しなくて本番で使えないと聞きます。弾きこんで慣らしたものを本番で使うのですが、そうすると本番で弦が切れてしまうということがあり得るのです。

 オーケストラの場合、力量順に席が決まっています。第一ヴァイオリンの場合、コンサートマスターが最も力量が高く、次がその隣に座っている人、その次がコンサートマスターの後ろに座っている人という風に、席順が決まっているのだそうです(実力の世界は怖いなあ)。で、もし演奏中にコンサートマスターのヴァイオリンの弦が切れたら、隣の人の楽器と交換して弾き続けるのだそうです。隣の人は後ろの人のヴァイオリンを借り、貸した人はさらに後ろの人のヴァイオリンを借り…、と楽器のリレーをします。

 えっ、一番後ろの人はどうするのかって?実はステージ袖に予備のヴァイオリンを一丁用意しておきます。一番後ろの人は、その予備のヴァイオリンを使う訳です。本番中に席の移動はできませんから、この方法が一番良いのでしょう。予備ヴァイオリンが一丁ということは、こういうトラブルはあっても一度だけと想定しているということです。自動車のスペアタイヤだって一本ですから、普通はこの対処で十分でしょう。

 しかし、本番の演奏中に突然、自分の楽器の音が出なくなってしまった時の恐怖と焦りは、想像するだけでも恐ろしい…、恐ろしい…、恐ろしい…。オーケストラの一員ならともかく、コンチェルトのソリストだったら、なおさらですよね。自分の愛器と違う楽器をいきなり弾くわけですから。しかも五島さんの場合は、想定外の、二回もヴァイオリンの弦が切れてしまうというアクシデントに見舞われてしまったのです。

 その時に慌てず、落ち着いて二回も楽器を換え、平然と最後まで弾き切った五島さんは大したものです。ましてや彼女はこの時14歳。同じ演奏家の立場で考えてもあり得ないことです。指揮者のバーンスタインが演奏が終わったとたん、彼女を強く抱きしめたのも、オーケストラのヴァイオリン奏者までもが彼女を抱きしめたのも、彼女がやったことが、いかに困難なことであるかを証明しています。

 この時のVTRは、今見てもすごいと思います。私も演奏家のはしくれとして、本番中はどんなアクシデントにも冷静に対処したいなあと思いました。いや、実は結構アクシデントに遭遇しているんですが、どうしても演奏に悪影響が…。まだまだ未熟です。はい。

 追記です。

 VTRで五嶋さんがヴァイオリンを交換している間、ほんの一瞬ですが演奏が止まります。演奏には彼女のソロの音が必要だからですが、バーンスタインの指揮棒がぴたりと止まったのに合わせて、オケの音もぴたりと止まっています。プロだからと言えばそれまでですが、普段のVTRを見ていると楽員は指揮を見ていないようですが、見ている証拠です。アマチュアだと誰かが必ず飛びだします…。しかも指揮者を見ているのに(笑)。
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

 

お久しぶりです!

オーケストラの演奏会って予備の楽器を用意しておくんですか、知らなかったなあ。

Re: タイトルなし 

あるとさん

 おひさしぶりです。コメントはいつでも歓迎ですよ。

 ヴァイオリンは予備楽器を置いておくというのは、師匠が指揮をしていた東京交響楽団のやり方です。すべてのオケがそうしているのかはわかりません。すべての楽器に予備楽器を用意しておくわけではなく、ヴァイオリンだけのようです。E弦(一番高い音を出す弦)が一番切れやすいからでしょうね。

 吹奏楽をやっていても本番の時に調子が悪くなることがあります(大体は定期点検をやっておけば大丈夫ですが)。私は、重要なソロがあるパートは予備楽器を用意してました。昨年の定期演奏会では、私が重要なソロを担当しましたので、予備のフルートも用意しましたよ。

このエピソードは 

このエピソードは有名ですね。映像も、以前にどこかで見た記憶があります。

実は、わたしもそれ近い体験をしたことがあります。
キラ・ウィルカというグループに参加して、初めての舞台だったと思います。演奏中にチャランゴ奏者の弦が切れてしまったのです。チャランゴは複弦といって1コースに2本ずつ弦が張ってありますから、1本切れても演奏上は支障がない(音量に多少問題はありますが)ので、そのまま演奏していたら、数分後に、同じコースの残りの1本も切れてしまった。
でも、そのときの演奏は、他のグループも出演していたので、急遽そのグループからチャランゴを借りて演奏を続けました。

他にもいろいろなトラブルに遭遇したことがありますが、大多数は不可抗力ではなくて、ミスが原因というのが正直なところです。

Re: このエピソードは 

inti-solさん

 そう、これは有名なエピソードです。不可抗力によるトラブルは、確かにそうないと思います。だから焦ったりするんですけどね…。

 生演奏にアクシデントは付きものと思えればいいんですが…。
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【いなくても良さそうだけど、いないと困るのがフルートです】へ
  • 【アマチュアオーケストラのコンサートに行ってきました】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。