スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←時の流れを感じてしまうこと →社会人バンドの活動目標は?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

ピッコロ

ピッコロも調整してもらいました

 ←時の流れを感じてしまうこと →社会人バンドの活動目標は?
 三連休の中日の21日(日)は、野風(ピッコロヤマハYPC62)を買った楽器店に調整をしてもらいに行きました。このピッコロを2か月ほど使ったのですが、どうも調整の良くないところがありまして、それを直してもらおうというわけです。

 この日まで、いろいろと試行錯誤をしながらピッコロを吹いてきました。どうもうまく鳴らないので反射板の位置をいろいろと変えてみたりもしました。フルートと違ってピッコロの反射板は、奏者によって多少ベストの位置が違うことがありますので、試しに反射板の位置を変えてみようとしたわけです。キーメカ二ズムの方は、トリルキーの動きが悪いのとEメカのGisキーが完全には閉じなくなっているのを直してもらおうというわけです。トリルキーのコルクは本番の演奏に不都合があるため、自分でちょうど良いように削ってしまいましたが、その他の不具合を直してもらいました。

 ヤマハに苦言を呈したいのは、この不具合は買った時からのものです。トリルキーはコルクが適正よりも厚く、Eメカの方は接続部のコルクが適正よりも薄かったために、こういう事が起こってます。これは出荷の際の検品が甘い証拠です。YPC62はスチューデントモデルとはいうものの、調整と検品はちゃんとしてもらわないと困ります。

 ピッコロを買った楽器店は、私が高校生の頃からの長~いおつきあいです。この日は月に一度の無料調整日なので、会場に行ってみると楽器を持った中高生がたくさんいました。リペアの方は二人がかりで楽器を受け付け順に見ていきます。このリペアの方はお二人とも若い女性の方でした。(私は内心、どのくらいの技術をお持ちなのか試そうと、よからぬことを考えてしまいました)

 私の順番が回ってきて、不具合の箇所を告げると、まずEメカ接続部のコルクを張り替える作業から始まりました。それからトリルキーの不具合を見てもらいました。トリルキーのコルクの具合が良くないのでは、なんてウソを言ってしまいました。(だって自分で削ってしまいましたからコルクの具合はOKのはずです)リペアの方はコルクの状態をちょっと見てから、トリルキーのバネを調整しました。「ここが弱いので違和感があったのだと思います」さすがですね。

 不具合箇所の他に全体のキーバランスも見てもらいました。ヤマハの楽器のタンポは、シーズニングという処理が施されていますので狂いは少ないのです。これは大丈夫でした。頭部管の反射板の位置を確認してもらったら、「ヤマハの標準の位置とズレているんですけど、ヤマハ標準の位置に直して良いですか?」と聞いてきました。おお、さすが!奏者によって多少好みが違うことをご存じのようで…。だって別の人のフルートの方は「反射板の位置が違うので直しますよ」という言葉でしたから。

 短時間の調整でここまで出来ればOKでしょう。マエスタの調整は100%までやってもらいましたが、80%くらいまで調整してくれれば十分です。そのまま、楽団の練習に向かいました。

 この日の合奏の指揮は笛師匠です。2月の小学校でのコンサートの前日のリハの時に、ピッコロの頭部管を全部入れちゃえという、無謀とも言える指示を出したことを思い出しました。唇でのコントロールの幅を広げなければ対応できない指示だったのですが、必死でなんとかやりました。

 ところがこの日は…、「頭部管を7ミリ抜いて外吹きにして合わせなさい」という荒療治!今までと全く違う吹き方を要求されました。ピッコロで7ミリということはフルートだと14ミリほどです。吹き方によっては半音下がります。それを極端な外吹きでピッチを上げるわけです。ううむ、これは内緒(ブログで書いたら内緒でもなんでもない)ですけど、エアリードの楽器の音を目立たせる、手っ取り早い方法です。でも音程のコントロールは難しいです。「ピッコロの音は突き抜けて良い」と笛師匠に言われたので、それでは、と思いっきり吹くことにしました。

 もともと、なかなか調子が掴めずに苦労していたので、こんなことをやったら大スランプ……にはなりませんでした。唇が最初はびっくりしましたが、そのうちに調子が上がって来ました。笛師匠は、痛いけれどよく効く整体師みたいですね。まだまだ私の及ぶところではありません。ということで、この日は楽器と奏者の両方の調整を済ませた一日になりました。ああ、長い一日だった。
←よろしければクリックしてください。 
関連記事
スポンサーサイト



~ Comment ~

おはようございます[e:44] 

質問ばかりですみません。シーズニングって何ですかYAMAHA以外のメーカーはやってないんですかぁ

Re: おはようございます 

よっちゃんさん

 いえいえ、質問ばかりですみませんなんてことはありませんよ。手元に資料がなく私の記憶だけでお答えするので間違いがあったら、どなたかに訂正していただきたいと思うのですが、

 シーズニングとはトーンホールとタンポを強制的に馴染ませる方法です。一度組み立てた楽器のタンポをスチームで湿らせてトーンホールに密着させて挟み込み、時間をかけて乾燥させます。

 新しい楽器のタンポは不安定で3か月もすると変形して再調整が必要になります。私のマエスタもそうでした。1年もするとタンポが落ち着いて頻繁に調整をしなくても済むようになります。シーズニングとは、その1年後の状態を出荷前に作り出そうとするわけです。そうすれば、頻繁に調整する必要はないですもんね。

 このシーズニングは、ある意味タンポの促成栽培みたいなものですから、音色等にも影響を与えると言われています。いいか悪いかは個人の好みでしょう。ヤマハ以外では、フルートマスターズがこのシーズニングを採用していると思います。新品の楽器でも全てのタンポにトーンホールの跡が残っていますので。

あこがれます 

たかさんは
とても楽器に詳しいんですね。
本当にあこがれます。
僕も自分が好きな楽器
フルートについてブログを書いてるんです。
よければ来てください。
できればコメントもしてくれたらうれしいです。
待ってまーす。

Re: あこがれます 

フルーさん

 ようこそいらっしゃいました。私の方からもお伺いしますね。

 

>三連休の中日...ということで、この日は楽器と奏者の
両方の調整を済ませた一日になりました。ああ、長い一日だった。

たかさん、おつかれさまでした。
修理(調整)も、練習(演奏)もうまくゆき、よかったですね。

私は楽器の専門的な用語などは分からないのですが、
それでもこのような淡々と、しかし端正!な文章で書かれた
たかさんブログを読むと、味わい深い音楽エッセーみたいで
とても楽しみにしております。

Re: タイトルなし 

FALさん

 過分なおほめの言葉をいただきありがとうございます。下品な文章にだけはならないよう心がけます。これからもよろしくお願いします。

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【時の流れを感じてしまうこと】へ
  • 【社会人バンドの活動目標は?】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。