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指揮

指揮棒の正しい持ち方は?

 ←フルートの材質による音の違いは本当にない? →「遠鳴り」するフルートの素材は?
 久しぶりの「指揮法」の技術論です。リクエストもありましたので、私が使っている指揮棒の写真を公開しながら、指揮棒をどのように持てばいいかを述べていきたいと思います。もちろんこれは、故櫻井将喜先生から教わったもので、私自身の備忘録でもあります。まずは、私が使っている四本の指揮棒をご覧ください。

P1010650.jpg

 一番上が、櫻井先生からいただいた「Sakurai Special No3902」です。棒の根元のコルクの形がかなり特徴的です。 その下が最近買った「Pick Boy FTS-150A」です。なぜこれを買ったのかというと、サクライスペシャルに最も形が近いからです。
 上から三番目は、櫻井先生の所で購入したサクライスペシャルのコルクに、グラスファイバーの棒を挿して自作した棒です。木で出来た棒はすぐ折れてしまったりするので、折れないものをと思って作りました。
 一番下は、購入したサクライスペシャルの棒の先を削って短くしたものです。この棒を指揮法のレッスンの時に使いました。
 購入したサクライスペシャルと、先生からいただいた「Sakurai Special No3902」と、コルクの形が微妙に違う事がおわかりでしょうか?かれこれ20年前に、櫻井先生が設計した指揮棒のオリジナルの形が一番上です。指揮棒職人さんがだんだんスリムにして行ったようです。当時としてはかなり斬新なデザインだったのでしょうね。

 指揮棒は、材質も長さも形もさまざまですが、一番振りやすい棒は、棒を持っていることを忘れる位、軽くてバランスのいい棒です。そのためには、人差し指のところで棒のバランスが取れるのが理想です。櫻井先生はその理想を追い求めて、このコルクの形に辿り着いたのです。下の写真をご覧ください。上が「Sakurai Special No3902」で下は「Pick Boy FTS-150A」です。

P1010651.jpg
P1010654.jpg
 「Sakurai Special No3902」は、コルクのほぼ根元に重心があります。「Pick Boy FTS-150A」の方は、グラスファイバー自体が少し重いので、コルクも大きめですが、やはり重心はちょっと離れています。この重心の所を、人差し指と親指ではさんで、指揮棒を持つと、指揮棒の重さをほとんど感じません。

P1010655.jpg
P1010658.jpg
 この二枚の写真を見ると、重心がコルクに近いほど、手の平の中にすっぽりとコルクが入ることが分かります。重心が離れている棒だと、棒の先の重さを感じます。棒が細かな動きをする時に、その重さが邪魔になることがあります。「Pick Boy FTS-150A」の名誉のために言っておきますと、グラスファイバー製の中では、私にとって最も振りやすい棒です。自作の棒よりは、遥かにマシです。私はこれを主に本番用に使っています。「Sakurai Special No3902」はここ一番の本番の時に使っています。私はまだそういう使い方をしていませんが、交響曲を一曲振る時には、棒の軽さとバランスの良さが物を言うとのことです。棒自体の長さも長い方が大人数の合奏では見やすいでしょう。

 ちなみに指揮棒の重さですが、「Pick Boy FTS-150A」が15グラム、「Sakurai Special No3902」が10グラムでした。わずか5グラムの差ですが、この差は大きいです。「Sakurai Special No3902」は、「Pick Boy FTS-150A」の2/3の重さで、棒の長さは2センチ弱、長いのですから。残念ながら、この指揮棒は当然のことながら絶版です。

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~ Comment ~

指揮棒の写真ありがとうございました[e:466] 

指揮棒も、いろいろあるんですね~(^-^)g"

たかさんの先生への思いが伝わってきましたよ

Re: 指揮棒の写真ありがとうございました 

よっちゃんさん

 櫻井先生の指揮棒は、私にとって単なる指揮棒ではないんです。本文中に「絶版」と書きましたが、職人さんにお願いして同じものを作ってもらうことも可能です(この指揮棒は指揮棒職人のムラマツさんのところで作ってもらったものですから)。

 櫻井先生がお元気の頃、吹奏楽コンクールの西関東大会の審査員をなさった年がありました。私はどうしても西関東大会に行きたかったし、いただいた指揮棒で指揮をするところを見ていただきたかったのです。もちろん点数が辛いのは覚悟の上です。
 秋山先生も吹奏楽コンクールの全国大会の審査員をなさったことがあります。どうしても全国大会に行きたかったのですが、やっぱり行けませんでした。その年に櫻井先生がお亡くなりになったので、なおさらでした。子供たちもそんな私の気持ちを察して、頑張ってくれたんですけど…ね。
 

参考にします 

指揮棒の重心を持つといいと聞いたことはありますが、とても詳しく説明してくださって、参考になりました。ありがとうございました。

Re: 参考にします 

さすらいの棒振りさん

 ご参考になれば幸いです。指揮のレッスンで先生から教えていただいたことを、私も忘れないようブログに書きとめておこうと思っています。図解できればと思って色々トライしているのですが、何ともうまくいきません(涙)。手で書いたものを写真に撮って掲載するしかないかなと思っている今日この頃です。
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