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吹奏楽合奏理論

楽譜の読み変えは、どうすればいい?

 ←吹奏楽で使う打楽器は何がいい? →楽器とは摩訶不思議なもの…
 前回の記事で、ジャズバンドに近い、吹奏楽の小編成をご紹介しました。この時に編成に合わせて楽譜を読み替える必要があるとお話ししましたが、今日の記事は、それを具体的に述べたものです。なお、文中の音名は英語読みです。

楽譜の読み替えの基本は、「移動ド」読みです。たとえばフラット一つのへ長調は、五線譜の第一間の実音Fを「ド」として読みます。シャープ一つのト長調は第二線の実音Gを「ド」として読みます。移調楽器の楽譜は、これらの延長線上にあると思えばいいわけです。

 吹奏楽は実にいろいろな管楽器を使いますが、現在使われている楽譜は、①へ音記号(inC)…五線譜の第二間が実音C、②ト音記号(inC)…五線譜の第三間が実音C、③ト音記号(inB♭)…五線譜の第四線が実音C、④ト音記号(inE♭)…五線譜の第二間が実音C、⑤ト音記号(inF)…五線譜の第二線が実音Cの五種類です。

 へ音記号とト音記号の差はあるものの、①と④は五線譜の実音Cの位置が同じですので、読み替えはしやすいです。へ音記号の実音B♭を「ド」と読む移調読みの人と、実音Cを「ド」と読む実音読みの人がいますので、それぞれ読み方が違います。E♭を「ド」と読む楽器、Fを「ド」と読む楽器と合わせて、実質は四種類です。えっ、五種類だろうって?ピアノをやっている人はよくご存じだと思いますが、inCのへ音記号の上にト音記号があって、この間には加線が一本しかありません。それがCの音なのです。つまりへ音記号の上第一線と、ト音記号の下第一線は音域的にも全く同じ音です。もちろん五種類と思っても間違いではありません。五線の中だけで判断すればそうなりますから。

 これらの移調譜を全部読めればいいのです(指揮者は全部読めなければダメです)が、まずは自分の楽器と音域の近い楽器の楽譜を読めるようにします。

 フルート、オーボエ…②と③
 クラリネット、トランペット…③と②
 アルトサックス…④と⑤
 ホルン…⑤と④
 テナーサックス…③と①
 トロンボーン、ユーホ二ウム…①と③
 バスクラリネット…③と①
 バリトンサックス…④と①
 チューバ、コントラバス、ファゴット…①と④

 どのようにすれば、効率よく読めるのかですが「慣れ」しかないと思います。この二種類の楽譜を両方練習するのが最も手っ取り早いでしょう。移調楽譜を読む時に困るのが、♭や♯がいくつになるのかです。これも法則があります。

 C管は♭「0」です。F管は♭「1」、B♭管は♭「2」、E♭管は♭「3」です。この順番で♭が増えて行きます。例えばC管でinB♭の楽譜を見る時は、楽譜に書かれているものにさらに♭を二つ足します。E♭管でinFの楽譜を見る時は、♭を二つ減らす訳です。えっ、inFの楽譜が♭一つしかなかったらどうするのかって?♯が一つ付くんです。ややこしいと思われるかも知れませんが、理屈がわかってしまうと簡単です。これが出来るようになると、少人数での合奏がより効果的になるでしょう。

 ちなみに私がフルートを吹いている時は、inE♭の楽譜は、inCのへ音記号読みで♭を三つ余分に付けて読みますので読みやすいです。inB♭の楽譜は、書かれてある音を一音下げて読みます。一音下げて読むのは、昔ユーホニウムをやっていた時に、へ音記号のinB♭(今は使わなくなりました)とinCの楽譜の両方読んでいたので、比較的慣れています。G管のアルトフルートでinCの楽譜を読む時は、五線譜第二線が「G」ですから、ここがアルトフルートの「ド」になりますので、昔読み慣れていた応用で読めます。余りにも「ド」の位置があり過ぎるので、時々こんがらがりますけど…(笑)

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~ Comment ~

移動ドは苦手 

私にとって、子どもの頃に通った音楽教室が音楽と向き合う最初の場でした。演奏と平行して楽譜の読み方や音の聞き取り方も教えてもらいましたが、たぶんそれが仇(?)となり中途半端な絶対音感を持っています。
何事も経験した方が良いですし、能力は無いより有った方がが良いのですが、その中途半端な絶対音感のせいで高校でホルンを吹いた時は苦労しました。どう聞いてもFの音なのにドと書いてあります。なまじ楽譜に慣れているのでドと書かれていたらドが鳴らないと気持ち悪いです。考えた末、楽譜のドはファと読むことで対応したのですが、きっとそれは正しい対策ではなかったのでしょうね。たまに配られるマーチングの楽譜はin E♭で表記されていて(本文中の④ですね)、後打ちだけなのに初見はできませんでした。私の頭の中ではファに読み替えた上に1音下げなくてはいけなかったので、曲の流れに間に合わなかったのです(苦笑)

全部読めるたかさんを尊敬します。正直、たかさんの頭の中を覗いてみたいです。覗いたところで、記事を読んでもポカーンとしている私には分からないのでしょうけれど;;;

Re: 移動ドは苦手 

春子さん

 絶対音感があって、inCの楽譜に慣れている人にとっては、移調楽器とその楽譜は、違和感があるのでしょうね。私の教え子にも、そういう子がいますよ。

 私の場合、子どもの頃は音楽が苦手で楽譜が読めなかったことが幸いしたのかもしれません(笑)。何しろ金管楽器をやっていた時は、ピストンを押す番号を音符の下に書いて、それしか見ませんでしたから(爆)。ですから、一音下げなければならないとか、ト音記号だろうがへ音記号だろうが、一切関係なし! あはは。

 でも聴音をやり出した時は困りましたねえ…。聞こえる音がCだと分かっても、五線譜に書く時に、どこに書いていいのか、わからないのです。聴音を教えてくださった先生もあきれてました。何と言っても、ドイツ音名で鳴った音を言うのは、完璧に言えても、「ドレミ」に直すと言えないのです。私の場合、ドイツ音名はいわゆる「固定ド」で、イタリア音名は「移動ド」なんですね。全く自分でもあきれているというか、不思議と言うか…。

 この記事を読み返すと、確かに難しいですねえ。もっとわかりやすくしないと、子どもたちに、ちゃんと教えられないなあと反省してます。
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