2012/05/17 05:00:00
このテーマは当ブログで何度か取り上げています。今回は実際に私が受けた依頼をもとにして記事を書きました。私の娘も中学校でフルートを始めました。今は私のフルートを吹いていますが、そのうちにマイフルートを買ってやろうかと思っています。でもウチの経済状態から考えると、そうそう高い楽器を買っていられません。20万円以内で買えるものがほしいと考えるのは普通のことでしょう。
私が受けた依頼もほぼ同様のものでした。そこで頭部管銀モデルの中から適当と思われるものを考えました。頭部管銀モデルと言っても、10万円台のものと20万円台のものの2種類に分かれます。この違いは頭部管の違いによるものと私は考えています。どちらも素材は銀ですが、10万円台のものは、歌口まで機械で作っています。もちろん日本の技術レベルは高いので、これでも十分なのですが、やはりハンドメイドクラスの頭部管の方がパワフルなのです。
そうすると、吹奏楽で3年以上使うことを考えたら20万円台のフルートを買う方が得策でしょう。この価格帯のフルートは、各メーカーから出ていますが、吹奏楽で使うことを考えたら、腹圧の弱い人は、ヤマハかパールがいいでしょう。腹圧のある人ならサンキョウがいいと思います。これらのフルートは定価も微妙に違いますが値引き率も違います。腹圧のある人がヤマハやパールを吹けないわけではありませんので、この2社から選ぶのが無難かなと考えました。この2社の違いは音色の差です。ヤマハは明るい音。パールは落ち着いた音です。私が総銀製のフルートを買う時も、ヤマハのビジューかパールのマエスタかで、最後まで迷いましたっけ…。決め手は「音」とコストパフォーマンスでした。
それと同じことを今回も考えました。もともとパールの方が定価が安い上に値引き率も多いのです。最後の決め手は6月下旬までメーカーからの1万円のキャッシュバックがあることでした。パールの落ち着いた音が嫌いでなければ、とてもお買い得です。なんかパールの回し者のようになっていますね…。詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.pearlgakki.com/_blog/?p=18529
私の娘は、腹圧が強いのでサンキョウがいいかと思っています。でもちょっとお高いので中古を探しています。某楽器店のHPにはサンキョウの頭部管銀モデルが何本かアップされてましたが、もうほとんど売れてしまつたようです。うーむ、同じことを考えている人が多いんでしょうね。
私が受けた依頼もほぼ同様のものでした。そこで頭部管銀モデルの中から適当と思われるものを考えました。頭部管銀モデルと言っても、10万円台のものと20万円台のものの2種類に分かれます。この違いは頭部管の違いによるものと私は考えています。どちらも素材は銀ですが、10万円台のものは、歌口まで機械で作っています。もちろん日本の技術レベルは高いので、これでも十分なのですが、やはりハンドメイドクラスの頭部管の方がパワフルなのです。
そうすると、吹奏楽で3年以上使うことを考えたら20万円台のフルートを買う方が得策でしょう。この価格帯のフルートは、各メーカーから出ていますが、吹奏楽で使うことを考えたら、腹圧の弱い人は、ヤマハかパールがいいでしょう。腹圧のある人ならサンキョウがいいと思います。これらのフルートは定価も微妙に違いますが値引き率も違います。腹圧のある人がヤマハやパールを吹けないわけではありませんので、この2社から選ぶのが無難かなと考えました。この2社の違いは音色の差です。ヤマハは明るい音。パールは落ち着いた音です。私が総銀製のフルートを買う時も、ヤマハのビジューかパールのマエスタかで、最後まで迷いましたっけ…。決め手は「音」とコストパフォーマンスでした。
それと同じことを今回も考えました。もともとパールの方が定価が安い上に値引き率も多いのです。最後の決め手は6月下旬までメーカーからの1万円のキャッシュバックがあることでした。パールの落ち着いた音が嫌いでなければ、とてもお買い得です。なんかパールの回し者のようになっていますね…。詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.pearlgakki.com/_blog/?p=18529
私の娘は、腹圧が強いのでサンキョウがいいかと思っています。でもちょっとお高いので中古を探しています。某楽器店のHPにはサンキョウの頭部管銀モデルが何本かアップされてましたが、もうほとんど売れてしまつたようです。うーむ、同じことを考えている人が多いんでしょうね。
2012/05/14 05:00:00
ゴールデンウィーク明けの最初の土日、私の勤務校の吹奏楽部が二日続けての本番をこなして来ました。演奏曲目は共通するものが多かったものの、さすがに疲れました。土曜日はお隣の市で行われた「マーチング・オン・ステージ2012」でした。
この本番は会館の大ホールで行われました。いわばステージドリルです。それでも舞台前面にあるオーケストラピットを上げて、ステージを広げて演奏・演技をします。普通の演奏会なら音楽室等で練習していれば良いのですが、このステージドリルはもっと広い場所で練習しないといけません。学校の体育館が借りられれば良いのですが、運動部が体育館を使っていることも多いので、体育館はなかなか使わせてもらえません。そこで前日と前々日の二日間は近隣の市立体育館を借りての練習となりました。合わせて4日間学校の外に出てリハーサルと本番をやってきたわけです。
土曜日の本番を終えた後は、学校に戻って来て翌日のための練習を夜8時近くまでやっていました。何と言っても日曜日の本番は「東京ディズニー・シー(TDS)」なのです。その「ミュージックフェスティバルプログラム」で演奏することになっていました。気合いが入るわけだ〜。演奏場所はTDSのエントランス前の地球儀のある所です。ここに屋外ステージがあります。ここでマーチングをやらせてもらいました。
演奏開始は午前11時30分でした。本番直前、控室からTDS場内に入る直前は、さすがに子どもたちは緊張の色を隠せませんでした。
「場内に入ったら、もうあなたたちはプロ。お客さんに楽しんでもらえるステージにしなさい」
と私は子どもたちに声をかけました。場内に入ると、さすがですね〜。みんな明るい笑顔でお客さんに手を振っています。
「やるなあ〜」と、正直思いました。演奏もこの子たちにとっては、ほぼベストに近いものが出せたと思います。演奏終了後は、TDSでのんびりと遊びました。場内ではTDS専属のバンドが演奏をしていました。こういうのを聞くと「やっぱり本当のプロは違うなあ」と思いました。子どもたちも、きっとそれを感じていると思います。今後の糧にしてほしいと思いました。
この本番は会館の大ホールで行われました。いわばステージドリルです。それでも舞台前面にあるオーケストラピットを上げて、ステージを広げて演奏・演技をします。普通の演奏会なら音楽室等で練習していれば良いのですが、このステージドリルはもっと広い場所で練習しないといけません。学校の体育館が借りられれば良いのですが、運動部が体育館を使っていることも多いので、体育館はなかなか使わせてもらえません。そこで前日と前々日の二日間は近隣の市立体育館を借りての練習となりました。合わせて4日間学校の外に出てリハーサルと本番をやってきたわけです。
土曜日の本番を終えた後は、学校に戻って来て翌日のための練習を夜8時近くまでやっていました。何と言っても日曜日の本番は「東京ディズニー・シー(TDS)」なのです。その「ミュージックフェスティバルプログラム」で演奏することになっていました。気合いが入るわけだ〜。演奏場所はTDSのエントランス前の地球儀のある所です。ここに屋外ステージがあります。ここでマーチングをやらせてもらいました。
演奏開始は午前11時30分でした。本番直前、控室からTDS場内に入る直前は、さすがに子どもたちは緊張の色を隠せませんでした。
「場内に入ったら、もうあなたたちはプロ。お客さんに楽しんでもらえるステージにしなさい」
と私は子どもたちに声をかけました。場内に入ると、さすがですね〜。みんな明るい笑顔でお客さんに手を振っています。
「やるなあ〜」と、正直思いました。演奏もこの子たちにとっては、ほぼベストに近いものが出せたと思います。演奏終了後は、TDSでのんびりと遊びました。場内ではTDS専属のバンドが演奏をしていました。こういうのを聞くと「やっぱり本当のプロは違うなあ」と思いました。子どもたちも、きっとそれを感じていると思います。今後の糧にしてほしいと思いました。
2012/05/11 05:00:00
うちの下の娘は今年中学一年生になりました。「中学生になったら吹奏楽部に入る」と言っていましたが、何の楽器をやりたいかはハッキリと言いませんでした。小学校の時は和太鼓をやっていて、和太鼓クラブのセンターを務めていました(笑)。上の娘も小学校の時は和太鼓クラブに入っていました。「中学生になったら吹奏楽部に入ってフルートをやる」と言ってましたが、打楽器担当になりました。吹奏楽部の担当楽器決めは、なかなか苦労することを私はよく知っています。それだけに上の娘が打楽器担当になったのは「まあ、仕方がないね〜」と思っていました。
そういう事情を知っていた下の娘は、何をやりたいかハッキリ言わなかったのです。「希望した楽器をやれるわけじゃないんでしょ」と言っていました。「でも何をやりたいか希望を出さないといけないからね」と言って楽器屋さんに連れていって、娘にいろいろな楽器を見せました。その様子を見ると、どうもフルートをやりたそうだったのです。そこで「フルートをやってみたい?」と聞いて見ました。「うん」と言うのが娘の答えでした。「どうして?」とふたたび聞いてみると、「だって大きくて重たい楽器はやだもん」という答えが返ってきました(がっくり…)。
まあでも、こういうちょっとわがままな方が案外第一希望の楽器担当になったりするのです。「他の楽器担当になっても、ちゃんとやるんだぞ」とクギを差しておきましたけど。「お父さんのフルートを貸してくれる?オーディションがあるんだ」と言われたので喜んで娘にフルートを貸しました。貸したフルートはヤマハYFL281です。リングキーの楽器なので、穴を塞ぐプラグを付け、サンキョウFT頭部管は、ちょっと難しいので、ヤマハオリジナルのCY頭部管に戻して渡しました。オーディションの日までピーピーと吹いて練習していましたが、ようやくフルートを担当することが正式に決まりました。うちのカミさんは「新しい楽器を買わないで済んだ」と大喜びしてましたが、さて、それはどうかな?(笑)
そういう事情を知っていた下の娘は、何をやりたいかハッキリ言わなかったのです。「希望した楽器をやれるわけじゃないんでしょ」と言っていました。「でも何をやりたいか希望を出さないといけないからね」と言って楽器屋さんに連れていって、娘にいろいろな楽器を見せました。その様子を見ると、どうもフルートをやりたそうだったのです。そこで「フルートをやってみたい?」と聞いて見ました。「うん」と言うのが娘の答えでした。「どうして?」とふたたび聞いてみると、「だって大きくて重たい楽器はやだもん」という答えが返ってきました(がっくり…)。
まあでも、こういうちょっとわがままな方が案外第一希望の楽器担当になったりするのです。「他の楽器担当になっても、ちゃんとやるんだぞ」とクギを差しておきましたけど。「お父さんのフルートを貸してくれる?オーディションがあるんだ」と言われたので喜んで娘にフルートを貸しました。貸したフルートはヤマハYFL281です。リングキーの楽器なので、穴を塞ぐプラグを付け、サンキョウFT頭部管は、ちょっと難しいので、ヤマハオリジナルのCY頭部管に戻して渡しました。オーディションの日までピーピーと吹いて練習していましたが、ようやくフルートを担当することが正式に決まりました。うちのカミさんは「新しい楽器を買わないで済んだ」と大喜びしてましたが、さて、それはどうかな?(笑)
2012/05/09 05:00:00
この記事は「合奏理論」のカテゴリに入れますが、形式上は「練習日記」です。
私が指導している学校のある一日の話です。この日はオーボエの講師の先生に来ていただいてレッスンがありました。私はそのレッスンを後ろで聞いていました。これは私のいつもの行動ですが、次は違った行動を取っていました。隣の教室からピッコロを吹く音が聞こえて来たのです。何気なく音出しをしていたのですが、その音色といい、音程といい、非の打ちどころのない音でした。こんなにピッコロの上手い子がいたっけ?と思って、隣の部屋を見に行くと、春先に音程が悪くてどうしようもなかった生徒が1人でピッコロを吹いていました。楽器自体も状態があまり良くなくて、メーカーに調整に出して還ってきたピッコロでした。
あの吹きにくいピッコロをよくここまで吹けるようになったなあと、感心しながら聞いていると、一番フルートの子が、この部屋に入って来ました。2人で今年の吹奏楽コンクールの曲をさらい始めたのです。メロディーを吹き始めたら、途端に音が悪くなりました。どうやらピッチを気にして吹いているようです。この2人は高校生としては、かなり上手な方ですが、このくらいのレベルになると、
ピッチを気にしない方が合うんだけどなあ・・・
と思いながら聞いていました。(でも子どもたちにはこのセリフは言いません。勘違いされやすいからです)
しかもよく聞くと、ピッコロとフルートの音質がちょっと違うじゃない、とも思いました。こういう場合、もっともよくあるケースは、ピッチが同じなんだけれども、管の長さが違う場合です。簡単に言うと、口では445Hzを出しているのに、それを管を抜くことで442Hzに合わせているような場合です。もちろん口で低いのを管を入れて高くする逆の場合もあります。これを機械で計るとピッチは同じですが、音が合っているようには聞こえません。そこで部屋に入って確かめることにしました。しかし、原因はこれではありませんでした。
フルートの音色がいつもと違うので、どうしてかを率直に聞きました。本人は「その日によって音色が違うんです」などと言ってましたが、「今まで今日みたいな音色は聞いたことがないんだけど」と言ったら、「実はさっきまで一番クラリネットと、このメロディーを合わせてました」と言うのです。
それはフルートの音色がクラリネットに寄り過ぎたんじゃない
と思いました。これをすると、フルートの音が目立たず、クラリネットの音が前面に出て来ます。もちろんそういう作り方もありますが、ピッコロの子の音色を考えると、もうちょっと倍音が多くて明るめの音の方が合うはずです。でも、この日のフルートは倍音少なめで暗めの音なのです。それだと倍音多めのピッコロがフルートの上に乗るのは難しいのです。
「この曲を合わせる練習をするんだったらピッコロも仲間に入れて、フルート・クラリネット・ピッコロみんなで
歌い方と音色を研究する
ようにしなさい。もうチューナーを使って合わせるレベルじゃないからね」と言いました。子どもたちは「うわー、難しい」と言いながら、明るい顔になりました。
私が指導している学校のある一日の話です。この日はオーボエの講師の先生に来ていただいてレッスンがありました。私はそのレッスンを後ろで聞いていました。これは私のいつもの行動ですが、次は違った行動を取っていました。隣の教室からピッコロを吹く音が聞こえて来たのです。何気なく音出しをしていたのですが、その音色といい、音程といい、非の打ちどころのない音でした。こんなにピッコロの上手い子がいたっけ?と思って、隣の部屋を見に行くと、春先に音程が悪くてどうしようもなかった生徒が1人でピッコロを吹いていました。楽器自体も状態があまり良くなくて、メーカーに調整に出して還ってきたピッコロでした。
あの吹きにくいピッコロをよくここまで吹けるようになったなあと、感心しながら聞いていると、一番フルートの子が、この部屋に入って来ました。2人で今年の吹奏楽コンクールの曲をさらい始めたのです。メロディーを吹き始めたら、途端に音が悪くなりました。どうやらピッチを気にして吹いているようです。この2人は高校生としては、かなり上手な方ですが、このくらいのレベルになると、
ピッチを気にしない方が合うんだけどなあ・・・
と思いながら聞いていました。(でも子どもたちにはこのセリフは言いません。勘違いされやすいからです)
しかもよく聞くと、ピッコロとフルートの音質がちょっと違うじゃない、とも思いました。こういう場合、もっともよくあるケースは、ピッチが同じなんだけれども、管の長さが違う場合です。簡単に言うと、口では445Hzを出しているのに、それを管を抜くことで442Hzに合わせているような場合です。もちろん口で低いのを管を入れて高くする逆の場合もあります。これを機械で計るとピッチは同じですが、音が合っているようには聞こえません。そこで部屋に入って確かめることにしました。しかし、原因はこれではありませんでした。
フルートの音色がいつもと違うので、どうしてかを率直に聞きました。本人は「その日によって音色が違うんです」などと言ってましたが、「今まで今日みたいな音色は聞いたことがないんだけど」と言ったら、「実はさっきまで一番クラリネットと、このメロディーを合わせてました」と言うのです。
それはフルートの音色がクラリネットに寄り過ぎたんじゃない
と思いました。これをすると、フルートの音が目立たず、クラリネットの音が前面に出て来ます。もちろんそういう作り方もありますが、ピッコロの子の音色を考えると、もうちょっと倍音が多くて明るめの音の方が合うはずです。でも、この日のフルートは倍音少なめで暗めの音なのです。それだと倍音多めのピッコロがフルートの上に乗るのは難しいのです。
「この曲を合わせる練習をするんだったらピッコロも仲間に入れて、フルート・クラリネット・ピッコロみんなで
歌い方と音色を研究する
ようにしなさい。もうチューナーを使って合わせるレベルじゃないからね」と言いました。子どもたちは「うわー、難しい」と言いながら、明るい顔になりました。
2012/05/06 05:00:00
吹奏楽部の顧問は、その学校の先生しかなれません。当然のことながら、学校によっては吹奏楽の指導のできる教員がいない場合もあります。吹奏楽のことを全く知らない教員が吹奏楽部の顧問になることもあるわけで、外部に専門的な指導を依頼することも出てくるわけです。
これは難しい問題が含まれています。いわゆるプロを頼めば謝礼を支払わなければなりません。しかし、プロと言ってもいろいろです。はっきり言って教育現場にふさわしくない人もいます。プロに指導を依頼したら却って部活動がぐちゃぐちゃになったという話もあります。中にはプロと称して、実は音楽の専門的な教育すら受けていない人が指導者になって滅茶苦茶な指導をしていたという例もあったそうです。(これって詐欺じゃないの?)
今はアマチュアでもボランティアで子どもたちを熱心に指導している人もいますので、「音楽の専門教育を受けた」かどうかを殊更に問題視する必要もないと思いますが、間違ったことを教わると上達の障害になりますので、どういう経歴をお持ちの方なのかは確認させていただく方が良いでしょう。
もっとも大事なのは、「学校の事情を理解して、それに沿った指導をしていただける人」でないと、講師には向かないということでしょう。子どもたちの前で学校や顧問教師の批判をする人は吹奏楽部の講師には向きません。ご本人にはそういう意識はないのですが「君にこんなヒドイ楽器を使わせて、顧問の先生は何を考えているんだろうね」などと言おうものなら、もうその子どもは顧問教師を信頼することはしません。吹奏楽で使われる楽器は高価なものばかりです。学校の予算も限られていますから、修理に出すことすら不可能な場合もあるのに、そんな学校の事情は考えもしないのです。
音楽大学によっては、「学校の事情を理解して、それに沿った指導をする」ことを、学生に教えているところもあります。そのような音楽大学で学んだ人を招くのがもっとも無難だと思います。
これは難しい問題が含まれています。いわゆるプロを頼めば謝礼を支払わなければなりません。しかし、プロと言ってもいろいろです。はっきり言って教育現場にふさわしくない人もいます。プロに指導を依頼したら却って部活動がぐちゃぐちゃになったという話もあります。中にはプロと称して、実は音楽の専門的な教育すら受けていない人が指導者になって滅茶苦茶な指導をしていたという例もあったそうです。(これって詐欺じゃないの?)
今はアマチュアでもボランティアで子どもたちを熱心に指導している人もいますので、「音楽の専門教育を受けた」かどうかを殊更に問題視する必要もないと思いますが、間違ったことを教わると上達の障害になりますので、どういう経歴をお持ちの方なのかは確認させていただく方が良いでしょう。
もっとも大事なのは、「学校の事情を理解して、それに沿った指導をしていただける人」でないと、講師には向かないということでしょう。子どもたちの前で学校や顧問教師の批判をする人は吹奏楽部の講師には向きません。ご本人にはそういう意識はないのですが「君にこんなヒドイ楽器を使わせて、顧問の先生は何を考えているんだろうね」などと言おうものなら、もうその子どもは顧問教師を信頼することはしません。吹奏楽で使われる楽器は高価なものばかりです。学校の予算も限られていますから、修理に出すことすら不可能な場合もあるのに、そんな学校の事情は考えもしないのです。
音楽大学によっては、「学校の事情を理解して、それに沿った指導をする」ことを、学生に教えているところもあります。そのような音楽大学で学んだ人を招くのがもっとも無難だと思います。


