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吹奏楽全般

コンサートバンドの編成の中心はクラリネット?

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 前回の記事で吹奏楽はコンサートバンドとマーチングバンドに分かれると書きましたので、私が主としてやっているコンサートバンドの編成について、今考えていることを書きたいと思います。

 吹奏楽と管弦楽の編成の違いでよく言われているのが、弦楽器があるかないかということです。コントラバスは吹奏楽でも使われますが、どうして吹奏楽でコントラバスが使われるようになったのかは、はっきりしません。どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えていただきたいものです。

 個人的にはコントラバスとダブルリードの楽器(オーボエとファゴット)が吹奏楽の編成に加わるようになって、コンサートバンドとしての編成ができあがったと思います。一時期吹奏楽にもチェロを入れるようになったこともありましたが、これはすぐ禁止されてしまったようです。弦楽器を際限なく編成に加えていたら、管弦楽になっちゃいますもんね。(そうまでして弦楽器を排除する理由が私にはわかりませんが、別に管弦楽になったっていいじゃないと思います。でも吹奏楽コンクールがなくなってしまうか…)

 管弦楽のサウンドの特徴は「メインディッシュ」がはっきりしているということです。弦楽器のサウンドが主で、管楽器はそれに彩りを添えるという役割です。近現代の音楽で管楽器が主役になる曲も増えつつあると思いますが、高音域から低音域まで弦楽器の音色の統一されたサウンドが管弦楽の魅力です。

 管楽器は弦楽器ほど音色の統一ができないと思います。トランペットとトロンボーンは管の形からするとバイオリンとチェロの関係と似ているのですが、音色の統一は弦楽器より難しいと思っています。ましてやそこにビオラに当たるホルンやコントラバスに当たるチューバが入ってくると、弦楽器ほどのサウンドの統一感はないと言えるでしょう。もちろん金管アンサンブルをやる時は、この音色の統一を最大目標にしてアンサンブルをしますから、完成された金管アンサンブルは、この欠点はあまり感じないと思います。

 この欠点を解消するべく、アドルフ・サックスさんが高音域から低音域まで、統一した音色を出せる金管楽器を開発しました。今ではイギリス風の金管バンドで見られるくらいですが、これらの楽器が吹奏楽で使われなくなったのが、ちょっと不思議です。だって、先ほどのトランペット・ホルン・トロンボーン・チューバの金管アンサンブルより、はるかに統一したサウンドが作りやすいですもん。

 えっ、アドルフ・サックスさんてサキソフォーンを発明した人じゃないのって?そうなんです。サックスさんは金管だけじゃなく木管楽器も作ったんです。それがサキソフォーンです。管体はプラスで出来てますので金管楽器と間違えやすいんですが、これも高音域から低音域まで統一したサウンドが作りやすいように考えられました。

 管弦楽の管セクションだけだと、音色は多彩なんですが統一感に欠ける欠点を、こういう楽器を開発することで補おうとしたんですねえ。言いかえると弦楽器セクションの働きをする管楽器セクションを吹奏楽で作ろうとしたわけです。

 ずいぶん前に、サキソフォーンに弦楽器セクションを担当させて、その他の管楽器は管弦楽と同じ編成にした吹奏楽の編成を研究なさった方がいらっしゃいました。かなり面白い試みでサウンドも独特のものがありました。ソブラニーノからソプラノ・アルト・テナー・バリトン・バスサックスまで揃えた編成はサウンドの統一感と表現力に富んでいて、いいなあと思ったんですが、バスサックスがなかなか手に入らないのがねえ…。

 ということで、ここからが本題です。吹奏楽で弦楽器セクションを担当できる管楽器といって残っているのがクラリネットなわけです。本題に入る前の前置きが長くてすみません。続きはまた明日ということで。(なんじゃそりゃ…)

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~ Comment ~

 

本文にあるサックス中心の編成は具体的にどのような編成なのでしょうか。

Re: タイトルなし 

はじめさん

 一般の吹奏楽のクラリネットの人数とサックスの人数が逆転したものとお思いください。このサックス中心の編成を考えた方は、かなり工夫していらっしゃって、サックス以外の管楽器は、ほぼ管弦楽の編成にしていました。うろ覚えですみませんが、

 サックス(ソブラニーノ1、ソプラノ2、一番アルト3、2番アルト3、一番テナー2、二番テナー2、バリトン3、バス2)フルートピッコロ3、クラリネット2、オーボエ2、ファゴット2、トランペット3、ホルン4、トロンボーン3、チューバ1、打楽器。こんな感じの編成だったと思います。
 
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